あなたを幸せから遠ざける悪い習慣やワナから脱し、望みの未来を手にいれる方法とは?

ちょっとの気づきから、出来る範囲でかまいませんので、ちょっと行動を変化させてみましょう。それだけで、自分の習慣が変わります。望み通りの未来が手に入る自分になることが出来ますよ。

あなたにとっての幸せは何ですか?

「好きなことでお金を得ること。食べていくこと。」
「仕事をしないでも暮らせること」
「理想的なパートナーと出会い結婚すること」
「好きな時に、旅行でもなんでもできる時間とお金の余裕」

など、人それぞれ幸せには多様性があります。

幸せになりたい。
毎日楽しく暮らしたい。
安心して暮らしたい。

そう考えているのに、それが自分はできていないと感じている方が多くいらっしゃいます。

そうなるのには理由があります。あなたを幸せから遠ざけている、悪い習慣や自分では気づきにくいワナが足を引っ張っているのです。

今回はそれについて、詳しくお話していきましょう。

まず、何かを手に入れるにあたって、「絶対正しいやり方」というものはありません。
ところが、多くの方が何かを手に入れるためには、「〜しなければならない」「〜するべきだ」「〜がないとできない」と考えてしまいがちです。

例えば

「好きなことでお金を得ること。食べていくこと。」
・好きなことを極めなければならない。
・好きなことだけでは、やっていく自信がない。(自信があればできるのに……)
・今の仕事から移るための資金を稼がねばならない。

「仕事をしないでも暮らせること」
・何もしないということに罪悪感を感じる。つい働くべきだと思ってしまう。
・お金(収入源)がないとできない。

「理想的なパートナーと出会い結婚すること」
・痩せたらきっと出会う確率が上がる。
・今の仕事ではそもそも出会いがないから、仕事を変えなければならない。
・理想的な人がいたら結婚する。

このように、

「〜しなければならない」という義務や役割
「〜するべきだ」という個人的な思い込み、マイルール
「〜がないとできない」という条件づけ

そして実は、これらの観念が、本当に欲しいものから自分を遠ざけているのです。
自分で自分にブレーキをかけてしまう、気づきにくいワナだということです。

photo02

 

5歳までに与えられてきたもの

このようにワナとなる考え方や観念というものは、産まれてから5歳までの育ってきた両親との関係や、環境によって植え付けられたものなのです。

わかりやすい例で言うと、仕事に対する考え方やお金の扱い方などは、両親から与えられた大きな価値観や概念となっています。

「働かざるもの食うべからず」
「節約や努力なしには、お金はもらえない」
「要求以上に応えて、お金を頂ける」

といった、労働と対価の価値観。

「大金を持つと大病する、自分の器に見合ったお金を持て」
「お金は人を変えてしまう」
「楽をして手にしたお金は、ろくなものではない」

という、家族が体験した過去の経験から生まれた観念。

「社会で生きるために必要なことであり、常識だ。」と各家庭で受け継がれた信念(ビリーフ)が、あなたにも知らず識らずのうちに植えつけられているのです。

このビリーフとは、堅く正しいと信じ守ってきた考え方であり、自分のアイデンティティとも絡み合っているため、なかなか変えることが難しいものです。だからこそ、大人になっていざ自分の人生を歩もう! といった時に、自分の行動を制限してしまい、足を引っ張ることにもなり得るのです。

photo03

 

家族や過去から与えられた信念から、自由になる方法

あなたがこの人生で得たい「幸せ」からあなた自身を遠ざけている考え方や価値観。
それは、家族の信念を受け継ぐことであなたの中に作られてきました。そしてその信念があなたを守ってきてくれました。

しかし、それが足を引っ張っているなら、もう見直してみてもいい時かもしれません。考えすぎて行動できないとか、条件が合わないと行動できないなど、過去の信念から自由になりませんか?

その具体的な方法をお伝えいたします。

1) 産まれてから5歳までに、両親から言われてきた教訓や家訓などを書き出す。

「大金持ちより小金持が良い」「1円でもお金を粗末にするな」「こづかいは働いて稼げ」など……

2) 当時の家族と自分の関係性を書き出す。自分が演じてきた役割など

長女で、下が2人。両親は共働きで下の子の面倒をみなければならなかった。など

3) その当時の感情をシッカリ5感で感じきる。

“兄弟がいたから、甘えられなくて寂しかった。”
これを、5感(臭覚、味覚、視覚、聴覚、触覚)に置き換えてみる。

4) 今の自分ですぐできそうなことを3つ書き出して、必ずやると自分に約束をする。

5) やってみて、結果に関わらず行動した自分を褒める。

自分が今まで言われてきたことや、演じてきた役割について知り、今後心理的にストップがかかった時に、少しずつ出来ることから行動していく。そうすることで幸せを遠ざけるワナを修正することが出来るようになります。

ちょっとの気づきから、出来る範囲でかまいませんので、ちょっと行動を変化させてみましょう。

それだけで、自分の習慣が変わります。望み通りの未来が手に入る自分になることが出来ますよ。

 

 

 

《橋本真由美さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/mayumi-hashimoto/?c=115013