皆様はじめまして。今回から連載をスタートします、オーストラリアのゴールドコースト在住のビューティセラピストのMegumiです。よろしくお願いします。ビューティーセラピストって何だろう?と思われた方も多いかもしれませんが、日本風に言うとエステティシャンと言った感じです。オーストラリアでは、髪の毛を扱うヘアスタイリストとお肌を扱うビューティセラピストは違う国家資格になります。日本では、美容師という言葉を使いますが、こちらでは美容(ビューティー)はお肌を扱う人を指します。
オーストラリアは日本とは季節が逆で、ただ今夏真っ盛りです!!
不思議なもので、ショッピングセンターでクリスマスソングが流れていたり、クリスマスツリーが飾られていても、不思議とクリスマスのような感じがしないのです。やっぱりクリスマス、お正月は寒くないとピンとこないのだと改めて体感しました。また、こちらではクリスマスが終わると年越しのカウントダウンがあり、そこからは全然お正月感もなく、普通に暑い夏を過ごしています。
ここゴールドコーストでは、ビーチがすぐ傍に広がっていることもあり、とてもカジュアルで、夏でも冬でもビーチサンダルで闊歩する人たちをたくさん見かけます。さらに北へ1時間ほど車を走らせるとブリスベンという大きな都市です。日本ではあまり馴染みのない都市かもしれませんが、町の間を川が横断するとても素敵な町で、おしゃれなカフェやショップがたくさんあります。
オーストラリアでは、現在人口の4分の1が肥満と言われていますが、それでもベジタリアン、ビーガンの方も多く、最近流行のグルテンフリー食品の摂取なども広く行われています。意外にヘルシー思考の人も多く存在し、近所のスーパーでも気軽にグルテンフリー食品やオーガニックコーヒーや紅茶、食材などが買えます。
ベジタリアン・ビーガン御用達健康食品と認知されている日本風の豆腐などは、スーパーで普通に買えます。海外に住んでいると日本の食材が手に入らないことが多いので、このちょっとしたことがとてもうれしいものなんです。他にはインドネシアもしくはタイ風?の固めのお豆腐など色々なお豆腐があります。
また、オーストラリアでは、広く代替医療、統合医療が行われており、ナチュロパス、鍼灸、カイロプラクティック、マッサージなどは、メディケアと呼ばれる国の保険があれば一部無料の施術があったり、プライベート保険に加入している方は補填制度があったりして、たぶん日本に住む日本人以上に気軽に受けに行く人が多いのではないかと思うくらいです。
実は私自身今までは、こういった代替治療などというものに対して、ちょっと「う~ん」と二の足を踏んでいた部分があったのです。正直、非科科学的、胡散臭い、怪しい、古臭いなどと勝手に偏見の目を持っていました。精神的にも身体的にも健康になること、健康でいることは、特別なことではなく、昔から受け継がれてきた知恵や自然から学んだ知識なのだと気づきました。
朝、鳥の声で目覚め、自然がたくさんある環境にいると、自然と心が落ち着きます。それって、怪しいことでも、古臭いことでもなく、オーストラリアに来て改めて自分の体に向き合うこと、オープンマインドの大切さを感じるようになりました。
心と体は繋がっている。それを忘れずに無理をせず、ちょっと自分にいいことの第一歩を踏み出してみたいですね。