不幸を幸運へと変える女神の力を借りる方法は、「貧乏神」に頼る事!?

仏教の神様である黒闇天や吉祥天が、神道の神様である天宇受売命に変わるという不思議お話ですが、そんな神社の一風変わったお守りです。

今、「不幸のどん底」にいるという方、
「貧乏神に取り憑かれているんじゃないの?」
と思うほど「不運」な方、

そういう状態から抜け出すために、「美しい女神様」から強力にサポートしてもらう方法を紹介したいと思います。
不幸のどん底にいなくとも、美を求める人、芸事を志す人にもオススメです。

黒闇天(こくあんてん)という女神様がいます。名前からもわかるように「夜や闇、不幸と災い」を司るとされており、日本では「貧乏神」と同一視されていました。信仰することで、危機や災いを知らせてくれるといわれていますが、その不吉なイメージからいまいちメジャーな存在ではありません。

しかしながら、そんな黒闇天を祀っている場所もあります。今回紹介する「太田神社」もそのひとつ。現在では芸能の神、美の神として知られる「天宇受売命」と、その夫ともいわれる「猿田彦命」を祀っていますが、昔は黒闇天を祀っていたのだそうです。

なぜ、ご祭神に変化があったのかというと、それには、ちょっと面白いエピソードがあります。江戸時代のことです、この神社の側に住んでいた、ある貧乏な侍の夢枕にひとりの老婆が現れました。

老婆は「私は、この家に棲みついている貧乏神だが、あまりにも居心地がいいので、長く世話になった。そこで御礼をしたいので、これからいうことを実行してみるのだ」と告げたのです。侍がその通りにしてみると、たちまち運が向いてきて、すぐにお金持ちなりました。

このことから、老婆は黒闇天の化身であり、それが転じて福の神となったとされているのです。黒闇天は吉祥天の妹といわれていますので、その姉である吉祥天に変わったということで、同じ「幸運や美」をもたらす「天宇受売命」が祀られるようになったということなのでしょう。

仏教の神様である黒闇天や吉祥天が、神道の神様である天宇受売命に変わるというのは、不思議な感じがするかもしれませんが、日本は長い間「神仏習合」といって、神様と仏様が同時に祀られていたり、同じ性質を持つ存在があわさったりしていたので、このようなことが起こります。

さて、そんな不運を幸運に変える力を持ち、さらに芸能や美の御利益を授けてくれるお札を太田神社では授与しています。それは「御美影」というもので、普通のお守りとはちょっと異なっています。

どんなものかというと、「開運招福」と書かれた袋の中に、天宇受売命の姿が描かれた10枚ほどの小さな紙が入っているのです。この紙に願い事を込めてから、身体をさすることで天宇受売命からの御利益が得られます。

使い方としては、神社が推奨しているのはシンプルなものですが、ちょっとアレンジを付け加えて、美しさを得たいのでしたら顔を、痩せたかったらその部分を、幸運を得たい場合は、頭から身体全体をなぞってみるといいでしょう。

注意する点としては、願い事は1枚につき、1回にしておく方がいいでしょう。また、1度にすべてを使い切るよりも、願い事が叶うたびに新しい願い事をかけることをオススメします。どうしても叶えたい願いがあるならば、同じ願いを毎日かけてみるというのもいいかもしれません。

女性にとって、必須の御利益をもたらしてくれるこの素敵なお守り。太田神社は「牛天神北野神社」の中にあり、ちょっと見つけにくいのですが、是非ともしっかりと参拝してからお守りを授与してもらうようにしてください。その方が御利益もパワーアップするはずです。

 

【太田神社の情報】

牛天神 北野神社 内 太田神社

〒112-0003 東京都文京区春日1-5-2

開門 : 午前6:00~午後5:00

授与所 : 午前9:00~午後5:00

http://www.ushitenjin.jp/

Bad luck convert the Lucky.

Amulet of the goddess who carry a good luck to women.