アンガーマネジメントVol.48〜男性がメールの返信に無頓着な理由と3つの対策〜

男性がメールの返信に対してルーズことへの対処法!

どうして男性はメールの返信をくれないのでしょう?
「メールちょうだい」と言われたからメールしたのに音沙汰なし……なんて経験は、女性なら一度は経験があるのではないでしょうか?

私も不思議に思って男性の友人に聞いてみた事があります。そしたら「メールは読んでいるけど、返信の必要性が湧かないから」とつれない返事。

一つ解決のヒントになるのが、男性と女性が使う言葉の数。平均して女性は男性の二倍から三倍の言葉を話し、幼児を見ても女の子は言葉も早く話し始めます。しかもスピードも早く、女児は平均して一分間に二百五十ワード話すのに、男児は百二十五ワード。

また左右の脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が女性は男性の倍くらい太いため、男性が左脳だけを使って会話をするのが多いのに対し、女性は両方の脳を使って会話をしていると言われています。私は一時期通訳をしていましたが、言語を生業とする通訳の世界はほとんどが女性です。しかも女性の脳はマルチタスクが可能なので、女性は料理をしながらでもメールを返せるのに、男性はそれが苦手なようです。

この性差の特徴を踏まえても、やっぱりどうしてもメールの返信が欲しい場合、こちらの3つをまずは試してみて下さい。

ポイント① 相手と自分の価値観の違いを知る
「メールって何分以内に返信するのが普通?」「すぐに返信しなければいけないメールとそうでないメールとの違いは?」等、シチュエーション別に相手に聞いてみて下さい。あなたにとっては「夜ご飯が必要か」知るのがとても重要に思えても、実は男性は「残ったら明日食べればいいじゃん?」と思っていたりします。

ポイント② 自分の気持ちを相手に伝える
「私はあなたから連絡をもらえないと、料理の段取りが効率よくできなくて困るの」等、「私は〜です」と相手を責めない様にして伝えて下さい。

ポイント③ 相手と自分の価値観を比べ、お互いに妥協できる所を探して
      具体的なルールを決める

その際には「ちゃんと」「しっかり」という表現ではなく、何時間以内になど具体的な数字を入れるようにしましょう)。

気をつけて頂きたいのは、「メールをくれない=あなたを大切に思っていない」
という意味付けをしないようにしましょう。早とちりすると、また喧嘩の種が増えてしまいます。

では、楽しいホリデーシーズンを!