フォースと共にあれ 〜瞑想はフォースを手にする方法〜

人は力を得るために学び、資格を取り、地位を得ることに努めています。しかし、「力」の可動領域は、この世界の1%なのです。「力」に対して、100%の領域にまたがる力「フォース」を手にする最善の方法をお伝えしましょう。

 

<フォースは無限の力です>

この世界は、「空、風、火、水、土」の五元素でできています。

この世界の源は「空」です。
それは、音も形も色も触覚もなく、真っ暗闇です。ですが、まったく何もないように思えながら、すべてが存在しています。何もないのにすべてがあるというのは矛盾しているように聞こえますが、空はエネルギーとしてすべてがありながら、まったく動きのない領域です。

「空」から最初に現れるのが「風」です。
風は目に見えず、つかむこともできませんが、感じることができます。風は波動です。目には見えないけれど、空間に動きが生じた状態です。

「風」から次に、目に見える「火」が生じます。
火は目に見えるし感じることもできますが、風のようにやはりまだつかむことはできません。それでも風より1歩進んでいる状態です。

火から次に「水」が生じます。
水は、目に見えるし、触れることもでき、また感じることもでき、実体があります。
でも、まだ固まっていないため、掴み続けることができません。

その水から次に「土」が生じます。
土は目で見ることができ、触れることもでき、感じることもでき、そして掴み続けることもできます。
こうして、源である空から、この世界が生じています。

私たちが触れて、感じることができ、確かな実体を経験できるのは「土」である、この世界だけです。

「土」_302422220

 

それ以外は、はっきりと目で見ることができない領域です。空は動きのないエネルギー場であり、風はまだ実体のない波動であり、火は風が一歩進んではいるけれどやはり実体がありません。「空、風、火」と、ここまでは、完全なエネルギーの世界です。そしてその次の「水」もまた、実体はありながらも、まだ掴み続けることはできないエネルギーの世界ですが、ここまでで最も濃いエネルギー場です。

「空、風、火、水」と、ここまでがこの世界の99%を占めています。
私たちが見て、触れて、確かに感じることのできる「土」の領域は、残りの1%です。
つまり私たちが目を通して見ている世界は、実際には全体の1%なのです。