インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』! Vol.9~タンパク質が豊富な万能・スイートアーモンドオイル

タンパク質が20%も含まれている生のアーモンドから絞ったオイルは、肌や髪の美容液や、脳の働きをアップしたり、ストレス緩和したりと効果は多様です。
インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』! Vol.9~タンパク質が豊富な万能・スイートアーモンドオイル

肌を浄化しながら滋養する、
アーユルヴェーダの美肌マジック<6>

 

今回も前回に引き続き、インドのアーユルヴェーダで伝統的に使われて
きたオイルをご紹介します。

 

伝統的に使われてきたオイル その3.
スイートアーモンドオイル

 

インド製スイートアーモンドオイルベジタリアンが多いインドでは、アーモンドは、植物の中にはめったに見つからないといわれているタンパク質が20%も含まれている、貴重なタンパク質源です。

インドで生活をする前は、アーモンドといえば、アーモンドチョコに入っているような煎ってカリカリにしたものだと思っていましたが、インドで生のアーモンドの実を初めて食べて、そのおいしさに感動し、食べ始めたらやめられない程でした。

そんなアーモンドから絞られるスイートアーモンドオイルは、
インドでは高価なオイルのひとつ。

生の粒

手頃な美容アイテムというよりは、肌や髪のための美容液のように使ったり、脳の働きをアップさせるためやストレス緩和や熟睡を促すために、夜寝る前に、少量のオイルを頭皮に薄くぬってマッサージして寝るといった使い方がされています。
また、薬効が高いことから内服用の薬としてそのままオイルを飲むこと
もあります。

アーモンドの薬効は主に、銅分・カルシウム・リン・ビタミンB1・C・Eのダイナミックな栄養分によるもので、これを知っていた古代の偉人たちは、健康的に長く丈夫に生きるために、世代に渡りアーモンドを使うように導いてきたといわれています。

アーユルヴェーダ文献の中で、アーモンドの粒は、熱を生み出す元気回復剤、媚薬、下剤、利尿剤、栄養剤、鎮痛剤、神経強壮剤、筋肉緊張緩和剤として描写され、オイルは滋養効果と鎮静効果があり、脳の強壮剤として有名です。

生のアーモンド

スイートアーモンドオイルは肌への吸収がよく、セサミオイルほどのベトベト感が残りません。
私自身、今までさまざまなオイルを試してきましたが、インドで生活してい時にすっかりはまってしまった美容オイルのひとつが、このスイートアーモンドオイルです。
特に頭皮や髪にスーッとよくなじみ、塗った直後からリラックス効果が得られ、さらに髪にコシが出てくる感じ。
このオイルがひとつあれば、髪も肌もゴージャスになることを疑いませんでした。
オイルを塗って最低1時間半以上置いた後、ベサンペーストでオイルを落とすと、タオルで髪の水分をふき取っている時点ですでに髪にコシが出ているのがわかりました。
肌に塗った場合は、「なめらか+やわらか+ハリ」効果があり、肌がプルンと弾力が出ます。夜寝る間に少量を肌に薄く延ばして寝ると、翌朝肌はしっかり保湿され、しっとり滑らかな肌触りになります。

また、スイートアーモンドオイルは花粉症対策としても活用できます。
小指にオイルを少量付け、鼻の穴にゆっくりと差込み、鼻の穴の奥(左と右のそれぞれ片方ずつ)付近をゆっくりとなでるように優しくマッサージすると、鼻の通りがとてもよくなります。

★次回は、伝統的に使われてきたオイル その4.「ひまし油」についてお伝えしていきたいと思います。