神々は虹と波に乗って出雲に降り立つ⁉︎ 全国の神々を海より導く神使☆龍蛇神2

どんな困難があったとしても、それは越えられるから起きる。 そして、人は成長する度に新たな困難にぶつかり、乗り越えて強くなる、優しくなる。
神々は虹と波に乗って出雲に降り立つ⁉︎ 全国の神々を海より導く神使☆龍蛇神2

大変お待たせいたしました、今年の神迎祭のレポートの続きです。

稲佐の浜にて八百万の神々を出迎え先導する龍蛇神、そして神職の持つ絹垣の中の二本の神籬に蛍火の様に降りられた八百万の神々、その後を追って神迎えの道を歩きます。

狭い道を大勢の参拝者が規律を守って神々について歩む人々の姿は、内に宿る内在神が八百万の神々の光に吸い寄せられてついて行くかの様で、人の姿に神々の姿が被って視える不思議な光景でした。

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勢溜の二の鳥居をくぐり、下り参道を歩き、橋を渡って三の鳥居をくぐり、普段は禁止されている参道の中央を先導の神々に続いて歩きます。
出雲大社が近づくにつれて神籬の八百万の神々の光は強くなり、それに反応するかの様に、人々の内在神の光も強くなります。

提灯の灯りしかなく、辺りは暗いのに明るく視える、そんな不思議な風景。

四の鳥居をくぐって拝殿向かって左手から進み、左に曲がって神楽殿へと向かいます。

 

神の世界への昇殿

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神楽殿へと到着し、順次昇殿します。
写真撮影は禁止の為ありませんので、ここからは拙い文章でご勘弁を。

一歩神楽殿へと上がると、その空気の濃密さにクラっとし、人の身でこの場へと入入っていいのかとためらいました。
神楽殿はまさに神の国。
神楽殿を一歩上がった所に御神氣のベールがあり、それでさらに穢れを落とされ、そのベールは幾重にもあり、通過する度に心身も魂深くまでも清められている様で、人の殻を取り払われ、それぞれの内在神を身体の表面へと清め出しているかの様でした。

いつもなら、人の内に神がある、それに対して人の外に神があり、内在神が肉体を包むという不思議な感覚です。
内の神を外へと出さないとこの神の国へは上がれないのかもしれません。

神楽殿中央奥には、威厳溢れ豪奢な衣を纏った大国主大神が鎮座いしていらっしゃいます。
身震いするくらいの強い御神氣、麗しい御姿、肉眼では見えないその御姿ではありますが、その御神氣の強さを感じてか、目を細める方、ぼーっとされる方、涙を浮かべる方など多数見受けられました。
それもまた、内在神が外へと姿を現しているので、感覚が鋭くなっていたからかもしれませんね。

飛び交っていた八百万の神々、内在神の輝きも一列に並び、大国主大神へと頭を垂れます。
祝詞に反応する様に光を強弱し、この一年の成し遂げた事、無事にこの地へと再び来れた事などを神々は大国主大神へと伝えているかのようです。

言葉はいらない、ただ光で全てが伝わる。
大国主大神もまた光を持って応える。

一瞬一瞬光り輝くその煌めきが眩しくて、時折目を細めながら神事を拝見していました。

 

光の龍蛇神

代表参拝も終わり、神楽殿の電気は消され、八百万の神々の宿る神籬が東十九舎と西十九社へと移動される時が来ました。
神楽殿中央には、神々が歩まれる道が一筋開けられています。

暗闇に神職の警蹕が響き、神々が移動される事を継げます。
八百万の神々の光が一体と成り、神籬が輝きます。
今度は絹垣に隠されぬ神籬、それを持って足早に歩む神職の白い衣は八百万の神々の輝きを反射させ淡く輝き、輝きは伸びる光の尾となり、その姿はまさに青白く光る龍蛇神の姿そのものでした。

室内なので風など吹いてはいないはずなのに、龍蛇神が通り過ぎるその瞬間、中央から大きな光の波がブワーっと中央から外へと向かって広がって圧力を感じます。
大きな波の圧力なのに、身体に触れる瞬間には優しく柔らかで温かな絹で包まれ拭われる感じがします。
そして、新しい視えない着物をの様な護りを授けられ、身体の外へと出た内在神の格が一つ上がった気がしたのでした。

『あな嬉し……。』

ただ一言、内在神の恍惚の呟きがそこにいた全ての参拝者から聞こえない音となって脳内に響きます。
ひと時だけ神の姿に戻れる、それも神迎祭で感じられる特別な出来事かもしれませんね。

 

神在祭の出雲大社

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翌日、改めて参拝した出雲大社は、昨日の濃密な御神氣が和らぎ、穏やかな御神氣が満ちていました。
神々はこれから出雲大社上宮にて神議りをされ、来年のご縁を結ばれます。

(東十九社)

全国から集まった八百万の神々は、東十九社と、

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西十九社へと滞在されます。

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どんなご縁が結ばれたんでしょうね?
こんな穏やかな神在祭だったのです、きっとたくさんの良縁が結ばれ、喜び多い一年となる事でしょう。

どんな困難があったとしても、それは越えられるから起きる。
そして、人は成長する度に新たな困難にぶつかり、乗り越えて強くなる、優しくなる。
光の中の闇を、闇の中の光を、そのどちらをも磨き上げ輝き、輝きで相呼応する魂に成る。
神々は私達人に宿る内在神にそう成って欲しいと願ってくださっている事でしょう。

皆様を護る神々も神迎祭・神在祭で英気を養い、全国各地へ戻られたことでしょう。
是非お近くの神社へ、今年も出雲へと神議りに遠征してくださりありがとうございますと伝えに参拝してくださいね。

◆大阪・京都・東京への年内出張予定、そして新しいメニューをHPに更新しました。
是非ご覧くださいませ。
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