「妖精」というと、日本ではあまりなじみ深い存在ではありませんが、海外では日本でいうところの精霊や妖怪的な存在として認知されています。シャーロック・ホームズシリーズの作者であるコナン・ドイルが妖精を信じたきっかけとして、映画にもなった「コティングリー妖精事件」が有名ですが、近年では写真ではなく、動画で妖精が撮影されるようになっているのです。
ところで、一口に妖精といっても、様々な種類があるのをご存じでしょうか? おそらく、日本人が妖精といわれてイメージするのは、ピーターパンに登場するティンカー・ベルのようなタイプだと思います。
小さくて、虫のような透明の羽をもっていて空を飛び回るこのタイプは、海外でも一般的な妖精をあらわす「fairy」という言葉で表現されます。前述したコティングリー妖精事件で撮影されたのもこのタイプ。
それでは、まず最初に、一般的なイメージの妖精が撮影されたという動画を見ていきましょう。こちらの動画は防犯カメラの映像。車のガレージを見張るために設置されたカメラに妖精が写っていました。
1:17秒ぐらいで、なにか小さな虫のようなものが飛んでくるのですが、そこから10秒ほどたつと、あきらかに虫にしては大きく、どことなく人型をした羽をもった存在が写っているのがわかると思います。
次に紹介するのは、ちょっと実験的な動画です。赤外線カメラを使うことで、UFOや妖精といった存在が撮影できるということを主張し、その結果として、今まで撮影した動画を解説しているものです。
こちらにも小さいけれども、拡大していくことで、羽根をもった虫とはどこか違ったなにかが撮影されていることがわかります。
今までに紹介したものとは違うタイプの妖精も存在しています。次に紹介するのは「ノーム」といわれるもので、大地を司る精霊といわれており、空を飛んだりすることはなく、小さな老人のような姿をしているといわれています。
こちらはアルゼンチンで撮影されたものですが、若者たちが夜にビデオで撮影していた中に、ちょっといたずらな感じで登場します。いかにも土の精霊といった感じで、ふとった小さな生き物がのっそりと写っているのがわかると思います。
アルゼンチンには妖精が多いのか、同じくアルゼンチンのサンタフェ州で撮影された動画。こちらは、幼児の後ろを小さななにかが駆け抜けていく様子が撮影されています。
さきほどの、妖精は家の中に登場していますが、人の家に現れることで有名な妖精もいます。こちらは「レプラコーン」という名前で、とんがり帽子をかぶった小さな男性だとされています。
次に紹介するのは、メキシコシティで撮影されたもので、子供がサッカーボールでリフティングの練習をしているところに、とんがり帽子をかぶった小さな存在が通り過ぎていくのがわかると思います。
最後に紹介するのも。同じくとんがり帽子をかぶった存在。こちらは非常に鮮明に撮影されており、動きも人間っぽさがあるので、動画では合成なのかどうなのかということを検証しています。
いかがだったでしょうか?
世界各地でさまざまな妖精が撮影されていることに驚かれた方も多いかも知れません。
昨今では個人でも簡単に画像合成ができる時代になっていますので、全ての動画が本物だとは言い切れませんが、日本でも数年前から「小さなおじさん」を目撃する人が増えているということを考えると、妖精たちのような、異なった次元の存在がよりはっきりと現れられるような状況になってきているのかもしれません。