『「好き」はすごいパワーを持っている』
私たちが発するさまざまな感情の中でも、
好きは相当なパワーを持ちます。
「好き」から発するエネルギーは泉のように湧き上がります。
枯れることがありません。
でも、「ちょっと好き」のエネルギーは弱弱しくあやうい感じがします。
例えば、大好きなアーティストが日本に来てコンサートをする情報を見つけた瞬間、それを最優先にスケジュールを整えていきますよね。
ちょっと好きなアーティストだからコンサートに行けたらいいな、行けそうなら行こうかな! では、ああやっぱり予定が取れないから行けないとなってしまいがちです。
それは、最優先にスケジュールに配置していないからです。
最も大事なことは、最優先でスケジュールに書き込んで、
そこから周りを埋めていこうとするはずです。
それがどれだけ遠い場所でも、遅い時間でも関係ないはずです。
でも、ちょっと好きな場合は、場所が遠いし、時間も遅いしと、スケジュールに乗せることなく消えていくはずです。
「好き」はすごいパワーを持つからです。
『「好き」を仕事にすれば、まちがいなくあなたは輝きます。』
「好き」を仕事にしたらパワーとともに居られると思いませんか?
好きなことには時間も惜しまず、疲れも感じないものです。
仕事が好きでない人は、仕事は労働になっています。
労働はツライものです。
「好き」を仕事にすれば、まちがいなくあなたは輝きます。
「好き」を仕事にしたら、疲れません。
楽しくて、どんどんアイデアが生まれてきます。
「好き」なことをしている人は楽しそうに見えるので、周りに人が集まってきます。
「好き」を仕事とすると、お金は関係なくなります。
好きだからしたいのです、お金をもらいたいからしているのではなくなります。
お金のためにしたいのではなく、好きだからしたいのです。
労働をしている人は、お金のために仕事をしていませんか!
「好き」な仕事をしている人に仕事をしてもらいたい人が集まります。
仕事は、きちんとやってくれる人に頼みたいからです。
好きなことを仕事にしている人の仕事は、言われた仕事以上の出来栄えを見せます。
おまけに喜んで楽しくやってくれます。
頼んだ仕事が喜びの中から生まれたら素敵です。
好きなことをしていると、豊かさがやってきます。
世の中全体が、好きなことを仕事にしている人で構成されていたなら、
世界は笑顔でいっぱいになりそうです。
わくわくします。
『「好き」に従って行動すると、そこに道が現れます。』
好きなことを仕事にすると言っても、
好きなことが何かわからないという人がいます。
何でもいいのです、「好き」は周りにたくさんあるはずです。
寝るのが好きなのだけど……私の知り合いですが、彼女はどうしたらより深くより気持ちよく寝られるだろうかと眠りの研究を始め、枕ソムリエになりました。
テレビや雑誌で姿を見ることがあります。
お風呂や温泉が好きな方が、色々な温泉を訪ねてレポーターになった方がいます。
スィーツが大好きな方が、この地域のスィーツ、この素材のスィーツと膨大なデータを持ってライターをしています。
音楽が、楽器が、絵がアン・ハザウェイやエミリー・ブロンテどんなものも仕事になります。
「絵が好き」も、絵を描くのが好きな人も、絵を見るのが好きな人も、絵を飾るのが好きな人もそれぞれ違った分野の活躍ができるはずです。
仕事で依頼されたからやっている人の話より、
それが「好き」な人の話をみんな聞きたいのです。