【街を彩る落ち葉】
街中はクリスマス一色。そんな風景に趣を付け加えているのが「落ち葉」。
冬になると、落葉樹の葉が落ちて、もの悲しくもあり、美しくもあります。そんな落ち葉ですが、単に不必要になっただけではなく、「スピリチュアルな意味合い」も込められていることをご存じでしょうか?
【落ち葉を落とす落葉樹】
前述したように落ち葉を落とすのは、「落葉樹」と呼ばれる種類です。
こちらの木は、秋が深まるとともに、葉の色が変わります。緑から黄色や、赤などに変化し、私たちの目を美しく楽しませてくれます。「紅葉狩り」のような秋の風物詩は、落葉樹によって提供されるものですが、冬になると、今度は色が失われて葉を散らしていきます。
冬になると、このような落葉樹から葉がなくなり、枯れ木のような姿で春まで過ごすことになります。これは動物でいえば「冬眠」にあたる現象ですが、そもそも葉を1年で散らして新しいものにするというのは、低コストで作れる葉を使い捨てにすることで、自らの成長を高めるという意味もあるのだそうです。
【落ち葉に込められたエネルギー】
そんな落葉樹から落ちた葉はどうなるのでしょうか?
都会では集められて捨てられてしまいますし、田舎でも集めて燃やされたりするのが基本です。一部では集めて畑の肥やしにしたりもするそうです。また、今ではあまり見ることが出来なくなりましたが、「焼き芋を落ち葉で作る」というのは、一昔前の定番でした。
落ち葉が簡単に燃えて、焼き芋に使えるというのは、葉っぱが乾燥しているからということもありますが、夏から秋にかけて「葉が充分に吸収してきた太陽エネルギーが蓄積されている」からなのです。乾燥しているだけでなく、このような蓄積したエネルギーがあるからこそ、落ち葉はよく燃えるわけです。
【イチョウの葉が持つスピリチュアルな意味】
そんなエネルギーはスピリチュアルな方面でも活用することが出来ます。
今回は、都内ならば今の時期でも比較的手に入りやすい、「イチョウ」を使ってみましょう。イチョウには「占い」「愛情」といったエネルギーがあるとされています。