『幸せになるタイプとならないタイプ。分かれ道は?』 ~満足と不満足について~

「今ここ」に生きるというのは簡単なようで難しく、「相手は違う立場だ」と理解するのも難しく……

新しい季節がやって来ますね♪ より、日々の生活に良い波動を持って行くかは私達自身です。毎日の生活の中で、満足感が得られるように暮らして行きたいものですよね。自身の波動を写し出すのは、私達の周りの環境を見渡して見るとよく分かります。さぁ、貴女は今どんな波動なのか? じっくり見渡してみて下さいませ。

 

 

●満足している場合

当たり前ですが、周りの人や今ある環境を、お陰様でと、感じられる人は、幸せです。それは自分だけで、人生を生きているわけではないことを、十分承知しているためです。そして、「今ここ」に重きを置いて暮らしてらっしゃいます。
時間を過去でも未来でもなく、今、に焦点を当てて暮らして行くのは、(自立)ではなく(自律)が、どれだけ出来ているか? にかかっています。
自分の感情に責任を持つのは、自分しかいない。と、いうことを自覚しているのです。そして、嫌だな、違うな、と思ってしまいそうな時は、バリアを張って、周囲との関わりを保ちます。わざわざ嫌な情報を何でも受け入れるような事はしません。話し相手が満足してくれればいいのですから、何も此方から全て受け入れなくてもいいのです。
ただ、大切な事は相手に話はちゃんと伺いました。という態度が、相手に伝わればいいのです。そして、親密を自分から増して行きたい相手には、良く相手の言葉や態度を観察した上で、関わりを持つようにして行きます。相手の事を思いやりと誠意が伝わるように行動します。しかし、「今」に焦点を当てている為、結果を考える事はしません。過去や未来に、煩わされる事などないのです。
悩み事を減らし、周りの人や環境と良いバランスを保っている為、満足感は高く過ごして行けます。周りの人を、そして自分自身も、過大評価も過小評価もせずありのままで受け入れる事が出来ます。

 

●不満感や心配がある場合

どんな人であれ、相手は私達自身ではありません。たとえ親でも我が子でも自分ではないのです。分かりきった事を、と思われるかもしれませんが、もし頭の中で、きちんと「相手は違う立場だ」という事が理解出来ていれば、腹を立てる必要性は感じないでしょう。
勿論、言いたい事もありますね! でも自分の心を良く観察してみて下さい。
そこには、期待や甘えはありませんか? こうしてくれるべき! と思ってしまっていませんか? 未来を先取りして暮らすと、このような不満は感じ易くなります。何故なら、相手の行動を自分で決めてしまっているからです。ところが、相手は違う言葉を態度をしたので、気分が害され不満感が生まれます。未来を先取りせず、今を生きましょう。お互い相手と違うからこそ、発展があることに、納得してみて下さい。
きっと相手への期待以上の素晴らしい人間性が見えて来ます。
「こうあるべき、これは当然」その様な硬い考え方は、ユーモアや天然といった素晴らしい人間性を萎縮させてしまいます。
「あるがままをあるがままに、受け止める」これは心の訓練次第です。常に相手も自分も、当たり前に評価してあげる事で心は満ち足りた気分になれるでしょう。
「I am OK you are OK it’s OK!」と自分に囁いてあげて下さい。新しい季節と共に新しい心が、どんどん育まれていくでしょう。

この世は、楽しみで満ち溢れています。満足感を自分自身に与えられるのは、貴女だけです。今生を、どうか楽しくお過ごしになって下さいませ。素晴らしい世界にしていきましょう!