蚊から身を守るいくつかの方法

虫除けスプレーなどが必須となりますが、小さいお子さんがいる家庭や、ペットを飼っている家庭、肌が弱い方などは、化学物質が含まれた虫除けスプレーなどを頻繁に使うのは避けたいことでしょう。 そこで、「ハーブやアロマオイル」を使った虫除け方法を紹介しましょう。
蚊から身を守るいくつかの方法

夏が近づいてくるにつれて、「蚊」も増えてきました。
昨年は「デング熱騒動」がありましたので、今年も油断しないで蚊への対策をしっかりとしておきましょう。

【蚊に狙われやすい条件を知ろう】

蚊への対策を考える上で、まずは、どんな人が蚊にとって狙いやすい「獲物」なのかということを知っておく必要があるでしょう。
蚊が狙う人には次のような特徴があるといわれています。

・体温が高い
・お酒を良く飲む
・暗い色の服を着ている
・代謝が良い
・肌の露出が多い
・汗をよくかく

夏になると、キャンプやバーベキューなどの機会も増えますが、そういったときは、かなりの条件を満たしてしまいますので、注意が必要になります。
野外でお酒を飲むときにはできるだけ、「明るい色の服をきて、肌の露出を避け、汗をかいたらこまめに拭く」ということが重要となってきそうです。

自宅にいる場合は、野外に比べると対処は楽ですが、知らず知らずのうちに家の中で蚊が繁殖してしまうというケースもあります。
昨年、デング熱を媒介するとして有名になった「ヒトスジマスカ」は、「少量の水でも繁殖が可能」ですので、水が入ったままのコップや食器を放置しないことはもちろんですが、室内に水槽や花瓶がある場合は、こまめに水を交換し、蚊が繁殖することを防御しましょう。

【自然由来の成分で蚊に対抗する】

蚊の習性や狙われやすい人がわかったとしても、それだけでは蚊を避けることはできません。
となると、虫除けスプレーなどが必須となりますが、小さいお子さんがいる家庭や、ペットを飼っている家庭、肌が弱い方などは、化学物質が含まれた虫除けスプレーなどを頻繁に使うのは避けたいことでしょう。
そこで、「ハーブやアロマオイル」を使った虫除け方法を紹介しましょう。

一般的に、蚊などの虫が嫌う香りを出すアロマオイルとしては次のようなものが知られています。

・レモングラス
・シトロネラ
・ゼラニウム
・レモンユーカリ
・ラベンダー

これらのオイルをアロマポットなどを使って、定期的に香りを立たせるだけでも、虫除けの効果はありますが、スプレーにして携帯することも可能です。

スプレーにする場合には、「キャリアオイル5ml」にたいして、「アロマオイル10滴」ぐらいを目安にしましょう。
匂いにこだわる方は、上記のオイルをいくつかブレンドしてみるのも面白いと思います。
キャリアオイルとアロマオイルをしっかりと混ぜたら、「お水を45ml」入れて完成。
キャリアオイルの種類は、「ホホバオイルやグレープシードオイル」などがオススメです。

こちらはアルコールがはいっていないので、肌には優しいのですが使用前にしっかりと混ぜる必要があります。
より本格的なスプレーにする場合は、キャリアオイルのかわりに「無水エタノールやアルコール度数が90度以上のお酒」を使いましょう。

アルコールを使った場合は、肌が弱い方や、お子様の場合にはくれぐれも「直接肌にスプレーせず」に、服などにスプレーしてください。
また、上記のアロマオイルに関しては光毒性はありませんが、他のオイルをブレンドする時には、必ず「光毒性のないものを使う」ように注意して下さい。

【キッチンにあるものでも虫除け】

アロマオイルなどをもっていないけれども、虫除けはなんとかしたい、という方にオススメなのは、キッチンにある「スパイスやハーブを使う」という方法。
肉料理などに使われる「クローブ」は、蝿や蚊、ゴキブリなどが嫌う匂いを放つということですので、こちらの成分を抽出することで、虫除けを作ることができます。

それでは、まず最初に「クローブ」と「アルコール度数の高いお酒」を用意しましょう。
分量としては、「クローブ10g」にたいして、「お酒100ml」程度となります。
用意ができたら、クローブをお酒につけ込むだけでOKです。
同じように、「ミントの葉」でも作ることができますので、クローブがないという方はミントをつけ込むのもありです。

つけ込んだならば、「1週間~10日程度放置」しておきましょう。
放置が終わったならば、最後に「ごま油」を少し加えます。
こちらは、べつに必須ではないのですが、身体につける場合に、しっかりとつくために粘度を高めるために入れるものです。
匂いが苦手な方はアロマのキャリアオイルなどでもOK。
天然の油だったら、どんなものでもかまいません。

あとは、肌が強い人なら直接少量身体につけるだけで虫除けになります。
肌が弱い方は服などにつけておくといいでしょう。
ちょっとスパイシーな香りなので、それが苦手という方は、網戸などに塗っておくというのもありです。

【最後の手段は古来から伝わるスピリチュアルな方法】

いかがだったでしょうか?
自然由来の成分だけでも、さまざまな方法で蚊を除けることができることがわかったと思います。
また、クローブやミントといった台所にあるものをだけでも、充分な効果が得られますので、ぜひ、身の回りのものを活用してみてくださいね。

最後に、家の中限定となりますが、古来から伝わるスピリチュアルな虫除け方法を紹介しましょう。
それは「蚊帳」

昭和初期には「夏の風物詩」ともいわれていた蚊帳ですが、その歴史は古くあの「クレオパトラ」も愛用していたといわれています。
このことからもわかるように、昔は非常に高級なものであり、日本でも伝来当初は天皇家専用とされており、貴族でも位の高い人しか使うことが出来なかったのだそうです。

また、蚊帳を吊すための日は、「陰陽師」によって選定されました。
これは、蚊帳がたんなる虫除けではなく、疫病神などのネガティブな存在から身を守る一種の「結界」と考えられていたためといえるでしょう。
また、蚊帳を3人で吊すと、「空いた場所から幽霊が入ってくる」という言い伝えも残っています。

最近になって、エコロジーの観点から蚊帳を使う人も増えてきています。
電気や化学物質を使わずに、確実に蚊などから身を守ってくれるだけでなく、スピリチュアルな結界ともなってくる蚊帳。
今まで使ったことがないという方は、今年こそ導入してみてはいかがでしょう?

How to protect from mosquitoes.
Let’s making the insect repellent on the organic material.