魂のQOLを向上させようVol.35~前世トラップ1

前世が人格を持つレベルまで色濃く今世に残っている場合、たいてい探したい魂があったり、生まれ変わってまた会おう的約束をしているケースが多いです。
魂のQOLを向上させようVol.35~前世トラップ1

魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定師惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は「前世がもたらすトラップ1」と題して、前世が引き起こす、さまざまな問題についてお伝えします。

 

■肉体を取り合う今世と過去生■

人間は、輪廻転生の中を生きています。宗教観によって転生しないと考える文化もありますが、日本人に生まれたからには「三世を生きる」という時間軸の上を大半の人が生きることになるので、転生はするものという観点に立ってお話させて頂きます。
ちなみにこの「三世」とは過去・現在・未来の三つを指しています。
現在に立ちながら、同時に過去にも未来にも立っているという構造の時間軸の上を歩くのが、日本人というDNAを持った人と捉えられていおり、いまの日本におけるスピリチュアル思想の軸の中心になっているように思います。
そのために起こるのか、ご相談にいらっしゃる方の中に、過去生と現在(今世)が肉体を奪い合う状態になっているケースがまれにあります。
このケースは非常にまれなケースで、わたしが担当した中で数で示すと、770件鑑定してきて、該当したのは5人いません。

つまり0.1パーセントにも満たない。それだけに、ご本人の苦しみは相当なものがあるといえます。わたしも最初にこのケースを担当したときには、どこから手をつけていいのか解きほぐす方法さえ見つけられず、正直途方にくれたほどでした。

 

■探し魂魄、そして出会ってしまった幸・不幸■

あまり知られていないことですが、前世の中には人格を持ったまま転生してくるものがあります。前世というのはいってみたら魂の記憶のようなものなので、そこが人格を持つということにあまりイメージがわかないかもしれませんが、魂の表面に何かをコーティングしたように前世の人格そのものが残っているときに、この現象が起こっているように思います。
問いかけるときちんと名前も名乗るし、前世の物語もつらつらと語ってくれることすらあります。その一方で、名前を名乗ってくれれば、そこをきっかけにコンタクトが取れるのですが、そうじゃない場合、前世の記憶が元で何か起こっていることがわかっても、そこをどう掴んでいいのか、やりようがなくなってしまうこともあります。

前世が人格を持つレベルまで色濃く今世に残っている場合、たいてい探したい魂があったり、生まれ変わってまた会おう的約束をしているケースが多いです。

わたしはそれを個人的に「探し魂魄」と呼んでいます。探し当てられるケースもあれば、めぐり合えないケースもあります。

出会ったから始まる不幸もあれば、出会えなかったからこそ、手に入れられた幸福もあるように思います。
いずれにせよ、すべての魂はなんらかのミッションに則り、この世に生れ落ちているはず。探し魂魄のあるなしは、そのおまけみたいなイメージで捉えて頂ければいいのですが、中にはまるで魂魄探しが自分のミッションであるかのように思い込んで、人生がより苦しくなってしまっているケースもあるように思います。

人間は、世のため人のために生まれてきます。決して過去生のやり直しをするために転生してくるわけではないのです。
そこをしっかりと理解し、「こういう前世だから、こうなんだ」的な解釈で、せっかくの人生を無駄にしないように気をつけましょう。

 

■強すぎる前世の記憶をどうするか■

惠美子がお薦めしている方法は、「再利用」「今世を強化する」のどちらかやりやすいほうです。再利用は、前世の物語を具体的に読み出して、その物語が今世の味方をしてくれるような生き方をします。
今世を強化する」は、今世の情報や環境で有利なものを最大限にいかし、今世のほうに流れるエネルギー量を多くする方法です。

有利なものとして最有力なのは肉体。

運動や、体を使わなければできないことは、今世の力を強化していくのに大変有効です。

ヒプノセラピーをはじめとする、さまざまな前世療法もあります。
何がいいかは、ご自身のタイプとお悩みにあわせてセレクトすることをお薦めします。まず自分でも理解できない思い込みや感情は、もしかしたら前世から引っ張ってきているまんま、やりようがない思いかもしれないという観点を持つ。それだけで、人生は色がまったく変わってくると思います。前世もご自分の大切な一部。せっかくなら味方につけて、さらに幸せになる日常を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

》前回の記事はこちら《