「金縛りに遭いやすい年代」

金縛りに最も遭いやすいのは、思春期から20代くらいの若い世代です。
この世愛は日中激しい運動をしたり勉強に集中しなければなりません。

また受験や就職などの人生の大きな決断をしなければならず、強いプレッシャーを感じ、悩む時期でもあります。
そして性に対する関心が高まる時期でもあります。
肉体が若く、精神活動も非常い活発であることが、金縛りに遭いやすくさせているようです。

「金縛りの対策」

科学的、医学的には説明されているとはいえ、金縛りに遭う時は1人でいる時ですし、非常に怖く嫌なものです。
決定的な解決方法は無いものの、金縛りを避けるために色々な方法が提唱されています。

① 横向きに寝る。
仰向けに寝ると金縛りを誘発しやすくなるようです。
抱き枕を使うと横向きでも寝やすいようです。

② 寝する前に頭を刺激しない。
テレビ、本、ネットなどの内容が夢に影響を与える事もあるので、怖い話は避けるとよいと思います。

③ 睡眠リズムを整える。
昼寝のし過ぎなどは睡眠リズムが乱れ、金縛りに遭いやすくなることがあります。

④ 睡眠障害が酷い時は場合によっては睡眠導入剤を……。
不眠が酷い時は専門医の診察を受け、睡眠導入剤を処方してもらうのも良いと思います。
その場合は医師としっかり相談して下さい。

⑤ 睡眠の質を上げる栄養やサプリを取る。
不眠に悩む人が多い為、睡眠の為の健康食品も多く販売されています。
睡眠を司る必須アミノ酸のトリプトファン、アミノ酢酸のグリシン、ガンマーアミノ酢酸であるGABAなどを含むサプリメントが販売されています。
また、沈んだ気持ちに効果のあるハーブ・セントジョーンズワートの錠剤なども良いかもしれません。

⑥ 寝具、寝巻は体に合ったものを。
身体に合った寝間着、枕、布団、マットレスなどにし、日々長い睡眠がとれるように工夫して下さい。
（これは金縛り対策だけに限ったものではありません。）

⑦ お守り
自分自身が信じている神社、お寺のお守りを枕元に置くのも効果的です。

⑧ 金縛りの最中、部屋の様子をよく見る。
開眼型金縛りは、目はつぶっていて夢を見ている状態なので、夢の中の部屋は(記憶違いで)いつもの部屋と違うはずです。
「これは夢だ」と自覚する事で恐怖心を和らげることが出来ます。

⑨ 水、塩、お酒の力を借りる。
生命の象徴である水、塩、お米から精製された清酒を睡眠の妨げや、危険のないように部屋に置くのも良いでしょう。

⑩ 指先から徐々に動かしてみる、丹田に力を入れる。
少しずつ指先から動かしていく、お臍の下の辺りにある（丹田）に力を入れてみる。

あなたに合った方法を試してみて下さいね。
心地良い眠りが出来ますようにお祈り致しております。
次回は、具体的な夢の解析を少しお伝えします。

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