スピリチュアルセレブ

中野裕己(日本)

Hiromi Nakano   ワシントンD.Cにある世界銀行本部よりヘッドハントされ日本人として初めて人事マネージャー、のちに人事カウンセラーとして勤務。1998年に内なる自分の声に従い独立。現在は、企業のマネジメントコンサルティング、カウンセリング、執筆、各種セミナーで幸せに豊かに生きる秘訣を伝えている。ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の原訳者でもある。

Hiromi Nakano

人事コンサルタント、ソーシャルファシリテーター

横浜生まれ。9年間の英国生活を経て、東京の外資系銀行にて総務人事、教育研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.C.にある世界銀行本部よりヘッドハントされ、日本人として初めて人事マネージャー、のちに人事カウンセラーとして4年余り勤務する。

1998年、内なる自分の声に従い、帰国して独立。 現在は企業でのマネジメントコンサルティングや研修、コミュニケーションカウンセリング、執筆、全国各地での講演など幅広く活躍中。

ベストセラー『世界がもし100人の村だったら』の原訳者としても知られる。

最近はソーシャルリース(社会の輪)という構想を打ち立て、世界中の人々が有機的につながる社会のあり方を提唱。現在、認定NPO法人・スペシャルオリンピックス専務理事も務める。

趣味はガーデニングとおもてなし。休日には自宅で仲間たちとユンタクを楽しんでいる。
出典 中野裕己オフィシャルウェブサイト

 

 

 

 

 

中野裕己 インタビュー
世界のどこでも上手くいくコミュニケーションの取り方
中野さん:
「私は、頻繁に人とつながるコミュニケーションの実験をしています。食堂に入って隣に座った人に“今日は天気がいいですね”って話しかけたり。日本人の方はビックリします。ですが、そこで一言交わしただけで一日中ハッピーになったと思えたらお互いが幸せですよね。だからまずはコミュニケーション能力。その前提として、人を信頼し、人が好きであること、そして他人に興味を持つことですね」

― コミュニケーションの実験によって、内向的な性格の人も変わりますか?

中野さん:
「内向的、消極的な性格と人嫌いとは違うのです。人が嫌いだったら、自分が心地良い領域から出ないほうが良いけれど、内向的な人は、人が嫌いなのではなくて、恥ずかしかったり、コミュニケーションの手段を知らないだけ。だから最初は“ハロー”って言うだけでもいいし、コンビニでガムを買ったら“ありがとう”ってハッキリ声に出すだけでも違ってきますよ。自分の殻を破るためにやってみて、その“ありがとう”が気持ち良ければどんどんやりますよね」

―そこに恥ずかしさを感じたら?

中野さん:
「将来外国に行きたいと思うのなら、私はすべて実験だと思っています。コンビニで“どうもありがとう”って上手に言えるようになったら成功。次に進めるじゃない。店員さんに何か返してもらいたくてやっているわけじゃなくて、練習台になってもらっているのだから、自分が“ありがとう”と言えたらOKと割り切る」
出典 TRINITY WEB

 

 

 

中野裕己 記事

2011年4月23日
中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

来週、新刊が書店デビューします。

「世界でいちばん自分を愛して」 日本文芸社版 ¥1500+税

これは「愛のコーヒーカップ」という、もう20年前からわたしが大切にしている考え方を理論と実践編とも合わせて分かりやすく書いたものです。 相手のコーヒーカップが空だからのコーヒーを注ぐのをちょっとやめて、目の前の自分のカップが空っぽだったら、まずは自分のカップにコーヒー(愛)を満たしましょう、というもの。

とても簡単に頭に入る考え方なのに、それを実践するのにとても時間がかかる人がいます。途中空回りしてあきらめそうになる人がいます。

そこで数年前に山吹色の小冊子「愛のコーヒーカップ(理論編)」を作りました。 今度は実践編も加えて、これ一冊でコーヒーカップの魔法が効くようにとおもって書きました。

執筆中に、大震災がありました。

それで世の中がガラッと変わりましたね。大変な時期だからこそ、今、この考え方を本を通して皆様にご提案できるタイミングを嬉しく思っています。

これから私たち日本の人たちは、国内で、海外で、大変なチャレンジを乗り越えていくことになるでしょう。 まず自分をしっかり愛で満たし、その愛を周りに広げていくというプロセスで、一人ひとりが持っている力を取り戻し、悲しみを分かち合い、未来の希望を語り合うことができるのだと思います。

この本のピンク色の帯には

「自分をもっと大切にすると、幸せはやってくる!」 とあります。

そして、帯の裏には・・・・

「まずは自分から」でいい。

いつも誰かを優先し、自分を後回しにしていては幸せはやってこない。 人生には在アック感も反省も苦労もいらない。 人が幸せになるために必要なのな、ただただ、自分を愛することだけ。

あなたはどう思われますか?

書店で見かけたら是非手に取ってみてくださいね。

(出典 中野裕弓オフィシャルブログ)

 

 

 

自分の心を自ら愛を持って満たしておくこと、これは私たち一人ひとりの大切なお仕事です。

17歳のころ、通っていたミッションスクールでシスターがこう話されました。

「ここにパンがあったら、自分で食べるのではなく、もっとおなかがすいている人を見つけて、その人に差し上げなさい。ここに水があったら、自分よりもっと喉の渇いている人に差し出しなさい」

まさにキリスト教の教えです。

でも、慈悲利他のことを理解し得ない若い私には疑問が残りました。じゃあ、いつになったらおなかいっぱい食べ、気が済むまで喉を潤していいの? 答えは「他人のために自分を犠牲にすることをキリストはお喜びになります」 ……??

そして、その後、私はしばしキリスト教とは距離を置くことになりました。

ところが、ある考えに行き当たったら、今までの謎が一気に解けたのです。

それが「愛のコーヒーカップ」

常に自分のおなかが満たされていれば、それ以上のものは、すべて自然に周りと分かち合うことになる、ということ。まさに目からウロコ!

“自分の心を自ら愛を持って満たしておくこと”

これは私たち一人ひとりの責任、“お仕事”なのです。

中野裕弓
出典 中野裕己オフィシャルウェブサイト