広大な宇宙へ向けて発する人類のメッセージ…… 果たして宇宙人は友達?それとも恐ろしい侵略者?

まずは地球人同士が仲よくしないと、まだ見ぬ“宇宙人”の善悪をどうこう議論するのもおこがましい気がしますが……

宇宙人の存在に関しては元首相の鳩山由紀夫氏も、日本外国特派員協会の会見終了後「半分信じてるんですけど、半分わかんないです、まだ。女房は完全に信じてますね」と存在を半分信じられているご様子。奥様の幸(みゆき)さん(71)に至っては、08年に出版された著書で「魂がUFOに乗って金星に行ってきた」などと書かれて信じていることを公言されています。

ただ、宇宙人がいるかどうかの論争は終わりがないので、ひとまず置いておきましょう。

宇宙人がいると仮定した時、
あなたが持つイメージはどんなものですか?

映画「E.T.」のように友好的なのか、それとも「インデペンデンス・デイ」のような攻撃的な侵略者ですか。

米国では、宇宙空間にメッセージを送るのは是か非かで、今年に入り、
論争がヒートアップ。

高名な天文学者やSF作家、実業家らが両陣営に分かれて
議論を展開しているそう。

さらに米国を飛び出し、英国のMirror誌や日本のSANKEI EXPRESSに取り上げられたりし、テレビでも話題になっているのです。

AP通信によると、事の発端は米カリフォルニア州サンノゼで開かれた米科学振興協会の年次大会で、地球外生命体研究の第一人者である「米国地球外生命体探査計画(SETI)」責任者のセス・ショクタック博士の発言。

「地球はできるだけ早く宇宙人とコンタクトをとる必要がある」と発表したことから始まりました。

このアメリカ科学振興協会とは科学雑誌「Science」の出版元であり、世界的にもたいへん有名な団体だそうです。

これを受け、米宇宙ベンチャー「スペースX」のイーロン・マスク最高経営責任者らは、メッセージを受け取る地球外生命体が善良な存在か悪意に満ちた存在かを事前に予測することは不可能だと主張。

こうした“宇宙人”は米SF映画「E.T.」に
登場する優しく紳士的な知的生命体などではなく、
地球は瞬時に征服されてしまうという
考え方を主張しています。

この意見にはあの英天才物理学者、スティーブン・ホーキング博士も賛成
しているそうなので、勇み足なのかと不安になります。

しかし発信反対意見に対し、メッセージを受け取って反応を返すことができるのは、地球人より高度な文明を持つ宇宙人であり、交流によって知的な恩恵を得られると考える研究者も少なくないのです。

地球外生命の発見を目的とする非営利団体「SETI研究所」(本部・米カリフォルニア州)のダグラス・バコッホ氏は、積極的にメッセージを宇宙へ送る必要性を強調しています。
またバコッホ氏は

「これはわれわれが銀河系倶楽部に
加わるための試みであり、
エイリアンに侵略される
危険なんて皆無だ」と語っています。

さてさて、果たして人類は見事試験に合格し、「銀河系倶楽部」へ無事入部することができるのでしょうか?

(引用:TOCANA)