あの世界的ミディアム、アリソン・デュボア「日々創造的な人生を!」スペシャル連載 ~ただ単に『幸せになりたい』では十分ではありませんよね。『実際に何をやったら幸せになれるか』ということが必要

ミディアム Allison Dubois アリソン・デュボア 「わたしたちが今生きているということ自体が素晴らしいことなのです」
死者と交信できるという特別な霊能力を用いて、犯罪捜査などにも協力するというアリソン・デュポアさん。彼女の人生をドラマ化した海外ドラマ「ミディアム」は、日本でも話題となっています。その一方で、私生活では妻であり3人の子どもをもつお母さん。霊能者として、母として妻として。パワフルに活躍するアリソンさんからのメッセージをお届します。

1月は気分一新。昨年、自分を苦しめていた物事に変化をつけるには良い時期だと思っています。2010年は、現在まで引きずってきた『重いお荷物』を捨て去り、新しいスタートを切りましょう。円満に生活を送り、人生を素直にうけとめましょう。新しい友人を作り、昔からの友人との関係を深めることも大事ですよね。あなたが友人を作る時、気づかないうちに年下や、自分の言うことに従う人ばかりを集めていませんか?特に恋愛関係においては『自分を作る』ことはできません。あなたのパートナーはあなたの子供ではないのですから、平等でなければいけませんよね。もしパートナーに対する愛情よりも、自分が『パートナーの親的存在』になってしまっているのなら、その恋愛関係を見つめ直すべきでしょう。鏡に映る自分をよく見てみましょう。もし自分の顔に、『自信があり、人生を満喫している人』の出すエネルギーを感じられるならば、他人もあなたの容姿からそのエネルギーを感じ取り、自然に人はあなたに引きつけられるでしょう。ポジティブなエネルギーを持った人々は太陽のような存在で、周りの人々を楽しませ、そして成長させるのです。近くにいるだけでそのエネルギーを感じることができますよね?逆にもし自分の顔に『あきらめ』や『悲しみ』を感じるのであれば、周りの人々も間違いなくその影響を受けているでしょう。ネガティブなエネルギーは周辺のエネルギーレベルも下げてしまう力があります。まあ、そんなネガティブな人間になりたいと思う人も少ないと思います。例えば、自分が部屋に入ったら、部屋にいた人々が次々に部屋を出て行ってしまうような人間にはなりたくないですよね。人生はかけがえのない贈り物で、大切に楽しむ物だと思っています。わたしは生きている間になるべく沢山の面白い方々と出会いたいと心から願っています。 今、自分が人生で成し遂げたいと思っていることを紙にリストアップするとしたら、一番重要なことは何ですか?ただ単に『幸せになりたい』では十分ではありませんよね。『実際に何をやったら幸せになれるか』ということが必要なのです。もしその成し遂げたいと思っている夢が現時点でかなっているなら最高ですね! 2010年、わたしは家族と過ごす時間を大切にしたいと思っています。そして4冊目となる本を完成させたいです。それだけに限らず、人生を全ての角度から作りあげていきたいと思っています。わたしたちが今生きているということ自体が素晴らしいことなのです。全宇宙に対して見せてあげましょう、わたしたちがここに存在しているということが、最高の投資であることを!

Happy New Year,

 

【Profile】
Allison Dubois アリソン・デュボア

1972年1月24日、米・アリゾナ州フェニックス生まれ。6歳の時から、死者の声が聞こえたり、彼らのビジョンを追体験するなど、霊能力を芽生えさせる。地方検察官を目指し、検事局でのインターン中に、霊能力を使って事件捜査に協力を始める。以降、数々の事件に尽力・功績をあげてきた。彼女の霊能者としての人生をドラマ化した「ミディアム」は、主演のパトリシア・アークエッドがエミー賞にノミネートさせるなど高い評価を受けている。日本でもwowowにて放送中。DVDレンタルはシーズン1のvol.7まで。9/21にはシーズン1のコンプリートBOXが発売される(パラマウントホームエンタテインメント)。
著書/アリソンさんが、ミディアムという存在を通して伝えたいメッセージが凝縮された2冊。 「あの世から届く愛のメッセージ」(1,680円)、「愛する人の霊はいつもあなたのそばにいる」(1,785円)以上徳間書店 Photo: Tomoko Tominaga