出雲神話一番の英雄神!?
荒ぶる力で薙ぎ払い削ぎ落とす神☆素戔嗚神

こちらの神社は、素戔嗚神が新羅に渡られ、鉄器文化と植林を伝える為に岩船に乗ってこられた場所です。今でも素戔嗚神が乗ったとされる岩船が鳥居からも見る事が出来ます。
出雲神話一番の英雄神!?<br>荒ぶる力で薙ぎ払い削ぎ落とす神☆素戔嗚神

島根県の西部、石見地方を中心に盛んに舞われているのが石見神楽。
この石見神楽は日本神話などを題材に、華やかな衣装をまとって八調子の激しい太鼓やお囃子にのって舞う神楽で、地元の子供たちはそのお囃子の音から神楽のことを「どんちっち」と呼びます。子供たちは「どんちっち」を観ながら、自然と日本神話や神々の御名を覚えていくのです。

その石見神楽の中で一番人気な演目は、素戔嗚神が八岐大蛇を退治する「大蛇」です。素戔嗚神はいわばヒーロー的存在。神楽を舞うものなら誰しもこの素戔嗚神を舞う事を夢見るでしょう。石見地方で一番偉いのは、神楽を舞える人ですから(笑)

そんな石見神楽は神社だけではなく、各種イベント会場でも舞う石見の娯楽でもあります。
写真は8月31日に、浜田駅でトワイライトエクスプレス瑞風が停車中に、乗客の方々に楽しんでいただけるようにとお持て成しで上演された大尾谷社中の「大蛇」です。

神楽の語源は「神座(かみくら)」が縮まった言葉だといわれています。
イベントで舞う舞も勇壮なのですが、それこそ神社の神楽殿での舞は、次々に神が降り、神懸りした様を目にすることが出来るでしょう。その素晴らしさは言葉には出来ません。
これから秋祭りの季節ですので、石見地方までちょっと足を伸ばして、神楽殿で舞う石見神楽を観るのもまたスピリチュアル旅行の醍醐味かもしれません。

……などと、今後はもっと日本全国に石見神楽を知ってもらいたいという島根バカな私の思惑も含みつつの長い前置きでした(笑)

 

新羅より鉄器文化と植林を伝えた素戔嗚神

鳥居
素戔嗚神で一番有名な神社は須佐神社ですが、石見神楽の荒ぶる感じを伝える神社なら、韓竈神社(からかまじんじゃ)が良いのではと思い、今回は島根半島に鎮座する韓竈神社のご紹介です。

こちらの神社は、素戔嗚神が新羅に渡られ、鉄器文化と植林を伝える為に岩船に乗ってこられた場所です今でも素戔嗚神が乗ったとされる岩船が鳥居からも見る事が出来ます。

この神社は、駐車場から鳥居まで約800メートルの林道を歩きます。川のせせらぎを聞きながら木漏れ日を浴びて歩く林道は、それだけで心身共に浄化される感じがありますが、この林道、神社へと続く会談へのウォーミングアップも兼ねているのです!

階段
見よ、この階段を!
この急な階段を約15分程度登るので、スニーカーやパンツルックなどの動きやすいスタイルをおススメします。

階段2
写真は階段を3分の2程度登った辺りです。
そして、そこから見上げた風景はといいますと…

階段3
こんな感じです。
あとちょっとなのですが、実はここからがこの神社最大の難所なのです!

 

太った人は立ち入り禁止!?
45㎝難関突破せねばたどり着けない神社★

岩の割れ目
「登りきった~!」と思い安心した参拝者を待ち構えるのが、この巾約45㎝の岩の割れ目です!
身体を横にして、ズリズリ~っと滑るようにして岩を潜ります。なかなかの難産的胎内くぐりかもしれません。

岩の割れ目2
くぐった先から見た岩の割れ目です。如何に狭い難所かがお分かりいただけるでしょうか?
くぐりきると、達成感と共に、狭い割れ目で色々とそぎ落とされてオーラすらも綺麗になる様な気がします。煩悩は…残念ながら残っておりました(笑)

本殿
海外からも参拝者が訪れるこちらの神社、参拝ノートを見てみると、なんと6ヶ月の妊婦さんも登って参拝したとの記載がありました!
「いやいや、妊婦は危ないから~!」と、一緒に参拝したお客様ご夫婦と叫んでしまったのであります。子宝・安産の御守も授かれますが、やはりここは妊婦さんは鳥居の所で待っていて、旦那様に登って授かっていただくのが一番ではないかと……。
いやいや、こんな急な階段を妊婦ながら登れるその足腰、さぞや立派な赤ちゃんが産まれる事でしょう!

人生は多くの困難あれど、目標を見失わずに進むことが出来れば、最後の最後で自分への疑いという大岩にぶち当たり、その大岩からわずかに漏れる希望の光を頼りに進めば道は開ける、そんな事を体感を持って伝えている様な神社です

何事も、クライマックス前には一番大きな山場が来ますもの。それこそ叶う前触れ☆
自分の中の不要なものをそぎ落とし、感覚と目標を更に研ぎ澄ませ、輝かせる為に必要なのです。傷つくのではなく、削り磨くのです。

暗闇の中でみえる希望の光は心の灯。いつでも自分は自分の心と魂の耀きに導かれているのですから。

 

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