アーティストがシェアーできることVol.3  〜ダンスやヨガから生まれたナティヤサイズ〜

肉体をつかい、ダンスを通し自分と向き合っていく。 自分が何を感じ、考えているのか……肉体と精神の地道な対話を、多くのダンサーが行っています。

かつて聖オーガスティンは言いました。

「我、ダンスを讃える! 人を物事の重ぐるしさから自由にし、そして孤独なところからコミュニティーへとつなぎ合わせてくれるダンスを!

我、ダンスを讃える!
健全なる体、クリアーなスピリット、そして活気のある心と……それにはすべてが要求される。ダンスは、空間の、時間の、人の変容。頭や願望や感情だけになってしまう、途切れのない危険からの、変容なのだ。

(中略)あーーー、ダンスを習いなさい。さもなければ、天国の天使たちは、あなたに何をしていいかわからないのだよ。」

これは友人であるカナダのアーティストが、フェイスブックにシェアしていたものです。

 

こんにちは。ダンスアーティスト・ナティヤサイズインストラクターの宮本です。
今日は、私のダンサーとしての一面と、ナティヤサイズをここで紹介させてください。

ダンスアーティストという肩書は、「ダンサーはアスリートでもありアーティストでもある」という点から使われるようにもなりました。ダンサーも、アーティストの一員です。

肉体をつかい、ダンスを通し自分と向き合っていく。
自分が何を感じ、考えているのか……肉体と精神の地道な対話を、多くのダンサーが行っています。

個人的には、ヨガに通じるものがあるのだと思っています。“肉体と精神”これは、ヨガにとってもダンスにとっても、大きなテーマです。

そんな理由があってかどうか今となっては思い出せませんが、私はダンスとヨガの練習を、ほぼ同時期にはじめました。

私はコンテンポラリーダンサーでもあり、南インド・古典舞踊のバラタナティヤムのダンサーでもあります。

ヨガもバラタナティヤムも、インド発祥ですので、肉体的な共通点をみることができます。
ちなみにトップ写真のムードラ(手印)は、アラパドマといわれ、開いた蓮の花、を意味します。

バラタナティヤムでは本当によくみられるムードラです。

長い間経験してきた、ダンスやヨガの特徴を生かし、ナティヤサイズを考案しました。

誰でも楽しくできるワークアウトです。
ダンスのようでもあり、ヨガのようでもあり、エクササイズのようでもあり、そしてどれにも当てはまらない。

ナティヤサイズは、サンスクリット語でいうナティヤム(ダンスという意味)と、エクササイズを合わせた造語です。

指先まで神経を行き届かせるインド舞踊の美しい動きや、コンテンポラリーダンスからくる柔らかい体の使い方、呼吸……そしてダンスにはあってヨガにはない、スペースを大きくつかって皆で一緒に動いていく!!

楽しさをお互いにシェアできたらなと思い、考案しました。
体験レッスンは無料で行っています。もしよろしければ、一度お越しください。

聖オーガスティンの言うような深いものがあるのかどうか……しかしながら一時でも日常の物事から離れて、エンジョイ(エンen=中に・中へ+ジョイjoy=喜び)することは大切です。

肉体にフォーカスし動いている時にふと湧き上がってくる「喜びの中」にいる感覚が、楽しんでいることが、少なくとも、感情や頭でっかちになってしまった状態をとかす手助けになります。

さらに詳しい情報やちょっとした動画は、下記のリンクからお願いします。

http://danceinandout.com/classes-and-workshops/#natya