千姫の現代を生きる中学生【不思議探しの旅】第4話~夢に向かって〜

学部や仕事の向き・不向きなどは、星廻りなどで判断できますが、皆さん、向いてる職業に就けるとは今の時代は限らない。また、向いてる職業と好きな仕事、というのも一致しなかったりする。

「成績を上げるコツ」

中学1年の長男・ツバサは、そろそろ期末テストの準備に入ります。
試験範囲も発表されたらしい。

えっ、もう!
早くないですか!?
いや、3月始めに3年生は公立高校の試験があり、それが終われば、卒業。
在校生は学期末。
何だか慌ただしいようですが、これが中学生活というものなんですね。

中学1年ともなれば、
「○○さんが頭が良い」
とか、
「△△さんが学年1位だった」
とか、大体、成績の良い生徒さんのお名前は我が子を通して耳に入ってきます。

そして、○○さんや△△さんなど、成績の良い人として名前が上がってくるのは、ほとんどが女子。
家庭科部などあまり厳しくない部活に入部しているから、時間や体力に余裕があるのかも知れないけれども、それでも180名の生徒がいる中で、学年1位や2位をキープし続けるのは、並大抵の努力では出来ないはず。

「○○さんは、毎日、どんなに疲れてても三時間は勉強するんだって!」
「△△さんは、毎日、9時に寝て、朝早く起きて勉強するんだって。その方が能率が上がるらしいよ。」

ツバサは、○○さんや△△さんから、成績を上げる為の情報を仕入れてくる割には、それをマネしようとしない。
只、ひたすら
「スゴくね!?」
と感心してるだけでは、何もならないと思うけど。
「じゃあ、アンタも見習いなさいよ! 今、成績上げておかなきゃ、2年になってからじゃ厳しいよ。皆、勉強してない振りして、実はこっそり勉強してるんだから。」
と私は言いますが、
「ウン、ウン」
とか、
「ハイ、ハイ」
とか、カラ返事しか返ってきません。

今、ツバサの成績はちょうど真ん中くらい。
「真ん中だから、良くね?」
とか、非常にノンキな発言をしていますが、真ん中というのは落ちるに容易く、上がるには困難なもの。
せめて、上位に食い込んでおかないと今後の成績の伸びは期待できないでしょう。

「じゃあ、タロットで占ってみて?」
と言われますが、
成績向上や学校の合格・不合格などは、本人の努力次第。
占いの範疇ではない、というのが私の持論。

例えば、学部や仕事の向き・不向きなどは、星廻りなどで判断できますが、皆さん、向いてる職業に就けるとは今の時代は限らない。また、向いてる職業と好きな仕事、というのも一致しなかったりする。

只、中学時代の基礎学力を養っておけば、選択肢は拡がっていくはず。
例えば、英語だったら、中学生のうちにみっちり勉強しておけば、英検3級は取れるはずだし、観光での会話くらいには不自由しなくなるはずです。
でも、その「みっちり」が難しいんでしょうけど。

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※写真はイメージです

 

「今どきの中学生の夢とは……」

昨年、ツバサが小学校を卒業する際に、将来への夢をビデオレターで発表していました。
その中で驚いたのが、
「ユーチューバーになりたい」
とか、
「動画職人になりたい」
とかいう夢が多かった事。
ツバサの夢も、ユーチューバーです。