感情美人への道Vol.39 〜子供が付録目当てにお菓子を大量に買い込んでいた時の対処法〜

子供のしつけにとっても大切なことは、子供にも「どうしたらいいか考えさせること」です! 子供だけじゃなく部下の育成でも同じです。
感情美人への道Vol.39 〜子供が付録目当てにお菓子を大量に買い込んでいた時の対処法〜

子供も小学生にもなると、親に嘘も付くし隠し事もします。

ついこの間まで何もできない赤ちゃんだと思っていたのに、こういう自体に直面すると「わたしの育て方が間違っていたんじゃないか!?」と親は焦る訳です。
こんな時こそ冷静に対応できると、親子の距離を縮めるきっかけになります。

今回は、あるあるネタで、「子供が親に隠れて付録目当てに大量のお菓子を買い込んでいた時」の対処法をご紹介しましょう。

私もつい最近こんな事がありました。
ある日、娘(9才)のクローゼットを開けると、アニメキャラクターのカードがおまけで付いているグミの空袋が10個ほど出て来たのです。

我が家の場合、私が休日や夜に仕事がある場合はごはんを作っておくこともありますが、少し余分にお金を渡して近所のスーパーでお弁当を買ってもらったりします。
具体的には、千円~二千円を置いて行きます。
使い道は、お弁当とお菓子で千円弱。あとの千円は予備用です。

そこで娘は、350円の安い弁当を買い、あと千円使ってキャラクターカードが入っているグミを買い込んでいたことが発覚。
心のどこかでヤバいと思ったのか、お菓子のゴミは全て自分のクローゼットに入れるという、全く対策になっていないゴマカシを実行したという次第です。

こんなときは、下記3ステップでコミュニケーションしてみて下さい。

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[前提]

親の正論をいきなりぶつけてはダメ! 例えばこんな風につっかかっていませんか?
「こんなにお金をお菓子に注ぎ込んで、おまけにゴミをクローゼットに隠すなんてお前は何を考えているの!! もうお金なんて預けないからネ!」

こう親に来られると、子供は思考能力を失います。今回の目的は子供に考えてもらうことです。
正論を迫力満天でいきなりぶつけると、本末転倒になってしまいます。

 

① 子供の考えを聞いてみる

まず、「お弁当とお菓子を一緒に買うときは、いくらまでならお菓子を買っていいと思う?」と聞いてみましょう。
すると子供は、これだけで「バレた」と気付きます。うちは、「500円くらいかなぁ」と答えていました。

 

② 親子で価値観を合わせる

ここで初めて親の考えを述べてみます。「500円は、少し高過ぎるんじゃない?
ママは、お弁当の他に100円か200円のお菓子を買っていいよ、と言ったつもりだったの。どう思う?」

* 我が家の場合「お弁当の他に、お菓子も買っていいよ」とだけ伝えていて、明確な◯◯円というルールを決めていなかったのがそもそもの問題でした。

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③ 子供にルールを考えさせる

子供も本当は「500円は高い」と思っているので、「そうだね。今度から100円くらいのお菓子にする」と「自分で」ルールを決められます。(自分で決めますが、親が引き出そうと思っていた答えを“自分から”言ってもらうのがポイントです)。

実はこれが大きな違いで「今度から、お菓子は絶対100円までしか使っちゃダメよ!!」と一方的にルールを決められると、ダメよ! と言われるほど、ものすごく「欲しい」葛藤が生まれるのです。

でも、自分から「今度から100円くらいにする」と言ってしまったもので、もっと欲しいなぁと思いつつ、自分の意思で決めたルールには「自分で決めたからまぁ仕方ないか」と思えるのです。

子供は、まだ理性や合理性を司る脳の「前頭前野」と呼ばれる領域の発達が未熟です。
思春期が終わるまでここは成長を続けます。
だから小学生の子供は、まだ親と同じレベルで「いいこと・悪い事」まして「何が妥当か」の区別が付きません。
そこで、ガーっと怒っても、子供はパニックになるだけです。

親だって、しょうもないことに無駄遣いするじゃないですか。
自分が稼いでいるから自分は何に使っても良くて、養っているから子供は無駄遣いを徹底的に禁止するのは、ちょっと違う気がします。第一、自分たちも子供の頃は、親に色々な隠し事をしてきたはずです。
それは色々な好奇心があったからで、悪い事をしているという意識はなかったのではないでしょうか。

子供が付録目当てで大量買いしてしまったら、まずは「欲しくなっちゃう気持ちも分かるよ」と伝えてあげましょう。
大量買いが問題だと伝えるのは、そこからです。

わたしの気持ちが分かってもらえたんだ! と感じるだけで、子供はほっとします。

子供のしつけにとっても大切なことは、子供にも「どうしたらいいか考えさせること」です!
子供だけじゃなく部下の育成でも同じです。

指導する側がしゃべり過ぎてはいけません。大切なのは、学ぶ側に話をさせ、考えてもらうことです。

 

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