大国主大神と和加須世理姫神の新婚の地⁉︎ 恋愛&結婚運を高める神社☆那賣佐神社2

とかく和加須世理姫神といえば、嫉妬深いとか怖い女神代表みたいに謂われることもありますが、それは違うのではないでしょうか?

お待たせしました、和加須世理姫神が大国主大神をとびっきりのイイ男に育てたコツを教えていただける神社の続きです。

 

和加須世理姫神は褒め上手で叱り上手

ゼェゼェハァハァ息を切らしながら登った先に涼やかに鎮座する那賣佐神社。

なんだか和加須世理姫神が『お疲れ様』とにっこりと美しく微笑んでいらっしゃるようだと思いませんか?
美女の微笑みって疲れが吹っ飛びます!
そう、微笑みは万人に安らぎを与える。尚且つ、褒めてくれたらさらに嬉しさ倍増! この微笑みもまた大国主大神をとびっきりのイイ男に育てたコツの1つでしょう。

同時に褒め上手。

認められたり褒められるのはやっぱり嬉しいものです。

男性は女性以上に単純なので、そういったことで恋に落ちてしまうのかも⁉︎

そして、ただ褒めるだけでなく、叱り上手。
ダメな事はダメとはっきりと伝え、出来れば褒める。
犬のしつけみたいだなと思ったあなた、それ、正解! 叱る&褒めるの二本立てが分かりやすいようですよ。
意外と叱られるのが好きな男性も多いですしね。
怒るのは感情ですが、叱るのは愛故にですから。愛されてるな、気にかけてもらえてるなと嬉しくなるのでしょう。

そして、男性は単純なので分かりやすい方がいいのですが、女性はだらだらと理由を言って結論を言うから伝わらない。
先に結論を言ってから理由を伝えた方が伝わりやすい。
女性は気持ちを分かち合いたいけど、男性は討論して結論へと導きたいもの。
どうするか気持ちは決まっているけど行き場のない想いを分かってほしいなら、話を聞いてほしいと最初に伝えた方がいい。
それを伝えずに分かってほしいは伝わらないと思った方がいいでしょう。

それを和加須世理姫神は分かっていて、上手に叱って褒めて、大国主大神の御心を射止め、共に国造りをするパートナーとして選ばれたのかもしれませんね。

 

大国主大神を支えた強く美しい花、それが和加須世理姫神

そう、和加須世理姫神ただの美しい花ではなかった。
芯の強さ、公平さと冷静さ、思慮深さ、夫を支える深い愛情も持ち合わせていらっしゃった。
愛でるだけなら美しい花でいいけど、国造りを共にするならそれでは困る。
須佐之男神と櫛稲田姫神の愛娘だけあって、その辺りを心得ていらっしゃる。
とかく和加須世理姫神といえば、嫉妬深いとか怖い女神代表みたいに謂われることもありますが、それは違うのではないでしょうか? 本当に素晴らしい女神であったからこそ、根も葉もない噂が神話となって現代に伝わったのかもしれませんね。

 

脳内変換勝手に神様イラストコーナー☆和加須世理姫神

さて、そんな和加須世理姫神をイラストにするならこんな感じでしょうか。
テーマは『初夜の夜明け』というところかな? その頃はまだ、自分が后となるだなんて思ってもいらっしゃらなかったことでしょう。
ただ愛した。ひたすらに、想いのままに。
それが大国主大神を支えた何よりの原動力だったのでしょうね。

是非皆様も、和加須世理姫神に唯一筋に愛しぬける相手と出逢えますように。

 

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