ボディワーカー

大内雅弘(日本)

Masahiro Ouchi

タオゼン・アソシエーション、ヒーリング・タオ・センター・NY、日本チネイザン協会の設立者、及び代表。ヒーリング・タオ、禅、ヨガの技法や哲学を元に、瞑想、気功、呼吸法を日常生活の中でできる独自のシステム「TaoZen」メソッドを開発。現在、全米だけではなく、ヨーロッパや、南米、アフリカ、アジアなどでもワークショップを行っている。

 

大内雅弘 プロフィール

タオゼン・アソシエーション、ヒーリング・タオ・センター・NY、日本チネイザン協会の設立者、及び代表。NYオープンセンター、ヒーリング・タオ・ユニバーシティの常任講師。瞑想、気功、太極拳など教えて35年以上の経験を持つ。

 

慶応大学法学部卒。在学中から文学座演出部に所属、幼少の時から禅に惹かれ、大学在学中にインドに一年住みヨガを体得。ヨガの瞑想を追及する一方、太極拳、野口体操、本山博超心理学、ゲシュタルト心理学、フェルデンクライスなどを学び、身体の構造と心の関係について造詣を深める。1980年からニュー ヨークに在住。世界的に有名なマスター、マンタック・チア(謝明徳)のヒーリング・タオのオリジナルメンバーとして、タオの体系化、及び世界展開を手がけ る。プラナヨガのインストラクター、全米気功委員会のメンバーでもある。

 

これらの経験を活かし、ヒーリング・タオ、禅、ヨガの技法や哲学を元に、瞑想、気功、呼吸法を、日常生活の中でできる独自のシステム 「TaoZen」メソッドを開発。現在、全米だけではなく、ヨーロッパや、南米、アフリカ、アジアなどでもワークショップを行っており、国や人種、宗教、 文化を越えた支持を集める。

 

活動の拠点はNYだが、この1,2年は東京でも定期的に初心者から上級者向け、指導者養成までさまざまなレベルで、呼吸法や瞑想法、気功や太極拳な どのワークショップを開催。また、チバソムなどの高級スパでも話題のタオ秘術である「チネイザン」という、お腹を中心にしたヒーリング方法を日本人で初め て正式に会得し、施術も行っている。最近ではチバソムより招待を受け、王室や世界のセレブを対象に、定期的にワークショップを開催したり、プライベートの コンサルテーションを行っている。

自らのマーケティング会社をもち、各種の賞を受賞したCMフィルムや、ドキュメンタリー映画、また商品開発プロデューサーとしての、エグゼクティブビジネスマンの顔も持つ。

自著に『タオゼン瞑想エクササイズ』(青春出版)『セルフ・チネイザン・タッチ』(幻冬舎)がある。

出典 大内雅弘ブログ

 

 

 

大内雅弘 タオゼンとは?

TaoZenは、東洋の三大生きる智慧である、タオ(道、仙術)、禅、ヨガのエッセンスを現代生活に生き生きと活用したいという願いで出来たものです。東洋で長い間培われた生きる智慧は、同時に哲学でもあり、エクササイズでもあり、技術でもあります。これらを楽しく、現代生活にあうように、しかも効果があるように仕上げてきています。

大内が幼少の時に出会った禅、十代の時にインドで学んだヨガ、そしてタオを、30年以上もかけて、ニューヨーク生活の中で試行錯誤して、ヨーロッパや、アジア、アフリカで教えながら作り上げてきてものです。このシステムをTaoZen Life Practiceと呼んでいます。しかし、これはプロセスであってどんどん進化するものだと考えています。

TaoZenを通して、すこしでも心と身体を魂(body, mind & sprit)が少しでも健康になって幸せになって、有意義に生き生きいきてほしいという願いです。
気軽に楽しく、皆でできるライフプラクティス(行)です。

出典 TaoZen

 

 

大内雅弘 連載

被災地でボランティアをしたいという強い想いがありました。NYの9・11のとき現地に住んでいた僕は、TVでの映像や情報とは全く違う現実を感じていました。今回の大災害でもきっとずれがあるに違いないし、現地を訪れることで何かを感じ、役に立てたら。でも仕事もあるし長くは行けない、3日くらいならどうにかなるかもしれないけどそんなことでいいのか。ボランティア経験が特になく、特別なスキルがあるわけでもないがそれでもいいものなのか、かえって足手まといになりはしないだろうか。迷いは尽きません。(以下略)

出典 ELLE ONLINE

大内雅弘 対談 吉本ばなな

大内:瞑想について考えることですが、僕たちがやっているのは心を込めて何もしないとか。心を込めて体には役に立たないことをやるとかね。そういう贅沢なことなのかなって。・・・・(中略)何か今、効率とか役に立つとか。 よしもと:何かに結びつくとかが多すぎる。
出典 heart

 

 

大内雅弘 日本チネイザン協会 チネイザンとは?

チネイザン(氣内臓療法)とは、古くからタオ(※1)に伝わる気功療法の一つで、お腹へのタッチを中心としたホリスティックなセラピーです。

文化大革命などの影響で歴史から消え去ろうとしていたテクニックですが、タオの世界的権威である謝明徳老師(マンタックチア師)が、現代医学を取り入れて再生したものです。
元来、内臓と感情には密接な関係があります。チネイザンでは内臓に直接働きかけるとともに、感情のバランスも整え、全体の生命力を高めることを目指しています。

単に肉体だけではないホリスティックな療法として、セレブリティが集まるチバソムなどの高級スパでも好評を博し、ヨーロッパやアメリカでも注目を浴びています。

TaoZenでは、さらに気功や瞑想といった他のタオのテクニックを取り入れて、より統合的な画期的メソッドに仕上げました。

(※1)タオ【Tao】・・・人間を自然の一部ととらえ、万物と調和しようとする生き方の智慧。神仙術、陰陽道、老荘思想、東洋医学などを結合したもの。

チネイザンによって報告されている変化の中には、
・ 内臓の機能向上
・ 便通の改善
・ 腰痛や肉体的な疲労、だるさの軽減
・ 生理痛、生理不順、冷え性の緩和
・ リラクゼーション、ストレス緩和、安心感
・ 感情の安定・ 気力の向上などさまざまなものがあります。

内臓の働きの変化だけでなく、体の芯から生命力が湧き出てくるのを実感できます。
チネイザンは特定の病気や症状を“治す”ものではなく、肉体、精神、感情のバランスを良くするものですので、人それぞれに思いがけない変化や発見があるのが特徴です。
また、自分自身でもできる気功や瞑想を習うようにもプログラムされています。実践していくうちに、さらに深い自己発見や自己変容がもたらされるでしょう。

出典 日本チネイザン協会

 

 

大内雅弘 チネイザンをしている最中に感じていることは?

人間は、肉体だけでは成り立ちません。人間には必ず感情があり、その感情は肉体との関係なくしてはありえない。自分の肉体は今ここにいるのに、感情がニューヨークで悲しんでいる、ということはないわけです。考えることに関しても、肉体という器との関連なくしては考えられない。魂も、肉体という器の中でしか存在しない。魂の存在を信じる・信じないの差はあるにしても、「魂のない人、手を挙げて」と言われて、手を挙げる人は誰もいませんよね(笑)。

ですから「触る」ということは、肉体だけに触っているわけではなく、触る方も触られる方も、感情や情報、魂に一緒に触れているのです。僕が相手の方を触るということは、その瞬間、僕が相手の方に触られているということでもある。一方的に触るということはありえないんです。
出典 monage