神聖幾何学の歴史と起源、そして現在〜全てのものに幾何学模様が存在する

まさに「百聞は一見にしかず」、古代から脈々と伝わる叡智とそのエネルギーを体感することが出来るはずです。

【そもそも幾何学ってなに?】

「神聖幾何学」という言葉は、スピリチュアルな世界では比較的ポピュラーです。冒頭に掲載している図形は神聖幾何学において代表的な図形ともいえる「フラワーオブライフ」ですが、こちらも一度は見たことがあるという方が多いことでしょう。しかしながら、神聖幾何学の歴史などは意外と知られていません。

そもそも、「神聖幾何学」の「幾何学」とはどんなものなのでしょう? 幾何学とは「数学の分野」のひとつであり、「図形や空間の性質について研究するもの」です。その起源はナイル川の氾濫が起きたあとに、土地を復興させるために測量が必要となり、そのために産み出されたといわれています。

 

【多くのものに神秘性を見いだしたピタゴラス】

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そんな実用的な経験則で産まれた幾何学が、古代ギリシャにおいて発展しました。その発展に強い影響を与えたのは「ピタゴラス」。彼は今から「2500年以上前の哲学者」ですが、その思想は「現代にも多くの影響を与えて」います。

ピタゴラスの思想は善悪二元論が基礎となっている一種宗教的なものであり、そのためか「数や音楽に神秘的な要素」を見いだしていました。そんな彼の思想を受け継ぐピタゴラス学派は、そのシンボルマークとして、世界各地で魔除けやスピリチュアルなシンボルとして使われる「五芒星」を使っていたのです。

 

【図形に秘められた力をエネルギー的に解釈した神聖幾何学】

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このことからもわかるように、そもそも幾何学、さらにいうと「図形自体が、神秘的な要素を持っていた」わけですが、そんな幾何学と、私たち人間のエネルギーフィールドとの関連性を提唱したのが「ドランヴァロ・メルキゼデク」氏です。彼によって古代の知識であるマカバ瞑想やフラワーオブライフをはじめとした神聖幾何学が世界的に有名となったのです。

フラワーオブライフはシンプルな円をベースに産み出されている図形ですが、単なる絵ではなく、そこから「精妙なエネルギーが発生している」ことがわかっています。そもそも、円だけでなく、「シンプルな図形には、なんらかのエネルギーが秘められている」ことが古来からわかっていました。

 

【仏教では自然の要素を図形で表していた】

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叡尊塔・奈良市西大寺奥の院(画像提供/ウィキペディア)

神聖幾何学は、ピタゴラスやプラトンなどといった哲学者による幾何学をベースに、私たちの身体を含めて、「全てのものに幾何学模様が存在する」ことを学問的に説明していますが、「エネルギーを発生させる媒介として実践的に使っている文化」も多く存在しています。例えば、インドでは「地水火風空を図形」によって表していました。これは、日本でも卒塔婆やお墓などで見ることができる「五輪塔」で見ることが出来ます。方形のものが「地」、円形が「水」、三角形が「火」、半月が「風」、団形が「空」となっています。

このようにシンボルとして使われているのはもちろんですが、密教では相手を攻撃する場合には「三角形」の護摩壇を使ったりするなど、その形を「エネルギーに性質を持たせるために利用」したりもしてしいますし、前述のインド発祥の図形が西洋に渡って、「瞑想をするときに方向性を示すためのガイド」として利用されたりもしているのです。

 

【図形というシンプルな力を体感してみませんか?】

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私たちが普段目にしている図形というのは、「それぞれに力が秘められている」といっても過言ではありません。それをより活用し、力を引き出すことが出来るのが神聖幾何学というわけです。そんな神聖幾何学をベースに、天使や神々などのエネルギーやあなたを守護しているガイドからのメッセージを元にして、微細なエネルギー調整を施した「神聖幾何学個展が10月末に開催」されます。

神聖幾何学とはいったいどんなものなのか? そのエネルギーに触れてみたい方は、個展に足を運んでみるといいでしょう。まさに「百聞は一見にしかず」、古代から脈々と伝わる叡智とそのエネルギーを体感することが出来るはずです。

個展情報
https://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=1615