「花粉症」治癒にはメンタル、潜在意識へのアプローチとフィジカルのアプローチが必要な理由(前編)

「病は気から」と申しますように、「花粉症」治癒には、こころ、あるいはこころのその奥の深層意識からのサインに気づいてメンタルとフィジカルへのケアを考えましょう!

みなさん。こんにちは。鑑定師の竹流です。

毎年この時期になると、日本中で「花粉」に悩まされるみなさん。ほんとうにたいへんです。

「花粉症」の人はおよそ人口の16%を上回ると推計されています。

あなた、もしくは周りの方はどうですか?

今年の2月時点で総人口1億2545万人弱ですので、すくなくとも約2000万人の日本人が花粉症に悩まされているということになります。※総務省、厚生労働省統計より

(発表機関によって病症者は人口の四人に一人~六人に一人という報告があります)

「病は気から」といいます。

病は体からとは言いませんね。このことはとても重要なことです。

例えば、仕事や、人間関係の中で起こるストレスで、胃が痛くなったり、頭痛がしたり身体に変調をきたしたりすることがあります。それが続くと、食欲不振、不眠症などの症状が出てきだし、風邪などが治りにくかったり潰瘍になったりします。ストレスが免疫力を低下させているのではないかという研究もあります。

大阪大学科学技術振興機構の「交感神経が免疫力に与えるメカニズム」の研究発表などでも話題になりましたが、ストレスが免疫力の低下を招くのではないかという事への一つの科学的な有意義な研究だと思います。

 

さて、病状を緩解させ、身体の正常性を取りもどすには何よりもまず先にメンタルへのアプローチが必要になります。

身体の変調や病症は、こころ、あるいはこころのその奥の深層意識からのサインです。体の不調は心の不調の副次的な作用によるものです。

人の生育過程、あるいは日常生活(人生)において、つまり人間関係の中で発生する自分に対する抑圧や、制御不能によって押し込められてしまった本来の感情や感覚は、明確に自分に対する自信のなさや、(これは誰かによって作り出されたものではなく、自分自身で作り出してしまうのですが)不安や憂うつ感となり、やがて虚無感、自己否定という決定的な事態へと陥ってしまいます。

トリガーとなる大きなきっかけとしての出来事がある場合もありますし、習慣的に少しずつ蓄積を繰り返しやがて深層意識の中で大きなブロックや、ブレーキとなってしまうこともあります。

パートナー、親、兄弟、友人、上司、同僚など自分にとって障害と感じているような人間関係の中で、目の前で起こっている出来事の解決だけでは取り除けない原因が実は隠れているということがあります。現状を取り巻く環境や人間関係、自然環境との関わり方。その人にとっての元になる原因は様々あり、単純に今生に原因が見いだせる場合もあれば、過去生からのカルマとして引き続き今生に表出し課題となるもの、先祖霊からの業などが影響するものなど、原因因子の環境も様々みられます。

まず、このブロックの原因を探りこれを取り除きます。何がバランスを崩しているのか? なぜそういう状況に至る結果になったのか?

自分自身の「心の検診」を是非してみてください。

これは自分一人で行うのは少し難しいかもしれませんが、セラピストや、カウンセラー、あるいは占いなど深層意識をリーディングしたり携わるガイド役と一緒に行うことでできます。

例えば、幼少時、ほんとうに些細なことで、親や、大人の苛立ちや、怒りを感じる子供達は、それを察知し、顔色を伺うようになります。感情を押し殺し、自分を偽ります。こういう人は元から感覚や感情に対して敏感な人が多いですが、これに蓋のようなものをしてしまうのです。そうしないとその状況下では生きていけないという防御から起こることですが、やがてこれが習慣的に起こると、自分が本当はどう感じ、何がしたいのかわからなくなります。自分のしたいこととは反することを自分の意志として演じるようになってしまうのです。このことで、インナーチャイルドや、感情が傷つき、意識の深いところでブロックが起こっています。

(後半へ続く……)

★竹流先生所属占いサイト「みらい」http://www.i-mirai.co.jp/