不安や怖れよりも喜びと幸せを味わいたい 感度の高い女性たちが選ぶ催眠出産 (後編)

苦しみから学ぶ時代は終わり、これからは喜びと幸せを味わう時代。最高のお産を体験したいと願う感性豊かな女性たちが、いち早く催眠出産に出会っています。

前編からのつづき)

 

*お産のイメージが180度変わる催眠出産

催眠出産について知りたい、取り組んでみたいと思ったなら、ご夫婦で参加できる講座の機会があります。

講座に参加すると、それまでの考え方に変化が現れます。

「出産のイメージが180度変わり、不安や恐れは横に置くことができた」
「出産に向けて主人と気持ちを一つにできた」
「気持ち次第で理想の出産ができると実感した」
「筋肉のしくみや呼吸法などを学び、お産が恐怖ではなく楽しみになった」など。

こんなふうに、講座で学ぶだけでもう意識が変わるのです。
「痛いのは嫌だ、怖い、どうしよう」と不安でこわばっていた心が、ふわっと緩んで、出産を迎えるのがワクワクしてくる……。
学ぶことがどれだけ大切かおわかりでしょう。

ところが、一般的な両親学級では、出産のプロセスで母体の内側で何が起こるのか、具体的には教わりません。
自分の体のことなのに、そこはドクターや助産師さん任せになってしまっているのです。

 

* パートナーの温もりはお産の重要なサポート役

深い呼吸がリラックスにつながることは、すでに多くの方が知っているはず。
心身が超リラックスできれば、全身の力が抜けて、子宮周りの筋肉も緩み、赤ちゃんの動きに調和しながら、自然と楽にお産が進んでいきます。

赤ちゃんが「そろそろこのお部屋を出るよ〜」とサインを送ると、お母さんの脳内では、お産に必要なホルモンが一気に作られます。
その一つはベータエンドルフィンというホルモンで、別名「脳内麻薬」と呼ばれるもの。
この分泌が多いほど痛みを感じにくくなるのです。

もう一つ、オキシトシンというホルモンが脳から血液に大量に送られ、陣痛を促し赤ちゃんを押し出す働きを担います。
オキシトシンは、通称「愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれていて、スキンシップをすると分泌します。
パートナーが手を握ってくれたり、背中をさすってくれたりして、温もりと安心を感じさせてくれることが、実はお産の大きなサポートになるわけです。
人間の体は本当によくできていますね。

 

* 夫婦の絆が深まり喜びの体験を共有できる

不安や恐怖で筋肉の緊張が強まると、痛みを余計に感じてしまう。
リラックスするほどホルモンが大量に分泌し、痛みもなく気持ちよくなる。
このようにお産のプロセスで自分の体に起きることを事前に知っていると、心の準備ができます。
いざその場面が来て、たとえイメージ通りにならなくても、「呼吸でリラックスしよう。力を抜こう」と意識すれば、パニックに陥ることはないでしょう。

心の仕組みや体の反応など、正しくお産を理解することで、「自分も穏やかな出産ができる」という意識になるはず。
ドクターや助産師さん任せではなく、幸せな瞬間を味わおう! 思いを形にしていこう! と、自信が生まれます。
不安や恐れよりも、ワクワクして楽しい気持ちが膨らむはず。

「二人でどのように赤ちゃんを迎えたい?」「誕生の瞬間にどんな体験をしたい?」
とことん話して思いを確かめ合い、同じビジョンを持つことは大切です。
夫婦の絆が深まり、前向きにハッピーに意識が拡大していけるところも、催眠出産プログラム『ヒプノ赤ちゃん』の魅力と言えるでしょう。

 

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