魂のQOLを向上させようVol.36~鑑定師とのご縁の作り方

占いなど鑑定を依頼する際に、どのように鑑定師を選んでいますか?一般的に鑑定師には得意分野があります。自分が知りたい情報に何がいちばんマッチングするのか、判らないときは、鑑定会社の受付窓口などのコーディネーターに相談してみるのも、1つの方法です。

魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定師惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は「鑑定師とのご縁の作り方」と題して、わたしたち鑑定師と人生で有意義な出会いをするコツについてお伝えします。

 

■鑑定師には、専門分野があると知っておこう■

まず、皆さんは占いなど鑑定を依頼する際に、どのように鑑定師を選んでいますか?
「とりあえず、目が行った人」
これ、一番ダメパターンです。

そもそも、迷いの中にいるときは自身の波動が低くなっているとき。
そんなときに、行き当たりばったりで鑑定師と出会っても、ろくな鑑定師ではないことの方が多いはず。
「すごく悩んでいたのに、大枚をはたいてまったく的外れなことを言われた」
経験のある人は、胸に手を当てて、思い出してみてください。
もし、心当たりがあったら、やめることをお薦めしたいですね。
きっと、次もろくな結果には、ならないと思います。

一般的に鑑定師には得意分野があります。
タロットや数秘術をはじめとする占術を使う先生方は、統計学の分野に長けた方。
つまり、情報分析力が高いんですね。
そこに霊感や直感など、個性を入れ込んで鑑定を行います。

他にも、ダウジング、霊感霊視、チャネリング、チャクラやオーラなど、いわゆるリーディング系は、人体エネルギーを読むタイプ。
分析より、読み出しに長けているタイプの鑑定師です。

統計学の分野、いわゆる分析力で勝負している先生方はさらに専門性を持っています。
長期予想に長けている気学。
反対に短期予測に長けているタロットなど、占術も実に豊かな個性があります。

自分が知りたい情報に何がいちばんマッチングするのか、最初にわかっているといいですね。

判らないときは、鑑定会社の受付窓口などのコーディネーターに相談してみるのも、1つの方法です。

 

■「判らないことが、判らない」とき、どうするか■

ご自身の現実が、あまりに混乱しすぎているとき。
こんなときは占いの先生に何を聞いていいかさえ、判らないと思います。
そんなときに、一番向いてないのがリーディング。

知りたい情報をどこからどう読み出すか判りにくいため、効果的なアドバイスが出てこない場合があるからです。
わたしが行っている通詞では、守護の方に質問をする形で通訳を行っていくので、質問がわからないほど混乱されている場合、まず交通整理をして質問が導き出せるところまで、ナビゲートさせて頂いています。
その分は、お尋ねの内容を模索するためだけの時間になり、人によっては「勿体無かった」とおっしゃるかたもいますが、実はここが結構重要。

どの先生にしても、人生のどこにフォーカスして情報を引き出すかが正誤性の重要なポイントになることは共通項目です。
そのフォーカスポイントの情報を「読み出す」「分析する」という違いだけで、その人のどこを見ていけばいいか判らないということは、どこからその本(人)を読んでいいのかわからないことと同じになります。

イメージとしてご自分という読みにくい本を、それぞれご縁ができた鑑定師に変わりに読んでもらうと考えておくといいでしょう。

分析しながら読むのか、見落としなく、しっかり理解しようとして注意深く読むのか、その違いだけです。
それだけに、自分の人生の問題というのは「わたしという本の、どの章を読んで欲しいのか」を明確に伝えたほうが、よりお役に立てる情報が出てくるということになります。

この章というのは、「お金」「恋愛」「仕事」「結婚」「人間関係」など、人生で多発する問題。
それらが、解決法含めて自分という本の中に章だてされ、ほぼすべて網羅されていると思っていいでしょう。

 

■未来は、不確定だと知っておく■

「二年前にこういわれた」「三ヶ月前はこういった」といって、言われたとおりにならなかった的なご意見を持って、数ヵ月後にお越しになる方が、ときどきいらっしゃいます。
そのとき、必ずご説明することがあります。
それは「時間が経ってしまった未来は、いくらも変わる可能性があると知っておきましょう」と、いうことです。

未来は、流動的な原子のあつまりで構築されているという説もあるくらい、三分後の行動が変わったら、未来は簡単に別のものになっていくということを、しっかり覚えておいて欲しいのです。

つまり、鑑定結果がよかったら、行動は大きく変えない。
変えることでせっかくの運を逃してしまうかもしれないからです。
反対に、鑑定の結果は最悪で、今の気持ちも最悪なら思い切って行動を変えてみましょう。
難しいことは、ありません。
使っている駅を変える、靴をいつもと違ったほうから履くなど、ちょっとしたことを変えるだけでも、しっかり人生に反映されて いくのです。
不思議なものですよね、人って本当に。

心理学の世界に「ブリーフセラピー」というのがあるそうですが、その中にある考え方のひとつに
「うまくいっていることは続けろ」
「うまくいかないときは、やり方を変えろ」
「煮詰まったら、いままでと違うことをしろ」
というのがあるのだとか。

未来は、この三つの方法で少しだけ変えることができるということも、覚えておいてくださいね。

 

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