自由に生きる選択~コラム「幸せにでもなってみるか」Part.22~ガクト(気功家・ヒーラー)

人類はパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない。 これからの時代は自分自身に生き方を問われる時代になっていきそうだ。

 

~ノマド・ワーカーとは何か~

近頃よく「ノマド」という言葉を耳にするようになった。
アプリ? ゲーム? とりあえずノマドる。みたいな?
先日の関西イベントで向こうのスタッフさんとノマドの話になり、尋ねてみると笑いながら「ガクトさんなんて代表的なノマドじゃないですか」と返され更に困惑した。

僕が代表的なノマドだって?
気になったので調べてみると、アプリでもゲームでもなかった。
ノマドの意味は『遊牧民』
つまり、『ノマド・ワーカー』とはIT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする遊牧民的に新しいワークスタイルを指す言葉であることを知って納得した。

なるほど、確かに僕は言語の壁はある程度あるけどどこに行っても同じ仕事ができる。
その自由なライフスタイルから従来型の会社勤めよりも「自由な生き方」としてとらえられることが多いそうだ。
そういえば先日も別の言葉で『ひとり電通』というのを耳にしたことを思い出す。
「一人電通」とは、大手広告代理店の「電通」のように、商品開発・戦略・広告それら自ら全てを一人で行う「セルフ・プロデュース・スタイル」のことを指す。

確かに僕自身も自由な生き方というのをライフスタイルの基本として考えているので、そういう意味であれば、僕はノマドであり一人電通式な自由人といえるだろう。
先日目にしたニュースで、子供の将来の夢3位に「ユーチューバー」がランクインしていたことからすれば、目まぐるしいIT機器の発達により、多くの人々がこのノマドな生き方に憧れを抱いていることは間違いないようだ。

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~自由と無責任は違う~

では本当にノマド・ワーカーは自由なのか?
確かに世界中どこに行っても、日時関係なく仕事ができるというのは誰しも憧れるだろう。

しかし、逆に全てが自由であるということは、自由への責任も問われることになるのだ。
たとえば全てが自由であるということは何時間働いてもいい。
つまり1日1時間でも10分だけでもいいのだ。

しかし、それは逆に言えば、基本休日が無いことを意味する。つまり、傍から見ると年中休みに見えているが、実際は年中働きっぱなしのことが多いということだ。

これには経営者の多くが納得するだろう。
休みに限ったことではなく、給料も同じことがいえる。

つまり、仕事をやれば給料がもらえるというわけではなく、そこには時代を見つめるセンスと行動力、そして忍耐力が必要となってくるのだ。
そして、家族を養いながら現代社会とうまく付き合っていく。
となると途端にノマドや一人電通式生き方が大変のように思えてくるが、本当に大変であることは間違いない。

ユーチューバーだって見た目の華やかさの裏側では、たくさんの時間やお金、アイデアを駆使して作り上げている。
誰しも楽して儲けている人などいないのだ。

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~2020年までに無くなる仕事~

先日、現代ビジネスを読んでいて衝撃を覚えた。
なんと2020年までには僕たちがよく知っているような仕事がなくなっている可能性があるというのだ。様々な業界のプロフェッショナルが近未来の予測を立てていた。
その中でも驚きの職業を上げてみたいと思う。