「今年は変革の時期、その変革とはどのようなものか?」 〜これからの日本を暦から考える〜

今年も後半戦へと突入しました。政治に関しては色々とエキセントリックな話題もありますが、エネルギーから考えると、現実的なレベルでより良い方向性へと変わっていく可能性が高いといえます。
「今年は変革の時期、その変革とはどのようなものか?」 〜これからの日本を暦から考える〜

【選挙が続く7月、なぜこのようなことがおきるのか?】

7月10日に行われた「参議院議員選挙」、そして7月31日には「東京都知事選挙」というように、7月は日本という国に関連する「重要な選挙が立て続けに行われます」。東京都知事選挙は、東京という一都市の首長を決めるものですが、その「予算規模は小さな国に匹敵するほど」であり、2020年の東京オリンピックなども考えても重要なものとなります。

参院選は開催時期が法律で決まっているものですが、都知事選は本来ならば今年行われるはずではなかったものであり、前都知事の辞任によって行われることになったわけです。そんな急遽行われることになった都知事選の意味を含めて、「今年がどのような年なのか」を考えてみたいと思います。

【60年に一度巡ってくる暦を読み解く】

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日本人は古来から「暦を重視」してきました。しかしながら、現在では、子丑寅〜という「十二支」ぐらいしか一般的ではありません。そんな十二支では今年は「申」年となりますが、厳密に言うと「丙申(ひのえさる)」なのです。十二支は文字通り12年に1度巡ってきますが、後者は「60干支と呼ばれ、60年に1度巡ってくるもの」なのです。

この干支の起源はとても古く、「紀元前の中国で産み出された」といわれています。それだけ古いものですが、易を初めとして、「東洋系の占いのほとんどの基本となっている」ほど有用なものであり、まさに古来から伝わる「スピリチュアルな叡智の結晶」です。

 

【60年前はどんな年だった?】

(1950年の大阪駅/画像提供・ウィキペディアより)

(1950年の大阪駅/画像提供・ウィキペディアより)

 

そんな「丙申」という年ですが、前回は「1956年」でした。この年に日本でどのようなことが起こったのかを確認してみましょう。この年は、「戦後の復興も経済回復も落ち着いてきた時代」。そんな状況にあって、「日本という国をより近代化させ、その質を高めていこうという動き」が活発となっていたのです。その証拠に「日本住宅公団」が初の入居者を募集し、「首都圏整備法や、売春防止法が公布」され、「気象庁や現在の文部科学省である科学技術庁が発足」するなど、国内の環境整備が進んでいることがわかります。また、世界との関わりをみても、「日ソ国交回復共同宣言が発効され、日本の国連加盟が可決される」など、良い方向で様々な変化がありました。

その一方で、政治的には様々な波乱もありました、新教育委員会法案や小選挙区法案など、「多くの法案で大混乱が生じ、年末には内閣総辞職」といったように、決してすべてがうまくまわっていたわけではありませんでした。また、興味深いことに、年初に当時の首相が「軍備をもたない現行憲法には反対」と答弁するなど、「軍備拡張への懸念」がありました。今年の参院選でも、戦争関連を争点にした人が多かったように、憲法と軍備の問題は常に論議されていますが、「60年前にも似たような状況があった」わけです。

 

【今年は現実的な変革の年】

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スピリチュアルな面からみると、丙申というのは、「丙」がもつ「火のエネルギーが強く」、「変革の年」とされています。しかしながら、革命的な大きな変化が起こるのではなく、「申」という「金のエネルギー」がそれを「他と調和させる」ことで、より「現実的な変化をもたらしてくれる年」ということになります。

60年前を見てもわかるように、政治が混乱する中でも、人々が暮らしやすくなるような政策が行われ、秩序が整っていきました。参院選で、選挙年齢がはじめて引き下げられたにもかかわらず、与党が支持され、大きな変化がなかったのも、このあたりのエネルギーが影響しているのかもしれません。

 

【都知事選を決めるのは母性的なエネルギー】

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そんなエネルギー的な観点から見ると、7月31日に行われる都知事選は、「土のエネルギーが強く」なっています。土は、「万物を育み維持する力」を持っています。強い成長と発展である「木」と、頂点へと達して激しく活性化する「火」の後に来る「土」は、発展し活性化したものを具体化しつつ、それを「優しく維持し変容させる母なる力」なのです。

このようなことを考えると、都知事選で選ばれる候補者は、あまりエキセントリックなことを言っている人物ではなく、「現状を理解した上で、現実的に発展変化させていくような政策を提示する人物」となる可能性が高いでしょう。また、土は母なる力ですので、「女性候補者が有利」ということも考えられます。

今年も後半戦へと突入しました。政治に関しては色々とエキセントリックな話題もありますが、エネルギーから考えると、現実的なレベルでより良い方向性へと変わっていく可能性が高いといえます。果たして、そのようになるかどうか? まずは、都知事選を要チェックです。