ヨガマスター

やましたひでこ(日本)

Hideko Yamashita クラター・コンサルタント。大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出合い、この方法を片づけ術として応用提唱する。2001年より、クラター・コンサルタントとして「断捨離セミナー」を全国各地で展開。著書に『新・片づけ術 断捨離』、『新・生き方術 俯瞰力』、『ようこそ断捨離へ』など多数。

 

やましたひでこ プロフィール

クラター・コンサルタント
東京都出身 石川県在住 早稲田大学文学部卒

大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢う。
その後、この行法を、日常に落とし込み、片づけ術として、応用提唱する。

2001年より、クラター・コンサルタントとして「断捨離セミナー」を全国各地で展開。
年齢、性別、職業を問わず、幅広い層から圧倒的な支持を得ている。

著書に、ベストセラー『新・片づけ術 断捨離』マガジンハウス
『新・生き方術 俯瞰力』マガジンハウス
『ようこそ断捨離へ』宝島社
『断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵』アスコム
その他、監修本など多数。

パーソナル・ヒストリー

20代はじめ

大学在学中、ヨガ道場に入門

こころの執着を手放す行法哲学として、断行・捨行・離行を知る。

が、知っただけ。実践かなわず(..)

30代はじめ

こころの執着は、なかなか、、、。

ならば、せめてタンスの中身からと、

ぎちぎちに詰まった服を手放す!

が、あけくれ捨てているにもかかわらず、

モノは減らない、片」づかない(..)

何ゆえか?

答えは簡単。捨てる以上にモノを取り込んでいたのね(^^ゞ

30代半ば

高野山の宿坊に泊まる。

その清々しい空間に感激(^^♪

こんどこそと、住まいにひしめくモノを断捨離。

モノを手放していくプロセスは、迷いと逡巡の世界。

が、自身をそぎ落す、こころ磨きの日々でもありました。

30代後半

運命学に触れる。

あらためて「見える世界」と「見えない世界」

のリンクに気がつかされる。

40代以降

経験を踏まえ、「断捨離セミナー」を主宰。

クラターコンサルタントのお仕事を。

思いがけず多くの方々と断捨離を共有、実践中。

これからも、

セミナー受講生さん・クライアントさんと、

日々の暮らしの中、愉しい「知行合一」を(^^)v

出典 やましたひでこ公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

やましたひでこ インタビュー

私たち人間はいつも心のゆとりを欲しています。

ゆっくり寛ぎたい時、リラックスしたい時にどこに行きますか? まさか満員電車に乗り込む人はいないですよね。

落ち着いたインテリアでゆったり座れるソファーのあるカフェに行ったりします。

心のゆとりを得るために、空間のゆとりを求めるのは人間の本能なんです。

それが家の部屋なりクローゼットならなおさらのこと。

あなたの家はどうでしょう? ゆとりはありますか? 空間を『隙間』と捉えるのが収納術ですが、断捨離では「ゆとり」と捉えるのです。

空間は英語で『SPACEスペース』ですが、これは別の意味がありますね。それは『宇宙』。

そう、空間は宇宙。

空間をつくると、そこには宇宙が必ずエネルギーを注いでくれるのです。

そんな宇宙のエネルギーに満ち溢れた呼吸空間を取り戻したら、あなたはその空間で誰と過ごしたいですか? その空間で一緒に過ごす人こそ、あなたにとって、最も大切な人。

そしてそんな大切な人と一緒に過ごせているあなたはきっと『ごきげん』なはずですよ!

出典 TRINITY 47号

 

 

 

Q1 人生のモットーはなんですか?

「ごきげんに生きること」なんですが、それだけじゃあ面白くないなあと思ってもみたり・・・(笑)。基本的には、意図的に生きたいな、と。意図的に、果敢に、潔く、自在に、生きたい、ですね。

Q2 今、1週間自由な時間があったら何をしますか?

草むしりですね。断捨離の作業といっしょなんですよ。とりのぞくという動き自体が。こう、雑念がとれて、無心になっていく。だから、草むしりを心ゆくまでしたいなあと思います。

Q1 ご自身とっての『♪』な瞬間~自分にとって幸せ・うれしい・充実感を感じる瞬間~を教えてください

よく、人からすごく集中力があるっていわれるんですが、自分では「今集中している」って感覚がないんです。たぶん、そういう状態が、自分にとっての充実した時間だと思うんですが、どう説明したらいいか・・・そう!「いま、ここ、わたし」が整った瞬間、ですね

出典 Dinos

 

 

 

 

「断捨離」提唱者のやましたひでこさん “取捨選択”が活力となる
2011.9.24 07:00 (5/5ページ)転機 話しましょう

 --ほぼ毎日、ブログを更新されています

 「平成19年にセミナー受講生へのフィードバック(還元)のつもりで、断捨離通信として始めました。第1号は10アクセスで、うち5アクセスが私。読み返すごとに誤字脱字があったので直して…。今では1日1万アクセスあります」

 --断捨離セミナーはどんな内容ですか

 「毎週各地で、12時間の内容を2日、ないし3日に分けて行います。以前はご自宅まで伺い、荷物を前に“いま必要?どう?”とやったこともありますが、今では座学が中心。スポーツでいうコーチの役割なので、ご自身で片づけようと意識づけしていきます」

 --本がいずれもベストセラーです

 「年内に11冊が出版される予定。そんなに出していいのかなと…。ゴミを出すわけにはいかないので、違う切り口で、役に立つものを書いていきたい」

 〈やました・ひでこ〉昭和29年、東京都生まれ。早大在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出合う。結婚後は、歯科技術士の夫の手伝い(経理)をしながら、ヨガを指導。平成13年からは、クラターコンサルタントとして各地で「断捨離セミナー」を開いている。21年に刊行した「新・片づけ術断捨離」(マガジンハウス)が32万部超のベストセラーに。「断捨離」は、「2010ユーキャン新語・流行語大賞」の候補語に入った。
出典 MSN 産経ニュース

【やましたひでこ】ヨガで出合った「断捨離」 すなわち“選”見の明
「断捨離」という言葉は、すっかり有名になった。ただ、あまりにインパクトのある言葉のため、「とにかく捨てればいいんだろ」と早合点する向きも多い。加えて、提唱者の「クラター・コンサルタント」という初耳の肩書も気になるところ。主役を「モノ」から「自分」にする断捨離の真意と、提唱者・やましたひでこさんの人物像に迫ってみた。

【断行・捨行・離行】欲望を絶って執着から離れるための行法哲学。やましたさんは、これをヨガ道場で学んだ。「そこから思い起こした言葉が『断捨離』です」

【断捨離の前提】物が過剰、過多であるかどうか。過剰ならば「引き算の解決法がありますよ、という提案で、不足になるまで捨てろとは言っていません。健康と安全を守る家の中で、物が過剰かどうか。その前提を見極められない方が『捨てるなんてもったいない』と反発しているのかもしれません」

【家は呼吸空間】「まだ使えるから」とため込んだ物によってほこりがたまり、カビが生え、空気がよどむ。「食の安全、水道水の安全には敏感なのに、家の中の空気の安全については、もっと考察があっていいと思います」

【人間の本能に着目】物をため込むのは本能。ところが現代では物が大量に流れ込んで堆積し、不健康、不健全、不自然な住環境で不機嫌になっている。「人間は動物ですから、動物が2頭いれば縄張り争いになります。家庭はくつろぎの場ですが、実は戦いの場でもあるのですね、フフッ」

【人の物ほどゴミに見える】これも縄張り争いという本能に起因する。だから、断捨離の禁句は「捨てろ」。これを言うと、相手(=家族)は必ず感情的になる。

【よく受ける質問】「捨てて困ったことはありませんか?」

【その質問への答え】「悔しいと思うことはあっても、別に不幸、悲劇で、命を損なうことはありません。だから困ったことはないです」

【ヨガ】大学4年のときに始め、その後は指導員に。「新聞に教室の案内広告が載っていて、たまたま行ってみたら続いて、指導員養成講座にも進むことになりました」

【学生時代】「浪人して猛勉強して入ったら燃え尽きてしまって。まぁ、勉強しなかったですね。あまり学校に通わずゴロゴロ。かといって遊びもせず…。ヨガを始めるまではね」

【家族】夫、長男、母、夫の母の5人。石川県小松市在住

【趣味】「草むしりですかねぇ ハハハッ。座禅に対する『動禅』で、打ち込んでいるうちに思考が止まるという感覚が好きです」

【「断捨離」活動の前】夫の事業所で経理を担当

【好きな音楽】ベートーベンのピアノ協奏曲第3番

【好きな芸能人】「昔はタイガースのファンでジュリーが大好きでした」

【ホッと一息つくときは?】紅茶を飲む。お気に入りはピーチフレーバー。「緊張と弛緩のうち一方に偏ったら元に戻していくのが命のメカニズム。生きていくうえで休憩はとても大事です。私は紅茶で休む時間を充実させています」

【心に残る本】エーリヒ・フロム著「自由からの逃走」、ヘルマン・ヘッセ著「シッダールタ」、キャロライン・メイス著「7つのチャクラ」

【登録商標】「断捨離」と「クラター・コンサルタント」は登録商標。クラターはガラクタの意。「断捨離は8年前、クラター・コンサルタントはその後に登録しました。登録したのはこの言葉を大切にしたかったから、でしょうか。でも、ご自由に使っていただいて構いませんというスタンスです。『断捨離と書いたゴミ箱を商品化したい』とか、『えぇっ!?』と思う商業利用はご遠慮いただいていますけれど」

【ズバリ、断捨離とは?】「ただ捨てるにあらず、選び抜くことである」

出典 ZAKZAK

 

 

 

 

断捨離

基本的にはヨガの行法、「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。単なる「片づけ」や「整理整頓」とは一線を引くという。

断=入ってくる要らない物を断つ

捨=家にずっとある要らない物を捨てる

離=物への執着から離れる

やましたひでこ の著書が発表されて話題になり、この考え方が人々に広く知られるようになった。

やましたひでこ の著書群の説明によると、おおむね次のようなものである。日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があるが、(これはこれでひとつの考え方・価値観ではあるが)この考え方が行きすぎると、物を捨てることができなくなり、やがて、すでに使わなくなったモノ、将来も使うはずがないモノなどが、家・部屋の中に次第に増えてゆき、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々 膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて、心身の健康を害するほどになってしまう。断捨離は、こうした「もったいない」の観念(固定観念、思い込み)にとりつかれて凝り固まってしまった心を、ヨガの行法を応用して解きほぐし、知らずに自分自身で作り出してしまっている重荷からの開放を図り、快適な生活・人生をとりもどすための方法である。

やましたひでこ の著書の後、様々な著者によって、断捨離の考え方を扱った本が出版されるようになった。さらに自分と物との関係だけでなく、仕事のすすめかた[1]、人との関係(人間関係)にも断捨離を実践することをすすめる書物[2][3]なども出版されるようになった。

「断・捨・離」は2010年の流行語にも選ばれた。 近年では断捨離を実践する人を「断捨離アン[4]」「ダンシャリアン」などと呼ぶことがある。

出典 WIKI断捨離