運を上げたいなら「ガッツく」のは逆効果
〜感情美人への道Vol.55

「運」というのは与えられるものではなく、自らが作り出し、取りに行くものなのです。
運を上げたいなら「ガッツく」のは逆効果<br>〜感情美人への道Vol.55

こんにちは。感情美人デザイナーの柊です。
さて、皆さんはこんなセリフを聞いたことはありませんか?

「夢を叶えるには、それが叶った様子を毎晩イメトレしなさい!」
「願望リストを書いて、いつも見える場所に貼りなさい!」
「寝る前に、アファメーションを必ずしなさい!」

私が主催している「感情美人学講座」でも、未来の計画表を立てます。
何年後に◯◯をしている、という将来の夢を、年表に落とし込んでいくワークです。
ただ、注意点として「ガッツきすぎると、逆に夢から遠ざかるケースもあります」ともお伝えしています。

なぜなら、ガッツけばガッツくほど運気を上がるかといえば、必ずしもそうではないからです(私と逆のアプローチを提唱している方がいたら、すみません)。

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なぜなら、運気を上げるには「いかに視野を広く持つか」というのがポイントだから。

ガッツくのに一生懸命になる代わりに、大切なのが次の2つ。


①リラックスして、目の前の物を受け入れる用意があること
②一つの考えにとらわれず、臨機応変に対応できること

結論から言うと「チャンスを見つけようと必死になっている人より、ゆったり構えている人の方が、はるかに多くのチャンスが見える」のです。

ちょっと専門的な言葉を使うと、「神経症的傾向」が高い人はチャンスを見落としてしまう可能性があります。

「何が何でも、〜しなければならない!」というのは、志を貫徹するのに必要な意思力ではありますが、一歩間違うと「執着」につながります。

「達成できなかった! どうしよう!?」という不安や緊張は、常に「気付きの力」を低下させます。
逆に「運がいい人」は、基本的にリラックスしていて、穏やかで落ち着きがあるのです。

オリンピックでメダルが期待される瀬戸大也選手が、まさにこのタイプ。一流のアスリートに行った心理テストの結果では、闘争心や集中力などの項目に加え、「リラックス力」がとても高い値を示していました。瀬戸選手は、世界大会などの本番で、自己ベストをたたき出すのが大得意なのです。

水をつかもうとして手をギューっと握れば、水は手からこぼれ落ちますよね。逆に、手のひらをゆるーくカーブさせれば、自然と水がたまります。運をためる&つかむコツはこんなイメージです。

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では、もう少し具体的な「運がいい」人達の条件を見てみましょう。

前回の記事では、「運がいい人」の思考&行動リストを紹介しました。
もう一度、リストアップしてみますね。

1. レジや銀行の列に並んでいて、知らない人に話かけるときがある。
2. 人生についてあまり不安を感じない
3. 初めての料理や飲み物に挑戦するなど、新しい経験が好きだ
4. 直感や本能を信じることが多い
5. 瞑想や静かな場所に行くなど、直感を高める方法を試したことがある
6. 自分には将来いいことが起こると、ほぼいつも期待している
7. 成功する可能性が小さくても、手に入れたいものを求めて挑戦する
8. 誰かに会うと、たいてい親切な「いい人」だと思う
9. 自分に起こったことは何でも、いいほうに考えようとする
10. 悪い出来事も、長い目で見ればプラスになると信じている
11. 自分にとってうまくいかなかったことも、あまりくよくよ考えない
12. 自分の失敗から学ぼうとする
(『運のいい人の法則』角川文庫 P15より抜粋)

実はこのリストには、「運がいい人の4つの条件」が入っているのです。

質問1〜3は、運がいい人の条件①「偶然のチャンスを作り出し、チャンスの存在に気付き、行動する」という項目になります。ポイントは、まず「自分から運を作り出している」ということ。そして新しいことに躊躇せず、行動するのをためらわないことです。

質問4と5は、運がいい人の条件②「直感を研ぎすませる」項目になります。直感というのは「虫の知らせ」です。運がいい人は、情報を集めて分析すると同時に、直感や本能の声もしっかりキャッチしています。ビジネスの成功者には「瞑想」を習慣化している人がとても多くいます。宗教性を除いた瞑想は、心を落ち着かせると同時に直感を磨くのにもとても効果的と言われています。

質問6〜8は、運がいい人の条件③「幸運を期待する」項目になります。ひとつ実験を紹介すると、運がいい人と悪い人では、宝くじが当たる確立はまったく同じです。ただ、宝くじの結果は機械的にランダムに処理されますが、人生は「自分の期待」が結果に大きな違いを生み出すのです。これは「運」だけでなく、具体的な「能力」にも差を及ぼします。アメリカで教師対象に行った実験で、「この生徒は将来成績が伸びます」と何の根拠もなく伝えると、本当にその生徒の成績が伸びたりします。ですので、「占い師に言われたことが本当になった!」というのは、実際に占い師が未来を予言した訳ではなく、占い師が未来を創る手伝いをした、と解釈するのが良いでしょう。

質問9〜12は、運がいい人の条件④「不運を幸運に変える」項目になります。運がいい人と悪い人は住む世界が違うのではなく、「見える景色が違う」のです。つまり、運がいい人は不運な出来事を経験しても、その中に「ラッキーの種」を見つけようとするのです。不運を幸運に変える力が強いんですね。私の場合、「Everything Happens for the Best」—全ては良きことのために起こる—という言葉を、20年来人生の主軸にしています。こんな心づもりで日々生活していくと、とんでもない痛い目や辛い目に遭っても、それを必ず自分の糧にできるのです。

いかがでしたでしょうか?
「運」というのは与えられるものではなく、自らが作り出し、取りに行くものなのです。

先月の癒しフェアの講演会でも、欲しいものを引き寄せるためには「①心のレンズを磨く」「②情報をキャッチする」「③行動する」の3ステップが大切ですよ、とお伝えしました。コツをつかんで、あなたの未来に必要なものをたくさん引き寄せましょう!

参考:
『科学がつきとめた「運のいい人」』サンマーク出版 中野信子
『運のいい人の法則』角川文庫 リチャード・ワイズマン
『NHKスペシャル』8月5日放送分

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