タラレバ思考の解決法【過去編】
〜感情美人への道Vol.77

タラレバ思考は、一種の後悔です。 その特徴について知っておくと、自分を客観的に把握できます。
タラレバ思考の解決法【過去編】<br>〜感情美人への道Vol.77

皆様こんにちは。前回は、「タラレバ思考の人の特徴」をご紹介しました。

主な特徴は下記3つでしたね。

①意識が「今」にない!
②「捨てるべきもの」が分からない!
③結婚や富に、独りよがりな良いイメージばかり持っている!

誰でも多少はこんな状態の時がありますが、それがずっと続くと、自身の人生の可能性を狭めてしまいます。
そこで「心のバイアス」を軸に、過去・現在・未来の「タラレバ思考」を解決する方法をご紹介しましょう。

今回は、この「過去編」を解説します。
「行動経済学」をベースにお話しますね。

キーワードはこの3つ!

【機会費用】【損失回避】【保有効果】

とっつきにくい言葉ですが、まぁ難しく考えなくてOKです。

とりあえず見てみましょう!

 

その①『過去』のタラレバを捨てるコツ

例:「10年前に誘われてたベンチャーに入社していタラ、今ごろ持ち株のIPOで億万長者! 今の会社にしがみつかなけレバ、もっとリッチで楽しい人生だったのに〜!」

解決法①⇒【機会費用】をはじき出すのを止める!

機会費用というのは、「そのお金と時間で他に何ができたのか」です。
これを考え出すと、皮肉なことに「ベストな選択」が益々分からなくなってきます。
ベストにこだわり過ぎると、逆に身動きが取れなくなったり、自己嫌悪に陥ったりという事も多いのです。
マーケットの世界でも良く言われますが、私たちの世界を支配しているのは「不確実性」です。

なので、「自分が選んだAという道の他にBという道を選んでいたら、今ごろ幸せだった」なんて考えるのはナンセンス。

機会費用をはじき出そうとしている自分に気付いたら、「こんな事しても建設的な答えはほとんど出て来ない」「今大切にしたい事にフォーカスしよう」と気持ちを切り替えましょう。

解決法② ⇒「後悔するパターン」を知っておく

タラレバ思考は、一種の後悔です。
その特徴について知っておくと、自分を客観的に把握できます。
ちなみに「後悔=意思決定した後で、別の判断をすれば良かった」という感情です。

後悔には2種類あります。

Ⅰ「変化を起こさずに生じる後悔」
Ⅱ「変化を起こして生じる後悔」です。

まずⅠから。

人には【現状維持バイアス】というのがあります。
これは、「とりあえず今の状態を維持して行こう。
変化したくない」という心理です。
でも、チャンスというのは【今の自分の枠外】に転がっていますから、手を伸ばせばそれをつかめたのに、チャレンジしなかった、という後悔がⅠに当たります。

自分がⅠの後悔が多いようなら、いきなり「転職」とか「引っ越し」という大きな変化を起こすのではなく、ちょっとした習慣を変えたり、新しい習い事をしたり、日常に少しずつ「変化」を取り入れる事を意識して下さい。

次いで、Ⅱの後悔が多い方。

「変化を起こしても、後悔しない条件」は、実はパターンが決まっています。
なので、「タラレバ」と後悔する方は、自分の後悔が、次の3つと「逆」になっていないかチェックしてみましょう。