カラーセラピストが語る!
『あまり語られない色彩あれこれ』とは?

カラーセラピーはセラピーの1つであってツールにすぎません。色彩の癒し効果はどんどん取り入れて欲しいと思いますが、色彩万能主義(「カラーって素敵よね!」と妄信しすぎる)は危険思想なのでくれぐれも注意してください。
カラーセラピストが語る!<br>『あまり語られない色彩あれこれ』とは?

色を使った表現がたくさん!

カラーセラピストは色が大好きです。もちろん僕も大好きです。たとえばどんな人生を望んでいるかと聞かれたら「バラ色の人生!」と答えたくなります。

カラーセラピストに限らず、僕たちの多くは色に関係ある表現がたくさんあります。スランプに陥っていたり、ネガティヴな精神状態の時に、解放に向かっていると「光が差した!」という表現を使ったりもします。色というのは、まさに光のことです。逆に嫌なことが多すぎたりすると「私は真っ暗闇から抜け出せないかもしれない……」という表現を使うかもしれません。

すなわち、これは如何に私たちの生活が密着しているかを現しているともいえるかもしれません。

カラーセラピーとは?

カラーセラピーというのは名前の通り色を用いて癒すことです。最近では種類がたくさんあるので、一概に「これぞカラーセラピーだ!」というものはありません。逆にいえば、それほどまでに色彩というものは癒しに取り入れやすい身近な存在でもあるのです。

カラーセラピーのルーツは?

最近のイメージだと、欧米辺りからお洒落なツールとともにやって来た目新しいセラピーと思っている方も少なくないかもしれません。でも、実は決してそんなことはなく、カラーセラピーは遡って行くと大昔に辿りつきます。

たとえば古代エジプトにもカラーセラピーは存在していました。光を使って特定の色の光が差し込むような治療部屋を作って、色彩効果を利用してセラピーを行っていたという話もあります。

女性の間では比較的有名だと思いますがアーユルヴェーダというインドの伝統医学があります。伝統医学というのは伝統的な医学の事なのでイメージしやすいと思います。代表的な物は中国医学がありますね。他にもユナニ医学というものがあります。こちらはあまり馴染みがないかもしれませんが、ギリシア・アラビア系の医学です。これらの3つを『世界三大伝統医学』というそうです。この辺は僕の専門ではないのでご興味のある方は専門家の方に聞いてみてください。

脱線し過ぎてしまいましたが、このアーユルベーダの中にも色彩を取り入れた考え方が含まれています。スピリチュアルが好きな方はピンと来たかもしれません。そうです。チャクラのことです。チャクラは色分けされていますものね。

そんなふうに、カラーセラピーは今風のイメージも強いかもしれませんが、ずっと前から存在していたのです。

ちょっと覚えておいて欲しい!

何が言いたいかというと、カラーセラピーは昔からあるもので、種類も多く、「これ」と言ったものもなく、最近流行りのボトルやその他ツールを使ったものだけがカラーセラピーではないという事です。カラーセラピーはどれも有効だと僕は思っています。しかし、先入観に縛られ過ぎてしまうとカラーセラピーの可能性を狭めてしまうので気をつけてください。

特にこだわりがなければ行きついた先でセッションを受けても良いと思います。ただ、「思ってたのと違う!!」と後からクレームを言われてもカラーセラピストさんも困ってしまうので疑問があったらセラピストさんに質問してみても良いと思います。

ただ種類や流派はたくさんありすぎるので「●●と××はどう違うんですか?」という聞き方はしないであげてください。ある程度は把握していても、それらすべてを解説するには時間がかかりすぎますので、お互いに疲れてしまいまってはセラピーどころか有害になってしまいます。
「先生の行うカラーセラピーはどのようなものですか?」と聞いてくれた方が分かりやすいと思います。

そして紛らわしいのですが、カラーセラピストはお医者さんではありません。お医者さんが行うときはもしかしたら医療分野に該当するかもしれませんが民間や個人のセラピストが行っているものは医療行為ではありません。だから、役には立っても「ウツを治してください」とか、そういうご相談は医療従事者に相談した方が良いです。

カラーセラピーはセラピーの1つであってツールにすぎません。色彩の癒し効果はどんどん取り入れて欲しいと思いますが、色彩万能主義(「カラーって素敵よね!」と妄信しすぎる)は危険思想なのでくれぐれも注意してください。空腹の人が求めているのは色彩の素晴らしさではなく、食べ物なのです。

具体的なカラーセラピーの方法が書いていないとガッカリされた方、ごめんなさい。ただ、せっかくのカラーセラピーも偏った知識だけが独り歩きしてしまっている気がして、何処かで誰かが軌道修正しないといけないなと思って今回の記事に至りました。少しでもカラーセラピーに対する偏見や思い込みが外せたら幸いです。

あなたの心に虹がかかりますように。