あるがままの私になる〜あるがままの姿が一番美しい姿です〜

より多くのものを生産するというのは物質的には豊かに見えますが、大事なものを失うように感じます。

植物は知性も感情も記憶も持っています。

今日スーパーの野菜売り場で、見たことのないトマトを発見しました。
真っ赤で美味しそうに見えたので手に取ると、そのトマトがどうやって作られたのかの記載がありました。
「ストレスを与えて作られたトマトです。水に塩を入れて与えたので、トマトにストレスが加わり、おかげで甘いトマトになりました」と。
それを読んでとても胸が痛くなりました。
人間は、甘いトマトを求めるあまり、トマトが生き物だということを忘れてしまっています。
トマトをまるでモノのように扱っていることに悲しくなりました。
トマトは意識を持っています。感情さえ持っている生き物です。その体を他の命に与えています。トマトの愛がそうさせています。なのに、人間はトマトの愛をこんな形で受け取っているなんて。

バクスター氏が以前行った実験があります。
植物に嘘発見器をつけて、植物が記憶する力を持っているかどうかを調べるものでした。結果、植物は記憶も知性も持ち合わせていることがわかりました。
サボテンのトゲをぶちぶち抜いて電極を付けた後、トゲを抜いた人が部屋に入るたび、サボテンは震え上がったのです。
また殺人事件のあった部屋にあった植物に電極を付けて、犯人を特定したこともあります。

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植物は知性を持っています。
感情も記憶も持っています。

とんでもない大きな愛を持ち合わせているので、花も野菜も、私たち人間に自分の体を与えることを惜しまない存在です。

たくさん収穫するために、甘くするために、早く成長させるために
そんな植物たちにストレスを与えないでほしいと願います。

私たち人間も社会に出て、より出世するために、より認められたいために、
人より多く働いて、戦略を練って、
いつまでに何をどこまで達成するようにと、上の人たちに圧力をかけられます。
そうして長い間、人は生きてきました。
ストレスを感じているのは大人だけではありません。
幼稚園に入れば、他の子よりも勉強ができて、運動もできてと、比べることが始まります。
人は生きている間、いつも誰かに比べられています。
誰かに比べられるだけでなく、自分自身を他者と比べてもいます。

水の中に塩を加えたれて育ったトマトを見ながら、心が痛みました。
他にも、水を与えられずに少ない水分のみ与えられることで、甘くなる手法を加えられて育つ果物もあります。
植物は本来、大地と太陽が育てるものです。
自分では動くことも、水を得ることもできない植物に対して、人間が痛みを与えることが、愛に対しての行動とは思えないのです。

遺伝子組み換えも自然の形ではありません。
遺伝子組み換えをすると、自然界に圧力をかけることになります。
虫がつかないように遺伝子組み換えをしたお米は、生態系を壊しました。
環境を捻じ曲げてしまうのです。
人間の都合の良いように自然界に圧力をかけることは、人間がその圧力を受け取ることになります。
あるがままが本来の姿です。