スピリチュアル・アドバイザー氷姫(ヒメ)です。
風薫る新緑の季節となって参りました。皆様は如何お過ごしでしょうか?
私事ではありますが、この度、皆様からの多大なるご尽力と良縁により、雑誌の連載が開始しました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
全てに感謝です。
諦めずに成功を常にイメージして、正当に願い続けた結果なのでしょう。
更に上へ上へと導かれていますので、高みを目指して行ってみようと思います。
今回は、ふと、朝目覚める瞬間に見えた映像から、遠い記憶を探り当てた事を書いていきますね。
皆さんは『幸福の王子』というお話、聞いたことあるでしょうか?
少しお話のあらすじを書いていきますね。
ある街に自我を持つ『幸福の王子』の像が立っていました。
この像は、目は青いサファイア、腰の剣には真っ赤なルビー、体は金箔、心臓は鉛で作られていました。このとても美しい王子は街の人々の自慢でした。
渡り鳥のツバメが寝床を探して王子の像の足元で寝ようとすると、突然上から大粒の涙が降ってきました。王子はこの場所から見える不幸な人々に、自分の宝石を届けて欲しいとツバメに頼みます。
ツバメは王子に言われた通りにし、やがて王子の姿は、宝石も金箔も全て貧しい街の人々に分け与え、みすぼらしい姿になりました。
冬が訪れてしまい、南の国に渡り損ねたツバメは弱りはて、最後の力を振り絞って飛び上がり、王子にキスをします。
そして、王子の足元で力尽きたその瞬間、王子の鉛の心臓は音を立てて二つに割れてしまいました。
みすぼらしい姿になった王子の像は取り外され、溶鉱炉で溶かされたのですが、鉛の心臓だけは溶けずにツバメと一緒にゴミ溜めに捨てられてしまいます。
天国からそれを見ていた神様が、
天使に「この街で最も尊き物を二つ持ってきなさい」と命じ、
天使はゴミ溜めから王子の鉛の心臓と死んだツバメを持ち帰りました。
神様は天使を誉め、王子とツバメは天国の楽園で、永遠に幸福に暮らしたということです。
私が目覚める瞬間に見えたのは、みすぼらしい姿になった王子に、後の力を振り絞ってキスをして力尽き王子の足元で息耐えたツバメの映像でした。
子供の頃に読んだお話の絵が出てきたイメージです。
さぁ? 何を御知らせしてくれているのでしょう。
(後半に続く……)