虫が嫌いな方には勇気が必要!?女性にオススメのちょっと変わったペット、弁財天のお使い。 

女性のほうが蜘蛛を嫌悪し、男性のほうが蛇を嫌悪する? 実は女性エネルギーと蛇エネルギーにはある関係が…

最近、女性の間で人気が出てきている変わったペットといえば「蛇」。

女性芸能人がペットに蛇を飼っているなどと紹介され、犬や猫のように鳴き声がしないことや、匂いが少ないなどという実用的な面もあり、ペットに蛇を飼う女性が増えてきているのだそうです。

蛇といえば怖いものというイメージがあり、実際に蛇を怖がるのは人間の本能だという説もありますが、どちらかというと男性のほうが蛇への恐怖をもっている人は多いように思えます。
蜘蛛と蛇のどちらを嫌いかというアンケートを取ったところ、女性のほうが蜘蛛を嫌悪し、男性のほうが蛇を嫌悪するという結果がでたという話もあります。

 

なぜ、女性は蛇に抵抗感が少ないのでしょうか?

それは象徴的な存在ともされる蛇のエネルギーと女性のエネルギーが親和性が高いからなのかもしれません。

その証拠に、多くの人から信仰を集めている「弁才天(べんざいてん)」。いわゆる弁天様のお使いは蛇だといわれています。

本来、インドの神様だった弁才天は、ヒンドゥー教では「サラスヴァティー」と呼ばれており、芸術や学問などを司るとされていました。その名前の意味は「聖なる河」であり、水神であり、水がもたらす豊穣の象徴だったのですが、いつしか河に関連した全てのものを内包した神様へと変化していきます。

そうした変遷の中で、音楽の神様や、言葉の神様とも習合し、日本では室町時代頃に縁起のいい神様が集まった「七福神」の紅一点となりました。その結果、財運はもとより、学問や芸能までなんでもOKの非常にパワフルな神様が誕生したのです。

元々が水の神様であったために、川の流れのイメージに繋がる蛇がお使いになったといわれているのですが、蛇自体が古くから信仰の対象であったということもあり、なぜお使いになったのか正確なところはわかっていません。

とはいうものの、現在でも弁才天と蛇とは密接に繋がっており、弁才天が祀られている神社仏閣の縁日が「巳の日(みのひ)」に行われたり、弁才天になにか祈願をしたい時には巳の日を選ぶといいといわれているのです。

このように、女神の中でも特に力をもった弁才天と関係性が高いということもありますので、人と違ったペットを飼ってみたいという女性は、蛇を視野にいれてみるのはいかがでしょう?
特に白蛇は財運を強く招いてくれるといわれており、神の使いともいわれていますので、そのような個体と巡り会えたらラッキーです。

ただし、一つだけ注意があります。蛇の餌は基本的に生物であり、生きたコオロギや冷凍したネズミを丸ごとあげる必要がでてきますので、蛇は平気だけれども、虫やネズミはダメという方が飼育する場合は、かなりの覚悟が必要となってきます。

蛇を飼うのはちょっと…。という方でも、弁才天と深く繋がりたい、御利益を得たいという方は、巳の日に弁才天が祀られている場所を参拝してみてください。ちなみに、今月の巳の日は、3月30日となります。

さらに、そんな巳の日の中でもよりパワーがあるといわれているのは、「己巳の日(つちのとみのひ)」。この日は60日に1度くるもので、通常の巳の日よりも、弁才天からの御利益を強く受ける事ができるのだそうです。こちらは、次は4月23日となっていますので、財運を得たい方、弁才天の御利益を強く受けたいと思っている方は、要チェックですよ♪