140年以上の伝統を持つスピリチュアリズムの殿堂 英国スピリチュアリスト協会とは?

SAGBには数十名の霊媒が所属しており、「プライベートシッティング」、日本でいうところの個人セッションを行ったり、講演やセミナーを開催しています。
140年以上の伝統を持つスピリチュアリズムの殿堂 英国スピリチュアリスト協会とは?

【シャーロック・ホームズの産みの親が熱烈に支持した歴史を持つ協会】

「スピリチュアル」という言葉は現代ではすっかり一般的になりましたが、その語源といえるのが「スピリチュアリズム」。
日本語では「心霊主義」などと訳されることが多いものです。

スピリチュアリズムが流行したのは19世紀、その集大成ともいえるのが、「英国スピリチュアリスト協会(Spiritualist Association of Great Britain)」。
「SAGB」
という略称でも知られています。

こちらは「1872年に設立された歴史ある」協会で、シャーロック・ホームズシリーズで有名な「アーサー・コナン・ドイル」が熱烈な支持者だったことで知られています。

コナン・ドイルだけでなく、イギリスが生んだ世界的な物理学者であり「点火プラグ」などの発明者でもある「オリバー・ロッジ」などといった著名人がメンバーだったこともあり、設立当初は「ロンドンの一等地に本拠地」を構えていました。

その活動の中心は「死後の世界の証明」。
設立当時は、霊媒を使ったテーブルタッピングなどの交霊会が中心でしたが、心霊研究全般や、講演会、霊媒や心霊治療、リーディングのセミナーなども現在では行うようになっています。

(アーサー・コナン・ドイル/画像提供・ウィキペディア)

 

【現在でも多くの人にスピリチュアルを啓蒙し続けるSAGB】

基本的に会員制のSAGBですが、その「門戸は会員でない人にたいしても広く開かれて」おり、現在ではほぼ毎週末にヒーリングや、催眠療法、講義などさまざまなオープンワークショップが行われています。

日本でスピリチュアルという言葉を流行させた「江原啓之」さんも、若い頃にイギリスに留学しこちらで様々な技法を学んでいます。
心霊研究は設立当初は中心でしあが、最近ではメインからは外れており、「霊媒やヒーリングなどといった分野の教育機関」としての面が強くなっているようです。

そんなSAGBには数十名の霊媒が所属しており、「プライベートシッティング」、日本でいうところの個人セッションを行ったり、講演やセミナーを開催しています。

 

【19世紀のイギリスはスピリチュアルの最先端だった】

日本に比べると、イギリスは心霊治療や霊的な研究に理解があるといわれていますが、SAGBはもちろん、1882年に設立された心霊研究に重点を置き、どちらかというと否定的な立場から霊を研究する「英国心霊研究協会(The Society for Psychical Research)」や、SAGBと並び立つ「英国スピリチュアリスト同盟(Spiritualists National Union)」などが、19世紀に立て続きに組織されたことが要因といえるでしょう。

イギリスといえば、日本と同じように島国であり、伝統を大切にする国ですが、そんな「伝統のひとつとして1世紀以上もスピリチュアリズムが存在していた」わけです。
だからこそ、本格的でなおかつ質の高い内容を提供出来ているのでしょう。

次回は、現在どのような活動が行われているのか、そしてどのような人物が輩出されてきたのかなど、SAGBについて、より具体的な内容を紹介していきたいと思います。

SAGB with more than a century of history.
British psychic research is a traditional culture.

 

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