「400本」もの桜の木がある京都、“平野神社”より 〜GWに春のエネルギーを体感しよう〜

境内には、「400本」もの桜の木があり、お花見の季節には桜で空が見えなくなるほど。もちろん、植えられている桜の種類も「50種類以上」におよぶため、4月いっぱい桜を見ることができるようになっています。

今年の4月は、暖かくなったと思ったら急に寒くなったり、春の嵐ともいえるような大風が吹いたりと、天候が不安定だったため、「桜を見るタイミングを逃してしまった」という方も多いかもしれません。

そこで、今回は、今からでも間に合う、「美しい桜に彩られたパワースポット」を紹介したいと思います。

そのパワースポットは、京都市北区に鎮座している「平野神社」。
境内には、「400本」もの桜の木があり、お花見の季節には桜で空が見えなくなるほど。
元はといえば、平安時代に花山天皇が数千本の桜を植えたのが始まりという、年季の入った桜の名所なのです。

もちろん、植えられている桜の種類も1種類だけでなく、「50種類以上」におよぶため、4月いっぱい桜を見ることができるようになっています。
4月下旬に咲き始めるものとしては黄緑色の花に、花弁に緑と紅の線があるという珍しい「御衣黄桜」、白に近い薄いピンク色が美しい「手弱女桜」、一見すると菊桜のようにも見える、最終的には花びらが170枚にもなるという「突葉根桜」などがあります。

この神社は、ご祭神もちょっと独特です。
「平野皇大神(ひらのすめおおかみ)」が主祭神となりますが、こちらは他の神社では祀られておらず、「今木大神(いまきおおかみ)」「久度神(くどかみ)」「古開神(ふるあきかみ)」「比賣神(ひめかみ)」という4柱の神様を統合したものとなっているのです。

当初は「今木大神」のことを「平野皇大神」と呼んでいたそうですが、こちらの神様は名前通り樹木を司る神様であり、平野神社の成り立ちからすると、そのものズバリ桜の神様という可能性もあります。
その御利益は「心身を活性化させて、生きる力を与えてくれる」というもの。

他の3柱はというと、久度神が「生活に困らない程度の豊かさを与えてくれる」、古開神が「浄化」、比賣神は「女性を守り、安産や子授け」といった御利益があります。これらを総合すると、女性にとっては一度お参りするだけで、ほとんどの願いを叶えて貰える神社ということになります。

桜を見て、日本の春のエネルギーを実感できることはもちろんですが、参拝することで「生きる力を取り戻し、自らの穢れを祓い、心身を活性化させ、平穏に日々をすごし、そして女性にとって必要な縁結びや、子授け、安産といった願いを叶えて貰う」ことができますので、GWの予定が決まっていない方は、平野神社を旅の候補にいれてみてください。

【今回紹介したスポット】
平野神社
京都府京都市北区平野宮本町1

Place where can see the cherry blossoms until “GW”.
God of cherry that will fulfill the desire of women.