「たかが歯」なんて言えなくなる!?
 歯とカラダの深い関係その②

歯科治療は、手術で自分の内臓に手を入れるくらい重要なことと考えて!
「たかが歯」なんて言えなくなる!?<br> 歯とカラダの深い関係その②

前回は歯は消化器官でもあることをお伝えしました。皆様、ご自身のお口の中を想像してみてください。一度でも治療をしたことはありますか? その時、どんな治療をしましたか?

詰め物が身体に与える影響

昨今、歯に詰める素材として一般的だった金属が原因と考えられている不定愁訴や、アレルギー症状が多発しています。
実は、現代人の体内には有害金属が溜まっていると言われています。
歯に限らずアルミ缶飲料大型の魚水道水といった口腔からの摂取
化粧品ヘアカラーといったものからの経皮吸収によって金属は
日々私たちの体内に取り込まれているからです。
そんな金属のなかでも、特に注目を浴びているのが
歯科治療で使われている
アマルガム
実はこのアマルガムについては賛否両論の意見があります。
しかし、現代の生活のなかで もともと金属を溜め込みがちな上に、
歯からも金属が流出されることでアレルギー症状を引き起こす確率が
増えているのは事実。
虫歯大国日本の、多くの人の歯に何らかの金属が詰められている現状を見ると、
「私は平気」と決して無視できる問題ではないはず。

  

間違った歯医者選びをしないために!

その2の2歯医者選びは、多くの人にとって悩みの種。虫歯になってから、
駆け込むことの多い私たちは、「早く痛みを取って!」というのが
一番の目的になりがち。
そして、歯医者さんを選ぶときに「痛くない歯医者」「治療費が安い」という条件も
上位を占める。
しかし、ここまでお話してきたように、歯は私たちの健康そのものと大きな
関わりを持つもの。もちろん、痛みはできるだけ早く取りのぞきたいし、
治療が辛くなくて安いことに越したことはない。
だからといって虫歯はすぐに抜きたがる、説明のない歯科医はNG。
歯科治療は、手術で自分の内臓に手を入れるくらいは重要なことと心得よう。

 

歯科医に通うストレスが軽減

欧米に比べれば遅れているとはいえ、日本の歯科医療現場も少しずつ進歩している。
特に治療に使われる治療器はレーザーや高周波などを使うのが当たり前となり、
少し前のように治療中常に痛みと戦わなければいけないということは
ほとんんど無くなった。
「歯医者で一番嫌なのは、治療するための麻酔!」という人も、
注射器が細くなり、あのチクッという痛みを軽減。
事前に塗る麻酔や貼る麻酔をしてから注射するといったものまで登場しています。
放射線による被爆が取り沙汰されるレントゲンも、かなり改善されてきているので、「何年も歯医者に行っていない」という人ほど、その変化には驚くはず。
少しずつではあるが、歯医者が患者に優しい場所になりつつある。

TRINITY 18号[女の歯学]より

先生イメージ
藤井佳朗先生
新神戸歯科院長。歯が全身に与える影響を追及している。
Oリング治療の第一人者。