魂のQOLを向上させよう⑩~守護霊との付き合い方について・ 其の1

神様に与えられた“ミッション”から離れると、守護霊から満額の守りを与えられません……

魂のQuality Of Life(生の質)向上のためのスキルを、鑑定師の恵美子がお伝えするシリーズ。

今回からは、わたしの専門でもある守護と人間の関係についてお伝えしてきます。

よくイベントなどの対面鑑定でクライアント様に言われるのが「守護霊、わたしにもいますか?」。気持ちは分からなくないです、きっと自分の人生は守られていなくて、すごく不遇だと思われているのでしょう。でも、それは守られていないのではなく、やるべきことをやっていないからに過ぎません。

少し話は逸れますが、電話鑑定でもよく「惠美子先生は厳しい」「あの人はわたしが嫌いなんだ」などと言われます。厳しくないとは言いませんが、きれいごと言ってもしょうがないでしょう? というのがわたしの持論です。
どんなに耳触りのいい言葉を言われたところで、事実は変わらないのです。特に霊体の世界には、嘘がありません。人間は肉体を持っているので、身体に真実を隠して嘘がつけるのですが、霊体はオールスケルトン。そんなこと、到底できはしないのです。
通詞人という通訳職の人間は、聴こえたとおりに嘘なく伝えるということを信用保証としています。それだけに嘘は絶対につけないし、聴こえないときは聴こえませんと言います。その結果能力のない鑑定士という烙印を押されてしまうとしても、それを甘んじて受けなければなりません。そのくらい、霊体の世界で嘘は大罪に当たります。

話を戻して、守護との関わりですが、人間は必ず役割を持って生まれてきます。

人のお役にたち、社会のお役にたち、そして自分がさらに幸せになるために生まれてきます。
そのための使命(ミッション)というものを、誕生時に設定し、神様から肉体を頂いてきます。

ところが肉体を持ってしまうと、先に述べたように嘘がつける。肉体の中にこのミッションを内包しながら、なかったことにできてしまう。そして、好き勝手に生き始めるのです。

一方、神様はそんなことはお見通しです。そこでミッションを遂行できるように保護者的なものを人間に与えます。それが守護霊と呼ばれるものです。わたしが交信を取っているのは「守護」する力のものと「指導」する力のものです。捉え方は、先生によっていろいろでしょうが、わたしはこの二つのものを別人格として感知し、情報を得ています。

どちらの霊体も、ベースにあるものは同じです。そのミッションを遂行しているときしか、満額の守りを与えられない。もし、ミッションから離れてしまったり、忘れてしまったりした場合はそれを思い出させることに力を注ぎます。でも、そんなとき人間の方は決まって「守られていない」と言い出す。カン違いもいいところだなぁと、いつも思います。

見えない世界には、いくつもの法則があり、秩序があり、それに則って均衡を保っています。

見えない世界にある自分の守りである守護といい友好関係を築くためにも、自分が何を成し遂げに生まれてきたのか、一度じっくり考えてみませんか?