『幸せになるタイプとならないタイプ。分かれ道は?』~[こだわり]という事

私達は、仏眼、天眼で物事を見ていかなければ、物の本質が見えません。欲望のままの肉眼では見えないのです。天眼、仏眼で見渡す心の懐が、必要となります。余計なこだわりを棄てていくレッスンを、真理と一緒にしてみませんか?

こんにちは、鑑定師の真理です。だいぶん過ごしやすい、気候になって参りましたね。さて、今回は「こだわり」について考えてみたいと思います。

今、我が家には、オチビさんがいるのですが、少し他の子とは、発達のスピードが違うため、療育を受けています。私は、全く悩まず、「オチビさんのペースで大きくおなり」と、思っていましたが、全く正反対に、とても心を傷める親御さんもいることを知り、少しビックリしています。「障害者のはずはない!」と、心をかきみだされる様です。

でもね、と、私は、鑑定師の前に母として思います。どんな覚悟で身籠ったのですか? お腹に命が入ったら、その子のこれからを背負って生きる覚悟はなかったんですか? と思います。私達は、仏眼、天眼で物事を見ていかなければ、物の本質が見えません。欲望のままの肉眼では見えないのです。天眼、仏眼で見渡す心の懐が、必要となります。

余計なこだわりを棄てていくレッスンを、真理と一緒にしてみませんか?

 

開いている眼の場合

[五眼(ゴゲン)]という言葉があります。肉眼、天眼、慧眼、法眼、仏眼となります。

肉眼とは、普通の人間の眼ですが智恵の眼の慧眼や仏の眼の仏眼等があります。肉眼とは、欲望のままの眼です。自分にとって都合の良い事ばかりに物事を判断してしまいます。ですが天眼や仏眼で物事をみると相手の立場にたって考えられる様になります。

物に対してだけではなく人に対しても、少欲知足が私達の心の中に入ります。あるがままで充分なんです。貴女は貴女らしい光をもち、相手の方もその人らしい光が、あるのです。その色を認めてあげる事によって、初めて天眼や仏眼が開きます。

眼が見える様になると、どんどん不安は解消されます。周りと競べない事はとても大切です。それよりも、昨日の自分と競いましょう。周囲に勝たなくて良い、今の自分に負けなければ良いのです。心を柔らかく保ち、本当の意味でのプライドや自尊心を持てる様になります。

この世(娑婆)に生きるという事は修業です。どのような状態であれ、焦らず慌てずしっかりと生き抜く覚悟でいれば、貴女らしい貴女の人生が、歩めます。気合い入れて本当の智恵を、手に入れていきましょう。

 

開いていない眼の場合

貴女の絵は? と、聞きたくなってしまう事が、私にはあります。

この絵とは、人生感や自尊心とでもいいましょうか? 複雑なんではありますが、職業、家柄、学歴、性別等を、取り払った場合の貴方や貴女に残るものです。お家で立派、学歴で立派なのは確かでしょう。ただその額縁を取り払った場合なにが残るか、疑問です。

まるで幼稚園児の書いた様な絵では、本当のプライドは持てません。自分や周りの方達の本当の光が、見えません。欲望のままの肉眼では見えないのです。肉眼ばかりに気持ちをとられると、真理が見えなくなります。欲望のままに周りと競べてしまいます、きっと不安は解消されないでしょう。

何故なら、自分の為の状況判断しか出来なくなってしまっているからです。相手の立場にたって考える余裕が心に無くなってしまっているのです。自分に自信を持ちたいのなら、額縁ではなく、その中にどれだけ汗水涙を注ぎ込んだ(絵)を、描いて行くかです。しっかりとした(絵)さえあれば、どのような状況になっても、自信を持って居られます。自分と競いましょう、そして[昨日より今日]と毎日自分に勝ちましょう。その積み重ねにより貴女の眼は開きます。そして心に余裕がうまれます。

どうぞ貴女のキャンパスに素敵な絵が、毎日描かれます様に!
強く強くお祈りしています。

 

前回の記事:『幸せになるタイプとならないタイプ。分かれ道は?』~迷いということ~