春は陽気に! 太陽のエネルギーで積極的に動こう~スピリチュアル中医学~

陽のエネルギーが高まる春・夏は自然と積極的になり、気持ちも外向的に楽観的になっていきます。そして体も温かくなっていき関節が動きやすくなり、排泄機能も高まり不要なものが排泄されやすくなっていきます。

こんにちは鍼灸師のSUMIYOです。
さて春になり太陽の光も強くなり温かさを感じてきましたが、皆さんは旅行や外出の予定ありますか? また何か積極的にやりたいことはありますか?

もし我慢していたり、予定がないなら、すぐにでも計画を立てて実行してください。
そうしないと心だけでなく体にも悪影響をもたらす可能性もあります!!

 

春は中医学では陽気(陽のエネルギー)が高まっていく季節となってきています。

陽気( 陽のエネルギー)とは明るくて軽く動的な性質があり、外向的、上昇的、温熱的なエネルギーです。

春と夏の陽の季節には自然界では気温も上がっていき、植物は上へ上へ、外へ外へと生長していき、動物も積極的に動き出していきます。

それは人も同じです。

陽のエネルギーが高まる春・夏は自然と積極的になり、気持ちも外向的に楽観的になっていきます。そして体も温かくなっていき関節が動きやすくなり、排泄機能も高まり不要なものが排泄されやすくなっていきます。

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そういったことから【春は解毒(デトックス)に効果的!】とも云われています。

そんな陽気を高める一番の方法が自然界の陽気の源ともいえる『太陽を浴びること』です。

紫外線もそろそろ気になるし、花粉や汚染問題などもあり……外にでることも大変な時代になってきましたが……。

春と夏の間にしっかりと陽のエネルギーを高めておかないと、秋と冬に疲れが出たり、体の冷え。やる気がでない。など陽気不足で体調を崩してしまう可能性があります。

そして陽気が高まる春と夏に外向的にならず、内に籠っていると、毒素は秋と冬にさらに溜まっていきます。すると体が停滞して重い。気持ちが鬱っぽくなるなど体調を崩してしまう可能性があります。

そんな状態にならないためにも、春・夏は環境対策をして、積極的に体を動かしていきましょう。そして気持ちも外向的にして、自分の思いを我慢しすぎず、外にでて陽気を高めて下さい。

陽のエネルギーは日の出から正午の間に高まっていき、正午から日の入りまでにだんだんと弱まっていきます。

この日の出から正午の間の陽が高まっていく時間には、特に積極的に外向的に過ごすと自然と体も心も元気になっていきます。

 

春と夏は早起きをして、陽気を充分に補充しましょう。

とくに「やる気がでない」「すぐに疲れる」「体が冷える」「内に籠ってします」と感じている方は、ぜひ早起きをして外を散歩し、陽気を充分に補給する習慣を持ってほしいです。

そろそろ冬の寒さで重く固まった心と体を少しずつ動かしていきましょう。

最初は少しツラいかもしれませんが、気血水が体を巡り出すと元気になってきます。

ぜひこれからの季節を楽しんで、心身共に元気に過ごしましょう。

天・地・人の恵みに感謝を込めて  鍼灸師SUMIYO

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