これは、ソフトウェアーの開発などでもそうですね。
わたくしは昔、エンジニアをしておりまして、
工場のコンピューター制御のためのソフトをつくっていました。
ソフトウェアーを作るときは、
起こりうるすべてのネガティブな可能性を、全部洗い出して、
その都度その都度、対応できるようにソフトは作ります。
あらゆる間違いを想定して作るのです。
工場などでは、機械が暴走したりすると、
工場を爆破させてしまう危険性があります。
人は必ず間違える可能性がある。
操作をミスする可能性がある。
ですから、ソフト開発者は、その間違える可能性を全部考え、
その可能性すべてに対応できるようにソフトを作るのです。
これが出来たとき、安全なソフトウェアーができるのです。
それは、
人生というソフトウェアーも同じです。
《妖怪シャッターおろしマンの言いなりになるな!》
あなたが安心して自分の能力を最大に発揮して大きな冒険するには、
起こりうるあらゆるネガティブを一度想定してみましょう。
そして、こうなったらああしよう、を考えておくのです。
すると、驚く程に、
「なんだ、こうなったら、ああすればいいのか」という楽な気持ちになると思います。
今まで、ちゃんと対処を考えてなかったから不安だったのだと気づくと思います。
単に嫌だなと思って、
見たくないと思って、
がらがらがらっとシャッターを下ろしてたから、
だから強烈に潜在意識の中で不安を抱えていたのです!!
妖怪シャッターおろしマンが登場したら、
すぐにシャッターを開ける様にしてください。
見たくないと思った不安は、絶対に見てみましょう。
シャッターを下ろしてはいけません。
必ずその妖怪シャッターおろしマンの言いなりになってはいけないのです。
《不安の対策こそが冒険への誘い。
今こそ未来を自由に生きるためのネガティブ考を!》
色々なネガティブの可能性を想定しておけば、
実に安心して色んなことにチャレンジできるようになります。
それはあなたを自由にするための想定なのです。
これ、ネガティブの対処を考えない人は、冒険できないんですよ。
もう一度いいますが、ネガティブの対処を考えない人は、冒険できないのですよ。
ああなったらどうしよう……で思考が止まっていて、
ああなったらこうしよう! という所まで思考していないのです。
山に冒険に行く人は、あらゆるネガティブを想定して、
それに対処してるから、冒険できるんです!!!
危険があったらどうしよう……で思考止めてると冒険はできない。
危険があってもその対処を考えてるから冒険に行けるのです。
それには、ネガティブをまじまじと見れないと対処できるようにはなりません。
まじまじとネガティブを観察して、そうなっても大丈夫なようにするのです。
それができると、本当に自由に冒険ができるようになります。
本当に自由に夢や目標を立てることができるようになるのです。
これが「未来を自由に生きるためのネガティブ考」です。
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