神秘思想家・研究家

森田健(日本)

Ken Morita 上智大学電気電子工学科卒業。富士通(株)を経て、コンピューターソフト会社を経営し、開発した通信ソフトが郵政大臣賞を受賞。1996年に不思議研究所を設立。世界と私を探究するために、数々の不思議現象を取材している。著書も多く、『生まれ変わりの村①②③』、『続・生まれ変わりの村・スープ① あの世の証言集』(河出書房新社)は、映画『スープ』の原作にもなっている。

 

森田健 プロフィール
1951年生まれ。上智大学電気電子工学科卒。
富士通(株)を経て、コンピュータソフト会社を経営しながら不思議研究所を設立。
「時空はなぜこうなっているのか」を解くために、数々の不思議現象を探究し、世界中を取材している。

インド、フィリピン、ブラジル、中国にて、アガスティアの葉、サイババ、心霊治療、テレポーテーション、蘇生などを調査、科学的検証を行った。

1997年アメリカのモンロー研究所のヘミシンクセミナーに日本人として初めて参加し、体外離脱を体験。トレーナーでもあるモンロー研究所所長ローリー・モンローが体脱してフォーカス27に置いてきたメモを一字一句間違えずに読み、参加者を驚かせた。2000年にはローリー・モンローを日本に招いて講演を行った。

また中国にて道教の導師の元、道教の修行を4年間体験し、中国道教教会より仙人ローブを授与される。
これらの体験は3冊の本として出版された。
『「私は結果」原因の世界への旅』には、私は「原因」ではなく「結果」であること、運命の原因は自分の内側ではなく、外側にあることが書かれている。ヘミシンクにおいてこの体験を得たのはフォーカス27にある「ドア」との遭遇だった。
『自分ひとりでは変われないあなたへ』は、蘇生超能力者の孫さんによる煮豆が蘇生した瞬間に遭遇したことから、運命変更にとって何が大切かということを解説。
『ハンドルを手放せ』は、仙人修行の神髄「天人合一」の方法がわかりやすく書かれている。

2001年から中国の考古学者・王虎応が研究している占い・六爻占術を学び、運命と占いについての調査を始めた。
2004年『運命を変える未来からの情報』にて六爻占術を紹介。「運命は決まっているが変えることができる」という説の元、具体的な手法を紹介。
2008年より「生まれ変わりの村」をシリーズで発表。中国奥地に前世の記憶を持ったまま生活している人々の村があり、その人たちの証言を集めたドキュメンタリーとしてロングセラーとなっている。
2009年、SF『神のなせる技なり』にて仮説を初めて小説形態で発表し、SF作家としてもデビュー。
2010年、『「母神」に包まれる方法』では、父なる神の概念を180度変えた「母神」の考え方を世に出す。母なる神は息子や娘たちに幸せになってもらいたくてサインを出し続けているという説は、王虎応が研究している「外応」とも結びつく。世界は「サイン」に満ちているというのだ。森田健の本を読んだ読者からは「生きるのが楽になった」という手紙が多い。
2012年、「生まれ変わりの村」を原作とした映画「スープ」公開
出典 もりけんドットコム

 

 

森田健 インタビュー
7月7日全国公開、輪廻転生をテーマにした映画『スープ』
原作者 森田健氏インタビュー
初めて「怖くないあの世」が描かれた画期的な映画

―小さい頃、私は「死」という感覚がどういうものかわからなくて、「死」を疑似体験しようと思い、目をつぶって、何も考えないで、ずっと横たわるということを何度も繰り返してみました。でも、そのように自分自身がまったくなくなってしまうのが「死」だとはどうしても思えなくて。森田さんの『生まれ変わりの村①②③』を読んで、死んだ後もこの世とまったく同じように生活しているというのを読んでやっと腑に落ちた感じがします。
「生まれ変わりの村』が映画化②」の記事に、“森田健氏の調査した「あの世」は決しておどろおどろしい場所ではありませんから、「あの世」の恐怖を楽しむホラー映画ではないのです”と書いてくれましたよね。僕はこれを読んで、実に当たっているなと思いました。ふつう、「あの世」というと「怖い」「幽霊がいる」世界と考えられています。「この世」は明るくて、「あの世」は暗いというのが常識とされてきて、「あの世」を向こう側の別世界としておどろおどろしく表現してきた映画が多かったわけです。そんな中で、映画「スープ」は違う。この意見は確かにその通りだなと思いました』

―「あの世」は遠い向こう側にあって「この世」とは違う世界だという常識を覆すように、森田さんの調査された「あの世」は、太陽がない以外は「この世」とそっくりなんだそうですね。
『そうですね。「あの世」は太陽系にある世界ではないので、太陽はありません』

前世記憶者もほかの前世記憶者の体験を知りたがっている

―ほかにも、この記事を読んでくださって何か気づいたことがあるそうですが。
『もうひとつの気づきは、「生まれ変わりの村①②③」と、「『生まれ変わりの村』と映画『スープ』の世界」とはまったく逆の作り方をしたということです。というのは、「生まれ変わりの村①②③」では、前世記憶のない僕が前世記憶者に対してインタビューをして作った本です。ところが、「『生まれ変わりの村』と映画『スープ』の世界」では、前世記憶者の並木さんが前世記憶のない僕に対して「あの世」についての調査結果を教えてほしいと質問して作った本なわけです。いままで気づかなかったんですが、おもしろいですよね』

―そういえば、そうですね。私もまったく気づきませんでした。私は前世の記憶があるので、「生まれ変わる」ということはわかっているけれど、「あの世」がどんなところかわからないから、知りたくて森田さんに事細かく質問したんです。でも、考えてみれば前世記憶者から森田さんに質問して、これまでの調査を集大成した本を一度出してから、新しい「スープ」のシリーズにつながるという流れになったのですね。
『ほかの前世記憶者も、自分以外の前世記憶者がどんな体験をしたのか、とても知りたがっているみたいですね。もしかしたら、「生まれ変わりの村」でも「おい、おまえはどうだったんだ?」なんて、周りの人たちに聞いて回っているかもしれないですね(笑)』
出典 TRINITY WEB


 

森田健 記事
幸福論
私は学生時代から、「それがどうした?」という感覚をずっと持っています。授業や研究に打ち込んでいる教授にも、国際関係や哲学を議論している人達にも、生き方論を聴きに講演会に行く精神世界の人達にも・・・「それがどうした?」と思ってしまうのです。もちろんこれは、私自身のやっている事にも向けられます。

「それがどうした?感覚」とは、今のステージそのものに対する疑問視です。私達は世界の存在理由を知りません。現状はどの分野も答えを持たないのです。なのに何の疑問も持たずに自分のやっている事にのめり込むことが、どうして出来るのでしょうか・・・。

私は自分のやっている事に対して、「それがどうした?」と思いながら先に進むしかありません。私の中に「それがどうした」という感覚がなくなったら、終わりだと思っています。

 

私の小学校の夢は、科学者になることでした。しかしその夢は実現しませんでした。高校時代に下位の問いを持ってしまったからです。もしも科学者になっていれば、今やっているような運命の研究などは出来なかったでしょう。

こうして考えてみると、夢の実現と下位の問いは相反関係にあるようです。これは多くの場合に当てはまると思います。そうなる理由は、下位から見ると夢が「それがどうした状態」になってしまうからです。「それがどうした感覚」の前では、職業が素晴らしくても関係なくなってしまいます。下位の問いは、夢を融かしてしまうのです。

さらに、下位の問いは幸せをも融かします。私は高校時代に下位の問いを持った時から、幸せ感を飛び越えてしまった感じがします。それ以来、7億円の借金事件の最中でさえ、全く不幸を感じなくなりました。幸せも不幸も眼中になくなってしまったのです。

この差は、意識で幸せを追っているか、時空の謎を追っているかにあると思います。私は幸せを自動操縦に任せているのです。つまりハンドルを手放した状態です。

下位の問いを持つことは、時空のネットワークに繋がることだと思います。そして幸不幸とは、ネットワークの接続・切断なのではないかと思いました。幸福感を感じられない人は、ネットワークに繋がっていません。しかし、ネットワークの繋がった先から不幸はやって来ないというのが私の考えです。なぜなら、ネットワークに繋がっている時はハンドルを手放した状態であり、不幸感はハンドルを握っている状態の時に起こるものだというのが、私の仮説だからです。

 

幸せはどうすれば手に入るのでしょうか。それは諦めることと肯定することです。

諦めるとは、送信を止めて受信状態に入ることです。受信が始まればネットワークと繋がります。肯定することは、ネットワークに対してONになることです。否定すればOFFになります。だから諦めて肯定すれば、必然的にネットワークに繋がって幸せが来ることになります。

ですが普通の人は欲望でいっぱいなので、諦めて肯定しようと思ってもそう簡単には出来ないでしょう。ではどうすれば良いのでしょうか。それは、「いくら達成しても幸せになれない欲望を持つこと」です。

私にとっては、下位の問いがそれにあたります。達成しても幸せにはなりません。しかし下位の問いを持つと、上位の欲望や幸せが小さくどうでも良いことになってしまい、結果的に諦めた状態になります。私はこの最後の手段をやり続けているために、17歳の頃から今までずっと幸せなのです。
出典 もりけんドットコム

 

 

森田健 講演会 感想

●もう、めちゃくちゃ興奮しました。内容や演出についてはネタバレになるとま
ずいので控えますが、こうきたか、と思いました。感動!! 目に涙が溜まりま
した。やっぱり出席して良かったし、今を楽しむこと、好奇心に従うこと、そう
だよなって思いました。
(40歳男性)

●隣の人も、前の中年の男性も泣いていました。私も胸が一杯になりました。悲
しい涙ではありません。終わった後は何ともいえず元気になりました。一緒に
行った友人と生きるって素晴らしいねと前向きになりました。
(35歳女性)

●楽しくて楽しくていっぱい笑いました。そして涙しました。とにかく昼の部は
あっというまでした。夜もあっというまでした。同じ講演会とは思えませんでし
た。私は見ること聞くことにいっぱいいっぱいで膨大な情報に頭がついていけて
ない感じですが、今とても幸せです。
(42歳女性)

●本当にすばらしい講演会で参加してよかったと思いました。事前のメルマガで
も「場」が重要ということを言われていましたが、実際に講演会に参加させてい
ただくと、本当にそのような感じがします。
(39歳男性)

●因果応報からの解放や、助け合いの世界、好奇心の発動や今が幸せだと感じら
れることなど、いくつもの角度からの話が繰り広げられましたが、それらの根底
で共通しているのは、すべてを肯定できる境地だと感じられました。それがユー
トピアの出現なのではないかと思いました。
(34歳女性)

●講演の後ロビーに出たら長蛇の列ができていて、最初は映画のチケットを買う
ために並んでいるとは思いませんでした。チケット購入者へのプレゼントCDが
不足して、住所・氏名を記入して後日届けて頂くことになりました。
(42歳女性)
出典 たいぞうの部屋

 

 

森田健 著作

SF小説

  • 『神のなせる技なり』(2009.12月、アメーバブックス新社|幻冬舎

ノンフィクション

  • 『不思議エネルギーの世界』(1996年.4月、不思議研究所|枻出版社)
  • 『不思議エネルギーの世界2』』(1996年.7月、不思議研究所|枻出版社)
  • 『不思議エネルギーの世界3』(1996.12月、不思議研究所|枻出版社)
  • 『不思議の科学』(1998.12月、同朋舎|角川書店
  • 『不思議の科学II』(1999.9月、同朋舎|角川書店)
  • 『不思議の科学III』(2000.8月、同朋舎|角川書店)
  • 『運命を変える未来からの情報』(2004.4月、講談社。2011.8月アクセス|河出書房新社より改訂版発行)
  • 『森田健の「見るだけで運命が変わる!」』(2004.9月、講談社 DVDBOOK)
  • 『「私は結果」原因の世界への旅』(2005.1月、講談社〈講談社+α文庫〉)
  • 『ハンドルを手放せ』(2005.6月、講談社〈講談社+α文庫〉)
  • 『自分ひとりでは変われないあなたへ』(2005.10月、講談社〈講談社+α文庫〉)
  • 『究極のいい運命へ 神とつながれ』(2006.4月、講談社 DVDBOOK)
  • 『運命におまかせ いつも幸せを感じるあなたに』(2007.11月、講談社
  • 『生まれ変わりの村(1)』(2008.7月、アクセス|河出書房新社
  • 『生まれ変わりの村(2)』(2009.6月、アクセス|河出書房新社)
  • 『生まれ変わりの村(3)』(2010.7月、アクセス|河出書房新社)
  • 『あの世はどこにあるのか』(2008.12月、アメーバブックス新社|幻冬舎)
  • 『運命改善の不思議な旅99の謎』(2009.6月、二見書房
  • 『運命好転の不思議現象99の謎』(2010.6月、二見書房)
  • 『幸運の女神を味方にする方法』(2009.12月、マガジンハウス
  • 『「母神(ははなるかみ)」に包まれる方法』(2010.11月、マガジンハウス
  • 『観音さまから運をもらう方法』(2011.9月、マガジンハウス
  • 『「生まれ変わりの村」と映画「スープ」の世界』(2012.6月、アクセス|河出書房新社)
  • 『続・生まれ変わりの村 スープ①』(2012.6月、アクセス|河出書房新社)

出典 goo Wikipedia