花粉症の人にとっては辛い季節になってきました。
毎年のように、例年より花粉が多いと報道され、今症状がなくとも、
いつ発症してしまうかわからないという、まさに国民病ともいえる花粉症。
そんな花粉症に対抗するための、さまざまな品物を今回は紹介したいと思います。
日本国民に最強の助っ人、花粉に効くモノ
最近、手軽に摂取できて花粉症対策になるとして人気を得ているのは「じゃばら」を使ったジュース。
じゃばらは、和歌山県の北山村だけでしか栽培されておらず、江戸時代から名前はあったものの、
本格的に栽培が行われた時には、すでに原木は一本しかなくなっていたという
まさに幻の果物であり、その名前は邪を祓うという意味を持っています。
じゃばらの皮にはアレルギー症状を緩和する効力がある
フラボノイド成分の「ナリルチン」が非常に多く含まれているので、
その皮を使ったジュースは花粉症対策になるのです。
他にも赤紫蘇を使ったジュースも花粉症には有効とされており、
日本に古来からある食物に注目が集まっているといえるでしょう。
古来からの食物といえば、平安時代から用いられており
「Wasabia Japonika Matsumu」と
正式学名に「日本」が入るほど筋金入りの日本原産植物である「わさび」。
わさびには、「ソチオシアネート」という成分が含まれており、
この物質には発がん性物質の活性化を抑え、脳細胞を活性化させたり、
免疫機能を高めてくれる力がありますので、わさびも花粉症対策に使うことができます。
日本でも西洋でも使われている身近なハーブとしては、
「ペパーミント」があります。
非常にポピュラーなハーブであり、さまざまな使われ方をしていますが、
ペパーミントのアロマオイルをユーカリやティートリーなどと一緒にブレンドしたものは、
花粉症対策としてよく使われています。
アロマオイルのブレンドのように、
組み合わせることによって、花粉症に対する効能がアップするというものは他にもあります。
2011年に埼玉医科大学の教授と、
日本アレルギー応用研究所というところが、
5年以上の歳月をかけて研究した結果を発表しました。
それによると、蓮根をすり下ろした成分にヨーグルトなどの乳酸菌を混ぜることで、花粉症に効果的だということがわかったのです。
いかがだったでしょうか?
辛い花粉症ですが、それに対抗するための食物やハーブなどは沢山あります。
幸いどれもが、単品で摂取することも可能なものばかりですので、
色々とためしてみて、自分にぴったりの花粉症対策レシピを見つけてみるのはいかがでしょう?