〜 腰痛の原因は脳!? 安静にするのは逆効果!? 〜感情美人への道Vol.100

日本で2800万人が悩んでいるという「腰痛」。今回は目からウロコの改善方法をお伝えします。

治っていいはずの腰痛が全く治らない!

実は私、昨年11月下旬に教育用DVDの撮影をした時に「体は斜めに向けて顔だけ正面で話して下さい」とプロデューサーに頼まれ、その姿勢で3時間ほどしゃべっていたら、ひどい腰痛になってしまいました。

「そのうち治るかな?」と思っていたのですが全く治らず、靴下が立ったままはけない状態。
電車で30分も立っていると「アイタタ……」となる始末。
骨が折れている訳でもないのに、全然良くなりませんでした。

他の人に話しても「なーんだそんな事で腰痛!? 情けない!」と一喝される始末。

行きつけの美容室の店長さん(←元高校球児の腰痛持ち)には、「ははは。腰痛は治りませんよ。腰痛の世界にようこそ!」と言われてしまい、そんなの「絶対嫌だ!」と思った私は、とりあえず自分で治す方法を探ることにしました。

すると、『腰痛の原因は脳にある』という理論を発見。
「はぁ?」と思うかもしれませんが、私はずっとマインドフルネスと痛みの関係を勉強&実感してきたので、「これは!」と思い早速やってみる事にしました。

 

脳を上手く使って腰痛完治!

まず、衝撃的な事実をお伝えします。
腰痛の原因の85%は「外科的には何の問題もない原因不明の腰痛」でこれが「脳が原因の腰痛」なんだそうです。

というのも、「痛み」は神経を走る電気信号が脳に届き、痛みの回路が生まれ、はじめて「痛い!」と感じます。
この痛みの回路がうまく治まらないとずっと腰痛が長引く、という事。

専門的に言うと、「腰が痛い!」というのは「不安や恐怖」。
つまり脳内の「扁桃体」が活性化している状態で、その働きが強いと「前頭前野」から「落ち着きなさい〜」と言う指令がうまく届かなくなってしまうのです。

言い換えると、「痛みの恐怖」が腰痛を作り出す大元! という事。
だから痛みを再認識させるようなコルセットや、安静を続けるのは逆効果(!)なんです。

昔は形成外科の分野として捉えられていましたが、実は腰痛は「認知行動療法」がかなり有効なんですよ。
これは「恐怖克服法」としてシドニーやカナダ、日本でも多くの成果が上がっています。

 

腰痛改善の具体的な2ステップ!

具体的な方法はたった2 ステップです。

[ステップ1]
「腰痛は自分の脳が作ってるんだ。へー!」と納得するような映像(youtubeにもあります。「腰痛 脳」などのワードで検索してみましょう)を見る。

[ステップ2]
背骨や腰のストレッチなどをする。

以上です! びっくりする位簡単ですよね。

ポイントは、恐怖心を越えて「体を動かす」こと。

私は、(元々脳科学の理論に抵抗がなかったためか)1週間ほどでほとんど痛みがなくなり、10日目くらいで、ジムで2コマ連続でダンスレッスンを受けても全く平気になりました。

「体の痛みは心の痛み」とはよく言ったもので、痛みをコントロールするには、脳をうまく使わないとダメだ! と痛感した出来事でした。

痛みと心の関係は本当に奥深く、外科的治療と認知行動療法の連携がより進むといいなと思っております。
原因不明の腰痛で悩んでいる方は、ぜひ試してみて下さい。
ぎっくり腰も、安静にしなければいけないのはほんの2〜3日だそうですよ。

(骨に異常がある方は、まずはお医者さんに相談して下さいね。)

 

参照:『3秒から始める腰痛体操』 NHK出版
NHKスペシャル『腰痛・治療革命〜見えてきた傷みのメカニズム〜』

 

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