魂のQOLを向上させようVol.22~2015年上半期終盤の過ごし方~

見えない領域では、まいた種は自分で刈るのがルール。 誰も、あなたの代わりにこの種を刈り取ってはくれません。

魂のQOL向上のためのスキルを、鑑定師惠美子がお伝えするシリーズ。
今回は、残り一ヶ月強となった上半期の過ごし方についてお伝えします。

わたしは、昨年末から今年の冒頭、特に節分前後などに鑑定のご依頼を頂いた方に、見えない領域の今年のタイムテーブルみたいなものをお伝えしていました。
簡単にいうと、年間計画表みたいなもので一年間の流れを予測し、運気が上に行くのか下に行くのかを含めて分析したものが、このタイムテーブルです。

ちなみに「上に行く」というのは、いわゆる運気上昇期であり、収穫の時間。
そこは、試練や課題のようなものが少なく、代わりに成長もあまりしない時期です。
なにより収穫前にしっかりと種まきなどの準備をしてこなかった方にとっては、刈り取るものがあまりない、つまらなく不安な時期だといえるでしょう。

反対に「下に行く」時期は、運気も低迷がちで、試練や課題が続々と押し寄せます。
つまり、成長のステージに入っているので、人生の筋肉を太くするためにガンガン負荷がかかる時期。
こんなときは、やってもやってもあまり報われた感じがせず、この先どうなるのだろうと不安にかられてしまったり、折れて諦めてしまう人が出やすくなります。

この不安に、飲まれたり、身をゆだねてしまうと、この後やってくる上に行く時期をうまく活かせません。
人によっては、手に入れるべき収穫をみすみす逃すことになり、より事態を悪化させてしまう場合も。

つまり、物事にはタイミングがあり、刈り取りのタイミングに種をまいてもあまりうまくいかないし、反対に種まきの時期に
「なにも入ってこない」と嘆くのは、そもそも最初から無理な話、ということ。

今年は、下半期が収穫の時期にあたると思われます。
人によりまちまちだと思いますが、多かれ少なかれ、上半期の行いが実りとして戻ってくるのが夏以降である下半期。
7月以降徐々にこの流れに入り、秋くらいから本格化するのではないかと思っているのです。
ということは、残り一ヶ月強の上半期は、最後の種まきシーズンのチャンス。
皆様、ご準備は、ちゃんとできていますか?

日常に振り回されて、くちゃくちゃになってなんだかよく判らない。
そんな方がいらしたら、せめて自分はどのくらいの広さの畑に、いくつくらいの種をまいたか、それとも全くまけなかったのか位は把握しておきましょう。
特に、まかなくっていい種をまいていないかはとても重要になりますので、しっかり点検しましょうね。
今年の前半を混乱のうちに過ごしてしまったという人は、まかなくていい種をまいてしまっている確率が普通より高いのです。
まくべき種より、こちらを蒔いてしまったほうが、後々ずっと面倒引き起こします。
早めに発見して、間引いておきましょう。

見えない領域では、まいた種は自分で刈るのがルール。
誰も、あなたの代わりにこの種を刈り取ってはくれません。
まいた本人、きちんと刈らなければならない。
そのためには、自分がどんな種をまいて、その結果現実に不都合が起こっていないか、常に把握しておく癖をつけると、いいですね。

自分のことは、案外わからないものです。
でも、わらないからといって、そのままにしておくのは、もっと厄介になることも。
特に後々大きな影響を及ぼしそうなことは、しっかりと把握しておきましょう。
解決できるかではなく、そこにそういう種があることを知っておくことに重要な意味があるんです。
可能性を把握しておくことは、とても大切なことだから。

いらない種に振り回されて、せっかくの収穫期を台無しにしてしまわないためにも、是非、自分の中にある「成長の芽」はしっかり育て、要らないものはきちんと、間引いて整理しておくことをお薦めします。