似合う色に宿る心の色「トゥルーズカラー」は あなたの心の土台を教えてくれる

前話で似合う色は3つの関門を経て4つのパターンに分かれるお話をしました。
ここまではパーソナカラーの話として4つの季節の名前で聞いたことがある方も多いと思います。

でも、第一関門と第2関門の違いが何なのかをしっかりと説明を受けていないままで、このグループだったという結果だけを記憶している残念な人が多いようです。

 

結果だけを聞いても、その結果の意味を知らないことで、活用するに至らないのはもったいない

よく似合う色の話になると「あ、知ってます。私は◯◯と言われました。」という割には、それを活かした服装になっていない人が多く、「そうなんですね、ならどうしてそれを着ているのですか?」と聞くと、「え、ダメなんですか?」とおっしゃいます。
これはきちんと解っておらず、この辺りの色を着ればいいらしい……程度の認識で終わっているわけです。
きちんとした色見本を持っていなかったり、持っていても見方や優先順位を知らなかったりで、痩せるための道具を買って使ってないままの人のようです。

 

4つのパターンが示していたのは、あなたの心の土台の部分だった

ブルーベースか、イエローベースかだけでも心の有様が違う事は既にお話したとおりです。
そこに柔らかいか、しっかりしているかの材質感が入って4つに分かれますが、このパターンは肌、つまりあなたの生まれ持った身体の一部に刻まれた特性ですから血液型と同じように意識で変えられない個性の一部なのです。

普段意識していなくても、あなたの本質を示したものであり、無視しても人生がスムーズにはいきません。
自分の家がどんな地面に建っているのか無視できないのと同じです。
自分の土台を受け入れ、それと上手く付き合うことで長く平和にそこに住めるというものです。

 

あなたの人生という家が建つ地面はどんなものか、トゥルーズカラーが語っている

サマー   … 繊細で気遣いが細かく人との調和を重んじ、平和感が大事な気配り型
ウィンター … どっしりと存在感があり、物事を開拓して周囲を引っ張るリーダー型
スプリング … 楽しみ上手で朗らかで健康的な空気感で周囲を楽しませるアイドル型
オータム  … 本格的な深みを求め、自分独自の世界と生き方を模索する研究家型

自分の中に眠るこれらの本質を無視して別人を装っても他者には不自然にしか見えないので結局上手くいかないまま空回りしてしまい、人生に様々な陰を落とします。
私はウィンター(母)に対抗するために無意識で黒を着続けて頑張っていましたが、結局うつになりサマーという自分の繊細さを受け入れることで、自分自身を本当の意味で受け入れることになりました。
無理して強くならなくていいと受け入れたことで逆に、その私は自分らしい逞しさを身につけました。

 

地面の中にある素の自分を無視すると土台がぐらぐらして不安定になるだけ

人は自分の足下は案外気がつかないものです。
他人やみたい未来に気持ちが奪われ、それが叶わないことにイライラしたりします。

でも急がば回れというように、そもそもどう登山したら自分の人生という山にうまく登れるのかの登山道は、人によって違います。
人が示した成功例の登山道はあなたの体力には不向きかもしれません。
自分の選ぶべき登山道の選択の基準となるものがトゥルーズカラーです。
土台を調べず家を建てるなんてナンセンスですよね。

次は、それぞれの特徴をひもといていきましょう。

 

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