この女性は、すごく強い力で男性に作用したんです。
当然、ここで作用・反作用の法則(運動の第3法則)が、はたらきますので、
男性は、その女性にどう対応するかを、同じ作用線上で、大きさが等しく、向きが反対の力を返してくるんです。
男性は、この女性に異性としての関心を持たないようにするとか、あるいは、怖いから離れておこうという反作用の力を返してきます。
その女性は、不思議なことに自分には関係がないところに原因を探していました。
縁が無い運命だとか、前世の記憶が影響してるとか、天使に守護されてないとか、場合によっては霊が邪魔してるとか??
いやいや単純に、自分で男性を追い払っていただけなので、男性が離れていてくれただけなんですが(^_^;)
こうやって説明していくと、彼女は納得してくれました。
でも、こう言うんです。
「そんな女らしい態度をするのは、自分らしくないと思います。」と、
自分らしさってなんですか?
自分らしさなんて、本当の自分に、後からついてきたものなんです。
その女性の話を良く聴きこんでいくと、ご両親が男の子を望んでいたのに、女性である自分が生まれたんだそうです。
小さいころから、女性であることに肩身の狭い思いをして、男の子っぽく振る舞うようにしていたそうです。
いつしか強い男性みたいに振る舞うことが、、その女性の自分らしさになってしまったようです。
それって、「その女性の自分らしさ」なんかじゃなくて、単純に「親が求めた息子らしさ」ですよね。
いわゆる勘違いです。
この女性が、最初は違和感があるなあと思いつつでも、ちょっと努力して女性としての色気や可愛らしさを表現すれば、当たり前に周りの対応が変わってきました。
にこやかに可愛らしく微笑みかけて、やさしい声で挨拶すると、された相手は気持ちよく対応してくれたのです。
女性の身振り手振り、仕草、表情、声の出し方が、男性に作用すると、身振り手振り、仕草、表情、声の出し方となって、男性から反作用で返ってくるかえってくるだけなんですから。
やがて毎日、やさしくしたら、やさしさが返ってくる。
そんな体験を繰り返して慣れて行きます。
すると、やさしい女性として可愛さを振りまくことが「自分らしさ」になっていくわけです。
自分の態度って、相手によって変わりますよね。
会社の上司に対してと、同僚に対してが、同じ対応をする人なんていないでしょう。
どっちかはウソの自分なんでしょうか?
どっちかが自分らしくないんでしょうか?
親に対してと、子供に対しても、他人に対しても、気心知れている人に対しても、初対面の人に対しても、兄弟に対しても、お客様に対しても、尊敬する相手に対しても、違う対応をしますよね。
自分らしくないなんてどこにあるんでしょう?
全部、自分ですけど。
自分らしくって、自分を縛り付ける足かせになったりするんですよね。
なので、
もう一つの方法は、自分を縛り付ける足かせを外すっていう方法です。
確かに、ルックスもいい、気配りもできる、相手を喜ばす行動も出来る、やさしいし、普通に彼氏もできる、コミュニケーションも円滑、だけど何故か結婚できない。
そんな女性も、たくさんいますよね。
ある女性は、ずーっと仕事を楽しんできたので、結婚しても自由に仕事をしたいから、仕事ができて女性が仕事をすることに理解がある男性を望んでいました。
なのですが、仕事ができる男性は個性がきつく、自分の好みに合う男性がなかなかいないって言うんですね。
そこで、仕事や結婚、家庭について、深くお聴きしてみますと、こういうことでした。
まず、その女性の母親はとても優秀で、有名国立大学で研究員の仕事をしたり、民間企業でも仕事で業績を上げて活躍されておられたそうです。
なのに母親は父親と結婚したら、すべての仕事をやめて、家庭に入り専業主婦になってしまった。
彼女は、母親はとても仕事が出来て優秀なんだからもっと社会に貢献したらいいのに、家庭に入って才能を無駄にするのがどうしてかわからないし、もったいないって思ったそうです。
そこには、お母さんの気持ちがどうだったかは関係なく、「女性は結婚したら仕事をやめて家庭に入るんだ」ということを強く記憶する体験になりました。
そして、彼女自身がその思い込みに登場する女性という生き物であることを凄く悔しく思ったそうです。
心の奥底で強く信じてしまった思い込みは、自分で意識していなくても、無意識的に自分の行動を促します。
信じ込んでる通りに彼女は、結婚したら家庭に入らなくてはならないような相手を見つけます。「仕事ができる男性」です。
きょうび、共働きが主流ですし、所得が低い男性なら主張もせずに奥さんにも働いてもらおうと考えやすいでしょうが、わざわざ仕事ができる個性の強い男性を見つけては、窮屈な現実を創るわけです。
そして、自分が自由に働けなくなる悔しくて辛い嫌~な結婚を、何か他の理由をつけて避けるわけです。
可愛らしいウソです。
ちょっと、複雑ですが、一人でお相撲を取ってるようなもんです。
楽しかろうが嫌なもんだろうが、強く信じている現実を自分で創りだして、子供のころ感じた悔しい思いを何度も何度も味わうんですね。
幼い頃に、何らかの理由で隠してしまった、「強い感情がくっついてる信じ込み」は、今も自分の心の奥底にいて、アクティブに活動しているわけです。
パソコンのバックグラウンドで、ひそかに動き続けるアプリケーションみたいなものです。
なので、自分を制限している信じ込みを見つけてノンアクティブにすれば、違和感を感じながらむりやり自分を変える必要もなく、男性を虜にできるっていうわけです。
マインドを整えれば、現実は整います。
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