はいっ! こんにちは! みなさまの気づきを応援するスピリチュアル用語解説のTanちゃんです。
【8月といえばお盆! ということでテーマは!?】
さぁ、というわけでまさに夏まっさかりでございますが、いや〜〜〜暑いですね〜〜。皆さん夏バテしてませんでしょうか? 8月はですね、日本全国各地でお盆がありますよね。というわけで、今回のテーマはズバリ「ご先祖様」! で行きたいと思います〜〜。ひゅ〜〜〜〜〜どろどろどろ。ええ、ちょっと背筋も凍るホラーなお話になるかもですよ〜。うっひっひ……。
【あなたのご先祖様は何人いるのか?】
さて、あなたは自分のご先祖様が何人いらっしゃるかご存知ですか? 自分が今回産まれて来るまでに、いったい何人の人を介して自分にたどり着いたんでしょう???
自分に父と母の両親がいますよね。そして、その父と母のそれぞれにまた父と母がいますよね。これはおじいちゃん、おばあちゃんですね。さらにそのおじいちゃんとおばあちゃんにもそれぞれ両親がいますね……。とやっていくと、自分から3代前までで14人います。まあ、3代前までだったら実際に会っている可能性もあるご先祖様ですよね。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんですのでね。
さらにさかのぼりますと、6代前で126名のご先祖様が、そして7代前で254名。10代前で自分より前に全部で2046名のご先祖様がいます。わお〜! こうやって数字で見ると、たくさんのご先祖様が自分の上にいらっしゃいますね。
【ご先祖様を集めて「お盆祭り!」in 東京ドーム!?】
さぁ、もうこの際ですね、自分のご先祖様達を集めて東京ドームをいっぱいにしてしまいましょう! というイベントをすることになった場合、何代前までさかのぼれば東京ドームをご先祖様で満席にできるのか?
……というと、東京ドームは約5万人以上の観客を収容できますので、15代前までさかのぼってご先祖様を呼んでくれば、6万5千534人が集りますので、東京ドームを貸し切って、お盆祭りができるんですよ!
わはは〜! あ、入れない人達もだいぶいますね。アリーナ席の取り合いで、ご先祖様同士でとんでもない大ゲンカになるかもしれません。(笑)
まぁ、というわけでですね、さかのぼっていくと東京ドームなんてあっという間に満席にするほど、ご先祖様の人数がいらっしゃるわけです。
で、これだけのご先祖様がいらっしゃって、1人でも欠けていたら自分は存在しない……。な〜んてよく言われたりしますよね。うん。確かにそうだよな〜。
たとえばですね、江戸時代のご先祖様のお父さんとお母さんの出会いのエピソードが、井戸に水を汲みに行った時だったとして、もしその日が大雨で井戸に行けなかった! なんてことがあったりしたら、もう自分は今ここにいなかったかもしれない……なんてことになるわけですよね。
ちなみに私の祖父と祖母は関東大震災がきっかけで知り合いましたので、あそこでもし地震が無かったら私は今ここに存在していないですし、ということはこの記事も存在していないわけです。わはは〜〜。まさにパラレルワールドですね。
なので、本当に自分の上に立つ壮大な人数のご先祖様が居らっしゃって、その上で今の自分があるんだ! と考えると本当に感慨深いものがありますし、なんだかお墓屋さんの宣伝文句のようになってしまいますが、ご先祖様はきちんと敬いましょう〜! というのは確かに大切なわけです。
ええ、そうっちゃそうなのですが……、どうも、皆さまご先祖様をいい意味でも悪い意味でも敬い過ぎというところがあったりします。どういうことかというとですね、ご先祖様はもう亡くなっているわけですよ。で、もの申さない魂ですよね……。
【ご先祖様って本当に私たちを助けてくれてるの?】
実はね、ここからがちょっとホラーな話なのです。
ご先祖様というのは確かに、有難い存在であることは間違いないのですが、かつて人間だったわけです。人として生きていた、ということです。でね、どぉ〜〜〜も日本の一般的な考え方というのは、人が亡くなると「仏」になってしまうからか、亡くなってしまうと一挙にその人が美化されてしまう傾向が強いんです。
つまりは、生前がどんな人だったかに限らず、亡くなった時点でその人は「全てを悟って素晴らしい存在になってあの世にいるのではないか」というだいぶ美しい概念がなんとなく根付いてしまっているのです。
そういうのがあるためか、日本人はたいてい亡くなった人を悪くは言いません。生前にどんなに悪いヤツだったとしても、ズルいヤツだったとしても、絶対に悪くは言わないんですよね。たぶん、仏さんの悪口なんて言ったら、周りから軽蔑の嵐ですもんね。うん、それはね別に構わないんですけども、でもね、亡くなったからってその魂が一挙にすべてを悟って素晴らしい存在になるかっちゅーと、まーーーーったくそんなことはないわけです。
夢を壊してしまうような話かもしれませんが、生前にとんでもなくズルいヤツだった場合、死んだってズルいヤツのまんまなのです。生前にどスケベだったら、死んだってどスケベなまんまなんですよ。わはは〜。
で、何がホラーなのか? と言いますと……、はい、ご先祖様はみんながみんな「自分を助けてくれる存在」ってわけじゃないんですよ! ってことです。
「ええええ〜〜! だってあの時助けてくれたのはおばあちゃんだと思っていたのに!」とか? そんな声も聞こえて来そうですが、ええ、そういうエピソードもあるでしょうね。でもご先祖様というのは、そんな素敵なおばあちゃんやおじいちゃんだけじゃないんですよ。
「それって、どういうこと?」って感じでしょう?
はい、ズバリ申し上げますと、残念ながら自分の人生を邪魔してくるご先祖様もいるよ〜〜ってことです。
がーーーーーん!って感じですか?(笑)
はい、これはですね、死者の魂に操られてしまっている人もいるってことなんです。そしてそれが、ご先祖様の魂の場合があるのです。だってね、ご先祖様ってさかのぼったら何千人も何万人もいるわけですよ。全員がいい人だったわけないでしょう? それで、死んだからって全員が聖人のような美しい魂になって助けてくれる存在になる、なーんてことはないわけです。
そもそもそういう考えが、かなり自分に都合の良過ぎる考えだと思いませんか(笑)? そしてそういった生きている人達の都合の良いエゴの部分をを利用して、生きている人達をコントロールしてご先祖様が子孫を操って自分の思い通りに事を運ばせようとしたりするのです。
そういったことが顕著に現れやすい時期というのが、このお盆だったり、お彼岸だったり、命日だったり、法事の時だったりするのです。
ご先祖様が生きている子孫の口を借りて、自分の言いたかった事を言わせたりして、親戚同士で仲違いを起こさせたり、土地の売買や家の建て直し、増築など、ご先祖様が自分の意見を反映させるために生きている人達をコントロールしようとしたりすることがあります。
これは、そこに居る子孫達のため、と思ってやっているのではなく、今まさに現実世界で生きている人達の都合や思いも考えずに、死者の魂がこの世に残して来た未練を果たしたくてただやらせているだけだったりもするのです。かつて敵方だったところに敵討ちのような行動を起こさせる場合もあります。
【ご先祖様にお願いする代償】
この、ご先祖様(死者)の魂に操られる、というのはですね一種の憑依なんです。ですので、まったく自分では言うつもりの無い言葉を親戚の前で口走ってしまったり、いつもだったら有り得ないことを決定した、やってしまったりというのがあったら、それはあなたの無意識を利用してご先祖様が操っている可能性もあるわけです。
生前に念の強かったご先祖様がいらっしゃったら、その方かもしれませんね。
お仏壇やお墓の前で、ご先祖様に向かって何かをお願いするクセがついてしまっていませんか?
相手が見えない存在であっても「依存」は「支配」を生みます。ご先祖様は何かをお願いする対象ではありません。ご先祖様の存在を敬って感謝するのは良いのですが、なんでもかんでもご先祖様にいつもいつもお願いしたり懇願したりするクセがついてしまっている人は、足下を見て来るご先祖様もいるかもしれない、と常に思っておきましょう。
よくですね、農家のお宅などで、居間の壁や仏壇のまわりに歴代のご先祖様の写真をずら〜〜っと飾っていらっしゃるお家とかありますよね。あと、会社を経営していて社長室に歴代の社長や会長の写真が並べられているなどですね。こういうのはあまりおすすめしません。
掲げる必要はないのです。なにかにつけて「ご先祖様が見ているから」なんていちいち考える必要はありません。過去ばかりを気にして、ご先祖様のためにやっているのではなく、今そこで生きている人達がきちんと未来を見据えて自分の天命を生きてやっていくことが大切です。
過去や先祖から学ぶことはあっても、過去に捕われすぎてしまったら、進化・成長・発展は望めませんので、今からとこれからを考えて生きて行きましょう。
【私、先祖にコントロールされやすいかも! そんな時は……?】
どうも、お盆やお彼岸になると調子が悪い、いつもと違う、という方、憑依体質の可能性もあります。
そういう方は、なんかどうも調子が変だと感じた時にヘアサロンに髪をカットしに行きましょう。毛先を揃えるだけでも効果があります。髪のボリュームを少し減らしてみるのも良いですよ。
あとは、家で白檀(サンダルウッド)のお香やセージを焚くとか、フランキンセンスやローズマリーの精油を少しのキャリアオイルと混ぜて首の付け根の後ろに塗るなども効果があります。
お墓参りの前は必ず自分のオーラをプロテクトするように心がけ、フラワーエッセンスのスプレーなどでオーラを守るのもおすすめです。
憑依体質の人は自分の身体を明け渡してしまいやすい体質ですので、普段から自分の芯がズレないようにする練習も必要です。ぼーっとするような無意識の状態になったら、いつでも気づけるようになっておくとよいでしょう。
「あらやだ! あたし今一点見つめになっていたわ!」とかですね(笑)気づかないうちに、家に帰って来ていたとか、いつのまにかちゃんとお風呂に入って身体も洗い終わっていたとか、そういう傾向がある人は無意識状態が多い人ですので、考え事ををしているうちに無意識状態になってしまわないように、腹や丹田(おへその下)に意識を持つように注意するクセをつけましょう。丹田は肉体と魂を繋いでいる場所ですのでね。
はい!というわけで、今回のテーマは「ご先祖様」でお送りしました。
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